CALENDAR
<< June 2018 >>
SunMonTueWedThuFriSat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ARCHIVES
OTHERS
ADMIN
Search this site.
normal | list
懐かしの町
幼少期から成人の年齢まで、多感な私が過ごした土地、そこは東京郊外のC市であります。

昨日 野暮用でそのC駅へと数年ぶりに行くと、そこはまた見事に変貌を遂げておりました。
まさか立派な地下の広い駅になっていたとは、知りませんでした。

駅前からバスで向かうT住宅までの一帯が、謂わば私の故郷です。
思春期の思い出が染み込んだ懐かしのC駅周辺は、9割方ガラリと変わってしまったものの、辛うじて残りの1割は数十年昔のまま。
小学生高学年より中学生まで、週に三日も通って好き放題に騒いでいた駅傍の学習塾は今は既に存在しませんが、そのビルは昔と変わりません。
あー、あの扉から二階に上がって行ったよなぁ…とバスの窓から覗く光景に、約40年近くも遥か遠い遠い昔の頃が鮮明な記憶として甦ります。
現在の賑やかなC駅とは様相の異なる、空の広い簡素で長閑な昭和の街を、少年の私は愛車の「アストロG」で駆け抜けていたものです。


この通り…人として、社会人として、陽の当たる真っ当な道からは外れてしまう薄幸な運命が自らの身に待っていようとは、夢多きあの頃には微塵も想像だにしませんでした。
大人になったら必ずやお金持ちになって、自宅のプールサイドでアグネス・ラムみたいなのを2~3人ハベラせて、気が向けばランボルギーニ・カウンタックで小旅行に行けるものとばかり思っておりましたが、結果はこの有様。大誤算のハズレくじ人生でした。

今にして思えば…、真面目に勉学に励みもせず教科書やノートに落書きをしたり鼻クソを食べたりしていた知能程度の乏しい少年の将来ですから、アグネス・ラムどころの騒ぎでないことは当然でありましょう。
スナックのおねえさんを店外に連れ出そうが、毎回野望虚しく指一本触れられずに食い逃げされるのが関の山です。
何がランボルギーニでしょうか。練馬生活で長年酷使の愛用自転車はもうタイヤは極限まで磨り減りギアもガタガタ、走ればキコキコ異音。昨日は遂にペダルが割れてしまいました。


斯くして自由奔放な美少年の成れの果ては、下世話な破廉恥漫画執筆に精魂を傾けるのが精一杯のヤサグレ者の末路です。

しかし今更その現実を憂いても恨んでも始まりません。


T住宅.jpg

私自身の何を語れども、一つとして誇れる要素もございませんが、私が幼稚園から小中学校時代を過ごしたこのC市T住宅は、実は歴史に残る隠れた名所であります。


ゴモラ.jpg

ウルトラマンで、ゴモラ登場の第26・27話「怪獣殿下」のオープニングシーンは、私の実家から先に見える一角であります。

ホ-3より.jpg
木に隠れた道の向こうが、オープニングの背景

劇中で怪獣マニア少年の住む町のロケ地が、このT住宅でした。
ゴモラの話は、ドラマ上では大阪が舞台で、大阪城を破壊するゴモラのシーンが有名なのですが、何故か関西弁を喋る出演者はなく、東京都下の住宅地で人々は逃げ惑います。

怪獣殿下.jpg


また、ウルトラセブンにもこの地は出てきます。

チブル星人.jpg

第9話「アンドロイド0指令」で、チブル星人のオモチャ爺さんが子供達相手に悪巧みを実行するのが、このT住宅内の公園。
小学生時代、私が頻繁に泥だらけになって遊んでいた場所です。

その公園で、板切れに小便を掛け、無敵の「小便棒」を振り回して勇者の気分で暴れていた、優雅な我が少年時代の幸福な日々が脳裏に浮かびます。


ここは当時ブームの子供向け変身ヒーローもの番組の他にも、刑事ドラマや青春ドラマでも時折背景に映されておりました。

高校生の時に、当時はまだ “大人への入り口” として立派な登龍門だったピンク映画を悪友と鼻息荒く鑑賞していたら、このT住宅が舞台に出てきました。毎日夕刻に流れ耳に馴染んだ「♪夕焼け小焼け」のチャイムまで使われ館内に流れた時には、途端に発情気分が萎えて興醒めしたものです。
未だ忘れもしません。その映画のタイトルは「団地妻絶頂(クライマックス)」。

12階.jpg



私自身のしがない裏街道人生では最早碌な話題も提供できませんので、今回は我が故郷C市のお話でありました。


次にご依頼賜った原稿で編集者から提示されたネタは、夏のエロ本恒例、浴衣の人妻。浴衣姿の奥さんが男の欲望に弄ばれ…、なんて内容の漫画制作にこれから臨みます。

決して人並み以上の贅沢などできないものの、これで平穏無事に衣食住を賄っていられるのですから、下手な感慨に耽らず、一心不乱に天職に従事すると致しましょう。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
飛んで火に入る初夏の虫
次なる原稿に取り組もうとしていた矢先、熟れた肉体を持て余すご婦人から私を強く求めるお誘いを賜り、つい断わり切れずに、たまにはご奉仕のひと時を…と、場末の安ホテルへ。

ちあき嬢と.jpg

官能の一幕を過ごした翌日には、またもや別のご婦人からの熱烈なお誘い。
そんなに私の卓越したテクニックが好評なのでありましょうか。
しかたなく、もうひと晩…。
こんな浅はかな戯れ事に興じるのは、私もそろそろピリオドを打ちたいのですが、求められるままにめくるめく快楽の波に溺れ……。

みちこ嬢と.jpg


は?
見え透いた私の大ボラなど、すぐに見破られて当然ですか。
そうですか。
すみません。嘘です。丸々妄想です。

練馬のスナック Hのホステス、M子嬢からの
『久しぶりに会いたいですね~!お店で待ってます~!』
なんてお呼び出しメールに昨晩はまんまと嵌ってしまい、鼻の下を伸ばしてのこのこ単身夜の繁華街へと。

店内に突入すれば、ママと練馬ツートップ ちあき姐さんとM子嬢のみ。
他に客人まったく無しかよ!?

軽く一杯呑んで義理を果たしたら、コンビニでパンにおやつでも買って帰ろうか…なんてつもりだったのが、私の入店からも珍しく客足はなく、帰るに帰れず老練の女性陣に取り囲まれ、“飛んで火に入る夏の虫” 宜しく、ここぞとばかりに遠慮会釈なく連中にドッカンドッカン呑まれて私の大切なキープボトルは無惨にも空にされ、ニューボトルを入れさせられ、すっかり餌食にされてしまった始末であります。

凄いな、夜の蝶ってやつは…。私の様な人生のレールからハミ出した落伍者でも巧みに盛り上げて、容赦なく懐を狙い撃つのですから。

で、閉店後、夜の蝶お二方を従え近くのラーメン屋に乗り込んで、記念撮影に及んだのが冒頭の画像。
上がちあき姐さんと,下がM子嬢と。
嘘ぶっこいても全然ホテル内に見えないよね。ただの深夜のラーメン屋でのひとこま。

ラーメンは勿論、麻婆豆腐にレタスチャーハン,青菜炒めと…何を食べても美味いんだ、ここのマスターの料理は!


いつもなら、目の上の瘤 先輩作家T先生が同席されて、毎度目眩のするような下劣な男女の肉欲談義を耳鳴りがするほど拝聴させられ食欲も失せるのですが、昨晩はそんな邪魔者もなかったので、ひときわ美味しく頂いた次第です。



先週は、結構長い付き合いとなるライター ヤマちゃんと、新宿にて久々に一杯。
新宿暮らしの長い彼は、さすがにあちこち良い店を知っていて、案内されたこじんまりとした店は、味にこだわる店主の居心地宜しい料理屋。

赤ホッピー.jpg
長年ボクシングジムにも通う いかつい風貌のヤマちゃん


ホッピーは、白と黒だけじゃなく、赤なんてのもあったのね。私が顔を出す雑多な安酒場じゃお目にかかれないわ。
店主自ら腕を揮ったお勧めの肴に箸は進み、ちょっとお高いレアな赤ホッピーで気分好く酩酊。

その晩もゴールデン街をハシゴしてヘロヘロになっての深夜帰還だったのに、こうしてまた数日後には今度は練馬のスナックでふやけた夜を過ごしてしまいました。


次回はまた近々、当HP責任者 デザイナーT氏との、新宿呑んだくれ慕情編をお伝え申し上げ…

って、オイオイ!ここんとこ酔っ払って意識朦朧になったってネタばっかじゃないのッ!


ちゃんと普段はほとんどシラフで、この前だって真面目にベース背負ってスタジオ行って清くバンド練習に励んだし、そんでもってスポーツジムでストイックに筋トレで汗を掻いて、毎日糠味噌掻き回して糠漬け作りに勤しんでるんですから。



仕事?
…そうね。ご依頼頂いた漫画の仕事、そろそろ取り組みますがな。
すぐに遊んじゃうから、また〆切が近付いてアタフタしちゃうのは、目に見えてるんだよね…。


こんな調子で、細々とながら清廉潔白に生息しております。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
オヤジたちの熱い新宿
ご依頼頂いた原稿に必死に取り組み、室内籠城生活のストレス解消にと、またワケの判らぬ物品をネット通販で購入してみたり…。


GABBY.jpg

私の親戚筋の者ではございません。
電子楽器「テルミン」。そう、立派な楽器です。
アンプに繋いで、センサー部に手をかざすとピヨピヨヒョロヒョロ変な音が出るんだ!


う~ん、10分で飽きたぞ!これで約1万円でいッ!



データ入稿で何とか職務を遂行し、その日はヘトヘトで寝床にダウン。
翌日、昨日は運動不足脱却を図り、新宿のスポーツジムへと。
たまに顔を出す程度の、お慰みのような筋トレの真似事ですが、これでもかれこれ10年近くも続けていると、それ以前よりは明らかに体調が改善しております。

サウナとお風呂でサッパリして、長椅子に寝転がり、バスタオルの脇から横チンをはみ出させつつの暫しの微睡みが堪えられません。


久々に下界の、それも新宿の街の荒んだ空気を吸い、家電量販店や楽器屋をうろついたり。
暇になった時の、数年来の私の定番行動形態であります。

ふと、長年お世話になっていた編集者 S氏に、軽く一杯のお誘いメールを。
昨年末、編集部主催忘年会のお誘いを私の多忙で不覚にも欠席してしまって、それから新年会の約束も延び延びになっていたので、かなり久しぶりの交友となります。


それにもうひと方、お馴染みソープ帝王 編集者G氏も加わっての、哀愁のオヤジ三人会合。

新宿三丁目の、老舗っぽい焼き鳥屋の奥座敷、VIPルームで旧交を温めます。
旧交って程大袈裟なものでもない…とは言えど、かつてはS氏の司る官能雑誌の企画仕事に私は心血を注いでおり、S氏とは数年間毎月必ず顔を合わせておりましたが、時流の波で彼も官能班から異動し、今や人気パズル雑誌の担当者に。
パズル誌となっては、ヤサグレ春画絵師たる私とは仕事上の繋がりもなくなり、また当時頻繁につるんでいたAV監督 A太郎氏も借金苦で業界から見事に失踪し、S氏とは滅多にお会いもできなくなりました。

S氏.jpg


盃は重なり、またしても…軽く一杯のつもりが、悪癖のハシゴ酒コース!
「おでん食いたいんだぁ!」との私の身勝手な要求で、生憎の鬱陶しい雨も介さず、繁華街を進み次なる居酒屋へと。
大皿に盛られたおでんに舌鼓を打ち、冷酒で心地好く酩酊。

2軒目.jpg


そして三軒目。幾度か通った、落語好きの主人が名物の老舗居酒屋へ。

さて、オヤジ三人衆、終電帰りも投げ捨てて、新宿酩酊の旅は続きます。

お次はゴールデン街の小さなスナック。
酸いも甘いも噛み分けた老練ママ相手に、支離滅裂な話題で会話は弾みます。

始発までの時間潰しに、更にまた、朝までやってる小洒落た居酒屋。
まったく、よく呑むね。よく食って…。

5軒目.jpg
熱心に携帯で風俗店を検索するG氏(右)


夜が白んでも不気味に賑わう歌舞伎町で、清く解散。
こんなつもりじゃなかったのに…のヘロヘロ状態で朝帰り。


寝床に倒れてしっかり睡眠を摂った次第です。
目覚めれば本日は雨天。

昨夜盛り上がった話通りに、S氏ご推奨の風俗店に、雨にもめげずに向かったのでしょうか、泡の旅人 G氏は。
出版業界のライター女史兼敏腕風俗嬢とのご婦人を極秘で指名し、白いマットのジャングル上で火花散るかの技術交流試合を果たしていらっしゃるのでしょうか。
男根使いは相当なハイテクだそうだからなー、あのお姐さん。
G氏の怒涛のマシンガンピストンも、出版業界では一二を争う荒技…との日頃の自称。
あ、しかし表風俗店だから、素股ピストン?それも味気ないこと…。


まぁ、他人様の下腹部関連問題など私が幾ら心配したところで何の役にも立ちません。
漸く深酒も抜けたし、エロオヤジ組の汚らわしい話題は酔った時だけにして、今夜は浮かばれぬ自らの人生について、一体どこで踏み外してしまったのか…じっくり考察しながら、こんな私でも明日の希望の光を信じようかと思います。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
ちょいと活動写真
友人マルチライターY崎氏からの情報で偶々知ったのですが、何処ぞの御仁が作っているHPの『このマンガがひどい!』なるタイトルの欄に、拙作が抜粋されて勝手に載っておりました。
何にせよ私の作品が人様にご注目頂いたのですから、とりあえずは名誉なことと受け取っております。

落語の「饅頭こわい」を「人妻こわい」にしちゃったやつね。

人妻怖い.jpg

ひどい漫画だ、たしかに。
しかしそこには私の名前が出てた訳でもないのに、絵だけでよく判ったね Yちゃん。


この春も、温泉旅行にもピクニックにも行けずに、花粉症と闘い、〆切に怯えて独り原稿に四苦八苦しております。

「あ~、その〆切だとねぇー、ゴールデンウィークは家族旅行でさぁ、ちょーっとキッツイのよねぇー。
うん。ま、そーゆーワケだからさ、原稿は無理無理。
また連絡ちょーだいよ!編集長にヨロシク!ハイどーもォ…」

…なんて、もしも身の程を弁えぬ不遜な態度でご依頼を頂いた仕事を断わってしまった日には、私の如き掃き溜め作家には今後一切仕事が来なくなり、呆気なく業界から蹴り落とされてしまうことでしょう。


幸いにも旅行をせがまれる家族もない私は、侘しく朽ちて孤独死を控えるだけの潔白な身。
こんな私の描く漫画でも出版社から執筆依頼を賜るのですから、巷の連休などには背を向けて、ありがたく一心不乱に原稿制作に精を出すしかありません。

刑事コロンボの口癖でもございませんが、刑事のみならずエロ漫画家とて、何とも因果な商売です。
やれ忙しい忙しいと、何週間だか一ヶ月近く…時にはそれ以上も、下界の空気をほとんど吸えずに時間に焦り自室に独り閉じ籠り…なんて不健康な生活を、かれこれ二十年程も続けてしまっております。
それでは悲しいことに自ずと社会人としての経験値の乏しい、世間知らずの軟弱者にならざるを得ません。

久々に娑婆の空気を吸い、ささやかな憩いを求めて繁華街のネオンに吸い寄せられ、魅惑の夜の蝶を酒席の相手にすれば、弄んだつもりが弄ばれ…いつの間にやら財布の中身を根こそぎ吸い取られてしまうのも世の摂理でありましょう。

商売上手,世渡り上手な 泡の風流人 編集者G氏の様な、性行為至上主義を堅実に貫き通す潔い生き方に幾ら憧れても、今更そう真似のできるものではございません。


…などとまた醜く愚痴を零したところで何も始まりません。
どうせ巷の巨大休暇関係なしに原稿に焦る日々ですが、今ひとつ仕事に気分が乗らなければ、気晴らしにせめて映画でも…。

自転車ひと走りで向かえる距離に立派な映画館があるというのも、こんな時には嬉しいものです。

映画館.jpg


観たかったのは、「ヒッチコック」。
名優アンソニー・ホプキンスが、サスペンスの巨匠 アルフレッド・ヒッチコック監督を演じ、“ヒッチコックと言えば…” の代表作「サイコ」を撮り始めてからの苦悩と大成功までを描いた作品。
私のヒッチコック好きは以前にもお伝え致しました。これはじっくりと映画館のスクリーンで鑑賞しなければ気が済みません。

ヒッチコック.jpg

いやぁー、面白かった!
ヒッチコックに興味がなければ、また「サイコ」に思い入れもなければ、恐らくほとんど盛り上がりも判らない映画だったでしょうが。


「サイコ」が1960年公開の作品ですから、1959年の米国映画界が舞台。
私のまだ生まれる前の海の向こうの世界は、何とまぁ華やかでゴージャスだこと!


映倫のイヤミな爺ィ役の俳優、どっかで見たな。誰だっけ誰だっけ…?
あ~思い出した!「ロボコップ」の凶悪犯の親玉 クラレンスだ!
あの野郎、まだこんな憎ったらしいことやってたのか!
ジャネット・リー役のフェロモン溢れる女優さんも、アンソニー・パーキンス役の俳優も、良い存在感。

なかなか有意義な息抜きでありました。
で、今観て来て、スーパーでお買い物して帰ったとこであります。


と、高尚な映画鑑賞で気分転換も結構ですが、こちらはこれからまた、どっかの奥さんがどんな男とアヘアヘだのホヘホヘだかズッポンだのボッコンだの…そんな漫画を描かねばならぬ、己に課せられた低俗なる現実と向き合わねばなりません。

いえいえ、巨匠ヒッチコックとて私の如きチンピラ絵師とて、入魂の作品を創り上げる姿勢に決して変わりはございません。
魂を込めて、エロ漫画執筆活動に邁進致します。


ご飯食べてひと眠りしてから…ね。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
背徳の泥酔連夜
地道に独り室内に籠もり、原稿に心血を注いで慎ましく堅実な生活を続けておりましたが、職務を遂行して気楽な体になれば、またしても…せっかくコツコツ働いて得た日本国の通貨は、あっと言う間に繁華街に吸い込まれてしまいます。


パソコンの様子を見に、デザイナー T氏が拙宅まで久々にやって来てくれるとのことで、練馬駅で待ち合わせ。
嵐のアルコール漬けが、まさかそれから二晩も続くとは、その時には幾ら何でも考えも及びませんでした…。


友愛.jpg

T氏と串焼き屋で一杯。肉三昧にご満悦の肉食獣 T氏。

ホロ酔い心地で居酒屋にも顔を出し、そして目当てのスナック Hへと。
清廉潔白な我々二人では、極めて上品にママとホステス嬢を相手に深夜の閉店時刻まで語らい、更に中華料理店にてホステス ちあき姐さんとM子嬢を従えて清く談笑。

香港亭.jpg

いい気になって紹興酒をガバスカ呑んだのが、効いたか…!

ご婦人衆を見送り、早朝T氏とタクシーで拙宅へ。

呑みました。滅茶苦茶夜通し呑みました。
久しぶりの酒席に、酔いの回った私は完全にダウン。

充分に睡眠を摂り目が覚めてからは、本来の目的、パソコン講座。
恥ずかしながら、私のPC作業は、デザイナーT氏なくしては手も足も出せません。


それも無事に果たし、それでは今宵も軽く迎え酒!
私としては、夕食がてら喉を湿らす程度にアルコールを入れ、T氏を見送りたかったのですが…。

ここ練馬には、私の如き吹けば飛ぶ様な万年平エロ作家にとって、とてもとても恐ろしい落とし穴があります。
…そう、それはエロ漫画界の重戦車、生殖器獣 御大T先生であります。

昨夜も顔を出した毎度の居酒屋に、加わってしまいました、T先生が…。

私の恐れていたのは、このT先生とデザイナーT氏は、『混ぜるな危険』の劇薬二人組だと言うことです。
とても私の様な未熟者には介入できない様なディープな極下方面の講義が開催され、私は周りの席の一般客人を気遣うばかりです。

「ワシがホテルに行ってその女とやっとったらな、ウ○コの匂いがすんねん!
ピストンの度に、プッ…プッ…プッ…となっ、ウ○コが…グハッ、グハッ、グワハハハハ~!
オイ兄ちゃん、生レモンサワー、大ジョッキな!ウ○コが出よるねん!!グワハハハッ!」

先生、その池袋ホテルウ○コ事件のお話はもう充分過ぎるほどに拝聴致しました。
それに、社会人として大事なことをお忘れかもしれませんが、ここは飲食店です…。

人目を憚らず、店内によく通る低音で、先生は例の体験談の詳細を嬉しそうに語ります。
先生の描写する繊細な漫画に対しては私は尊敬の念を惜しまないだけに、非常に残念なお姿です。

今夜は一杯やってすんなり解散…なんて予定は、互いにジョッキ3杯目で脆くも忘れ去られます。
仕事の予定や財布の中身の現状など二の次になってしまうのですから、哀しいかな酒呑みの習性でありましょう。

T先生とこっそり、ご家族の元に帰るT氏を見送ったら例のスナックにちょっと…なんて企てた悪い相談は、すぐにT氏に嗅ぎ取られてしまいました。

「オメぇーら、オレを仲間外れにしやがって…!汚ぇ汚ぇ!許せねぇッ!
畜生ッ、今夜も終電知ったことか!!」

命懸けの酒呑みです、どいつもこいつも…。

結局、三馬鹿オヤジ衆、気分も上々でスナック Hに雪崩れ込みます。
T氏と私と来た日には、二夜連日同じスナックに顔を出す始末ですから、何ともおめでたい連中です。
しかも、今朝まで共にバカスカ飲み食いしていた ちあき姐さんとM子嬢もご出勤で同じ二人をまた相手にしてるのですから、ママにしてみりゃ結構な上客でしょうか。

絶好調のT先生は、ご婦人相手に満面の笑みで、ここぞとばかりにドロドロの下ネタ独演会を披露します。
馴染みのホステス嬢たちは手馴れたもので、幼児をあやすかの様にT先生の相手をします。
そして先生のおぞましい体験談に被せるかの、更にコアな話題を提供するT氏。
紛れもなく、二人とも悪人の目つきです。

…だからコイツらとは呑みたくなかったのです、私は。
酩酊する私の脳裏には、彼等の会話の断片がガンガンと木霊します。


「うんこちんちん、うんこちんちん、ギャハハハハ…うんこちんちんうんこちんちんうんこちんちん、騎乗位正常位駅弁後座位パイパイ、パイパイ!おしっこシーシー!おならぷーぷー!グヒャヒャヒャ…グワハハハハ~ッ!」


経験豊富なT先生は、下世話なエロ話だけでなく、年長らしき深慮な教訓も与えてくれます。
時には思慮深く、デザイナーT氏を窘めます。

「世の中にはな、色んな人がおるねん。自分の規律があるからゆうて、相手にもそれを押しつけちゃアカン。せやろ?キッチリした性格の人もおれば、だらしない人もおる。甘いもんが好きな人もおれば、辛いもんが好きな人もおるねん…。
ええか?世の中には色んな人がおんのや…色んな人が…」


“…そう、セッ○ス中にうんこ漏らす人もな…”
T先生に一瞥をくれるや私は苦々しく焼酎を啜るのみです。

ひと時の快楽を求めた生殖行為の最中に、布団内で相手に糞便を漏らされたとの貴重なご経験をお持ちのT先生ならではのお言葉には、さすがに人生を熟知したかの重みがあります。


連続して ちあき姐さんとM子嬢を引き連れ、ちょいとばかし高級な雰囲気の料理屋へ。
先生とT氏の饒舌は留まるところを知りません。

アフター.jpg
左より、東北爆乳娘 M子嬢,デザイナーT氏,一人おいて、練馬の姐御 ちあき姐さん

M子嬢の豊満な乳房を遠慮なく血走った眼で凝視し、子供がオモチャを目前に与えられたかの如くハシャギ立てるのですから、こんな素直で無邪気な生き方のできるT先生が、些か羨ましくもなります。

「ワシ帰って仕事せなならんねんけど、その前にオ○ニーすんねんオ○ニー!
グワハハハハッ、グワハハハハ~ッ!!
あ~ションベンしたいねん!ションベンションベン!
グワハハハハハハハ!
“ジョオォォ~”(放尿)、“ブウゥーッ”(放屁)」

路上放尿.jpg



身も心もヘトヘトになりつつ今朝帰路につき、寝床に潜り私は朦朧としながらも真っ当な結論を心に抱きました。

“やはり、半年に一度が限度だな、アイツらと呑むのは…”


結構な額の入っていた筈の財布はこの二日で見事にスカスカ!その代わりに、おぼろげに記憶のある飲食店のレシートの束。
その詳細を敢えて確認するほど強靭な心臓は私にはなく、丸めてゴミ箱に捨てたところです。
| permalink | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33