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気まぐれ日記
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練馬枯れすゝき
実にめっきり嘆かわしい日々です。
色香溢れるご婦人に縁遠いのみならず、羽振りのいい友人すら最近は周りにおりません。
何故ならその答えは明白。私自身が羽振りの悪さこの上ないからでありましょう。

何とも不本意ながら、何故か最近とみに懇意になってしまっているのは、コイツです。

コイツ.jpg


そう、エロ漫画界の重戦車、大先輩T先生その人。
私の如き最底辺の鼻クソ絵描き風情とは一線を画した卓越した画力でその名を轟かすT先生ですが、なに、画業を別にすればただのドエロ親爺です。それはもう十年以上にも渡って私が身を持って幾度となく辟易するまでに体感させられております。

大丈夫。何を記そうが先生宅は現在PCが使えずネットも見られませんので、このブログ文が発覚する恐れは全然ありません。
正々堂々と、クソ爺ィの悪口もこの場でこっそり述べられると言うものです。


そんな訳でして、先生はご自分の仕事を取り組むのにパソコン作業が不能で、カラー原稿の〆切前に厚かましくも私の自宅に乗り込んで来て、私のパソコンを占領する始末なのです。

まぁ、そんな先生でも私に気を遣ってくださるのか、どこでも手に入る安い焼酎のボトルを手土産に持って来るのですから、この際「ボクはバーボン党なんすよッ!何度言ったら覚えるんだッ!?」などと贅沢は言わないことにして有り難く頂戴しています。


拙宅PCにて.jpg


かつては尊敬していたT先生が私のパソコンを使ってご自身の作品に着色を進める横で、私は従順な後輩として高尚なマシンガントークで先生を盛り上げます。

「あっ…あのなミツマロ君、キミここにいてへんでえぇからな、この前みたいに早よジムに出掛けてくれへんか?その方がワシ仕事しやすいねん!ホレ、雨も止んだで!」

などと心遣いを見せてくれますが、先生を残して遊びに出かけるなどと失礼な真似もそうできません。

「大丈夫です先生。今日はジックリ先生の横で軽妙なトークを繰り広げて差し上げますから」

ネームやデッサン時と違い、色塗り作業なんざ、傍でどんなバカッ話をしてても邪魔にはならないくらい、同業者として判ってるのです。第一追い出される謂れなどありません。
仕事中の先生相手に半裸姿で寝転がって好き放題に喋りまくってやりました。


宵の口に、無事に先生の仕事は完了。
「ほな、練馬まで軽く呑みに行かへんか?」

これ以上、私もこんなエロ狸のお供も辛かったのですが、生ビールは魅力ですし、冒頭申したように、他に見栄えのいい小洒落た呑み友達もいないし、しょうがないのでT先生と共に練馬の繁華街へ。


焼き鳥.jpg


一旦呑めば、もっと美味い焼き鳥が食いたいだの刺身が食いたい、あそこの焼そばが美味い…だの、数軒ハシゴ。
しかも、酔った先生は案の定、食欲もさることながら性欲の塊となって、手がつけられません。
道行く先々で肌の露わなご婦人を目にするたびに、獰猛な獣の如き喉を鳴らし凶暴な眼つきとなり、どうしたらそんな卑猥な発想ができるのかと感嘆してしまうような下劣極まりない発言をなさいます。


ピザ.jpg
ピザをしみじみ堪能するT先生

こうして、繁華街にて親爺二人の飲食で無駄な散財をしただけ。

今日は素直に、こんなのは放っておいてスポーツジムに行って健全な汗を掻けば良かった…!と後悔の念に苛まれつつ帰還したのでありました。


この通り、つくづく嘆かわしい昨今です。
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デリバリー漫画家
災難はどこに潜んで いつ降りかかってくるかわかりません。


「へぇ、原稿明日朝イチ厳守っすかー?
そりゃ大変ですね先生。がんばってください。…で、何すか?」

「そやねん。ほいでな、ワシ原稿持って今日キミんとこ行くねんからな、手伝ぅてもらお思てんねん」

「はっ?…ボクがですか!?ボクがっ??」

「そやそや、キミしかおれへんねん!頼むねん。ほなな!」


私が迂闊でした。夜半ではなく、午前中に掛かってきたT先生からの電話を、怪しんで着信拒否すべきだった!…と、そう気づいても後の祭り。
「あ~今日はちょっとお腹が痛くて熱っぽいし寝込んでるんです」とか「ボクも急ぎでカット描きの仕事があるんです」とか、咄嗟の機転を利かせなかった己の愚行を悔いるばかりです。

しかしこれも浮世の義理、身の因果。こうなりゃ夜食に寿司でも鰻でも食わしてもらおうじゃないの!と腹を括って、御大T先生のアシスタントに臨んだのでありました。



サブ机で先生.jpg
拙宅のセカンド机にて屁をこきながら執筆に励むT先生



T先生とは長年飲食の席でご一緒させて頂き、その溢れんばかりのバイタリティーには感服を超えて今や辟易させられてばかりですが、こうして先生の原稿執筆のお手伝いをするのは初のことであります。


それにしても、私自身の原稿でアシスタントさんに来訪を願ったことなら過去幾度となくあり、また指圧や指圧に似た出張も拙宅に迎えたこともあります。しかし漫画家の先生自らが私の住家にやって来て家主たる私がアシスタントとは、何とも妙な設定です。
と言うのも、T先生は “豊○園のエロゴミ屋敷” と謳われた仕事場を引き払い、現在引越しの後片付け最中だそうなのです。

私はT先生の原稿に消しゴムを掛け、ベタを塗ります。人様のアシスタントは、そう…15年ぶりくらいでありましょうか。


執筆中.jpg


いつもは酒席でT先生にやり込められている従順で何より礼儀を重んじる私ですが、この日ばかりは我が物顔です。
〆切に焦る作家と対照的に、アシスタントは何の責任感もなく暢気なものです。

「先生、そろそろ腹が減って疲れてベタが塗れません。出前取りましょ出前。どうすか?この『特上三人前』ってのは」

「ふっ、フザケおって!…寿司なんざアカンアカン!弁当で勘弁してくれへんか?なっ!ネットでガストのデリバリー検索してみぃや」

「ガストの弁当かー。弁当…ね。なんだぁー。そんならホワイトのスピードもガタ落ちんなるなぁー」

夜の街でスナックのホステス衆引き連れて呑み歩く時は豪放な癖に、意外やシラフの仕事中は質素で慎ましやかな懐の狭い男でした。


ガスト弁当.jpg


原稿18ページ、消しゴムからベタとホワイトまでは私がキッチリ職人の腕を奮い、トーン処理を残して深夜T先生はタクシーで去りました。

翌日昼前に、バイク便で完成原稿を出版社に無事ギリギリで送ったとの、先生からのメール。
少しは私も役に立ったようです。


さて、今回の私の働き、時給5,000円くらいは頂きたい…ところ。本日は別件でT先生とまたお目に掛かり、アシスタントの報酬をくださるそうですが、ここは特別に破格の安価で手を打ちましょう。
今後T先生相手にネチネチと恩着せがましく責めるには、その方が得策というものです。
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忘れじの肉影
世間様には何の役にも立たぬ私の痛々しいブログに幾度もご登場願っている、当HP制作者でもあるデザイナー T氏に、孤高の敏腕編集者 G氏。
そして私の三人が、偶然にも今回こうして一堂に会するのは、考えてみれば実に何年ぶりのことでありましょう。

再会三人.jpg


思い起こせば私もまだ脂ぎっていた頃…そう、今を去ること十数年も前には、この三名で西川口駅にて待ち合わせ、仲良くピクニックと洒落込んだものであります。
華やかな茶店でそれぞれ好みのピクニックコースを選択して、別行動で湖畔の木蔭に案内された私は、その時のお弁当で食あたりを起こしてしまったのです。すぐ後から尿道炎を発症し、止むを得ず泌尿器科に駆け込み、なかなかに屈辱的な治療を施されたのも、今となっては良き思い出です。


その夜 作品データ調整の目的で来訪したT氏と、拙宅にてささやかな酒盛りを催し始めたところに、偶々所用でご連絡を頂いたG氏を私は如才なく引き込んでお越し頂き、期せずして旧交を温めての宴席となったのでありました。

遺憾ながらも出版業界低迷一途の現状では、こうして我々 編集者,漫画家,デザイナーの熟練職人が雁首を揃えても、“中高年の病気自慢” さながらの下向きの会話にしかならないところは嘆くべき事態ではありますが、それでも旧知の面々との会談は有意義なひと時でありました。



翌日は、私が長年通う新宿のスポーツジムに、T氏を連れて共に筋力トレーニングに励もうとの異例の健康促進メニュー。
これも、入会から丸十年そのスポーツジム会員継続をした者に与えられた特典の一つで、月に二名まで知人を同行できるとのことで、それを利用しようと目論んだのでありました。


ブラックカード.jpg
栄誉の十年会員限定ブラックカード


日ごろ運動不足のT氏を、この機会に筋トレで鍛えてやろうという私の提案に、彼が乗ってきたのです。
「露天風呂や温泉もいーすけどねTさん、軽くでも筋トレで汗を掻いた後のひとっ風呂こそ最高ですよぉ~!」


…ところが、出掛ける直前になって重要事項に気が付いたのでした。
「あっ、今日、休館日だった!」


一気に意気消沈し、急遽予定変更。
新宿コースは中止し、それじゃ練馬の銭湯へ…と、いつものパターンに落ち着いてしまいました。
銭湯に行く前に栄養補充と、モスバーガーで腹ごしらえ。

ドクロバーガー.jpg

体力づくりの筋トレ計画から一転し、ガタガタに崩れゆきます。
その後は案の定練馬の妖しい繁華街に吸い込まれ、居酒屋で一杯、やきとん屋でまた一杯。

湯上り杯.jpg


挙句には練馬の名物親分 Kちゃんをお誘いして更に一杯。
親分さえ味方につければ、練馬の夜で恐いもの無し!
Kちゃんの案内で、スナック Vへと突入。
男心くすぐる魅惑の美女軍団に取り囲まれては、興奮絶頂でまたもや終電どこ吹く風…のT氏。
そしたらまた拙宅に戻って、彼に私の寝床を提供するしかないじゃないのっ!
何やってんだか…。


帰って眠りを貪り目覚めても、昨夜のひと時の夢醒めやらず、いいオヤジがパンツ一丁の腹出しスタイルで寝そべりつつ好き勝手に語ります。

「いー女だったなぁーヒョウ柄の◯◯ちゃん!」

「あー、あーゆーの好きだよね~Tさん」

「それにタトゥー入ってた◯◯ちゃんだっけ?ありゃ~相当に男狂わしてるよォ!」

「まー、ありゃ、なっ。
熟女の◯◯◯ちゃんも色っぽいよね!」

「えぇ?そーすかぁ?あんなのはオレどうでもいい」

「じゃ、あの娘は今度オレねっ!グヘヘヘッ」

「どーぞどーぞ。ミツマロさんの好みはオレわからんや」

「…にしてもあの◯◯とか言うブタは何アレ!?おデコが鼻より高いじゃんか!」

「そーそー、どこでも必ずいるよな、あんな場違いなブタがよぉ。ママもよく雇うよ」

「だよなっ!あんなブタは客の相手すんな!ブヒブヒ言いながら店の奥でウインナーでも炒めてれってのッ!!」

「あー腹減ったオレ!何か食い行こうよー」

揃って酒でふやけた腫れぼったい目で醜悪なボテ腹並べて、何を偉そうにホザいてんのでしょうか、我々は…。


毎度毎度、後悔と自己嫌悪に苛まれつつも懲りずにこのザマです。
残念ながら、こんな生活、まだ当分やめられそうにありません。
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春の沈殿
どうもいけません。
覇気がありません。

こんな時こそ気晴らしに哀愁の温泉一人旅にでも…と思い立ちはするものの、その行動力すらもありません。
今こそ我が人生を見つめ直し、未知の土地で秘湯に浸かり地酒に酔い山海の珍味に舌鼓を打てば、さぞや気持ちもリフレッシュできよう…とまでは思いを馳せるものの、行くのはいいけど帰りが面倒くさいだとか、旅先でウォシュレットがなかったらうんこができないとか、知らぬ旅館で深夜に幽霊が出たらと思うと怖くて寝られないとか、ネガティブな方向にばかり思考が行き着き億劫になる始末です。


今や、芯となる仕事の企画もないままに不定期の会合となった、G氏,S氏 二人のベテラン編集者との新宿酩酊の夜くらいが、せめてもの慰みでしょうか。

大黒屋二階.jpg
左よりG氏,ハゲオヤジ,S氏


敢えて説明の必要もないでしょう。私が長年心血を注ぎ切磋琢磨してきた出版業界は、最早羽振りの良い筈もなく、男三人雁首そろえて酒を呑んでも出るのは新たな仕事の話ではなく、不景気の愚痴と溜め息ばかり。

悲哀の新宿裏通り「思い出横丁」の塩っぱい風情漂う居酒屋から馴染みの「大小原」へと。盃を重ねクダを巻き互いの傷口を舐め合い、過酷な現世からささやかな息継ぎをして明日からも死なずに生きていこうと決意を固めるのですから、こう見えてなかなかに壮絶なオヤジ連中です。

…なんつったってねぇ。そうは言ってもG氏だけは例外。勢力,精力共に旺盛のご様子で、都内の人気スポットに店を出すだのマンションを買うだの、若い愛人と何々をどうしただのと、全てに満ち足りたかの瑞々しい肌ツヤでビッグな世界征服計画を訥々と語るのですから、彼の歩む出世街道には畏敬の念を抱くばかりです。
酔いが進むにつれて、私はG氏に対し羨望と嫉妬そして反感の入り混じった複雑な思いが渾然とし、心ならずとも不条理な思いに捉われてしまったのです。

「いっそのこと、抱いてぇーッ!!」
…と。

G氏と座敷.jpg



道楽仲間との不埒な楽器交遊も相変わらず、さしたる向上も進展もなく細々と続けております。
私の道楽分野であるところの楽器やまたカメラも、最近はとりたてて下手な物欲に見舞われることもなく、清く手持ち品でまかなってます。
知人凄腕ベースマンのおじちゃんなんか、バンド趣味が波に乗るや、ウン十万円、それも後半のウン十万よ!のエレキベース(数寄者ならばすぐお分かりの、スペクターね。それのゴージャス版)をポーンと買って、立派なウン万円の高級ギグケースにライブ用ベースアンプまで軽く買って悦に入ってんですから、一体どこからそんなお金が出てくるのかね。
これで近県にでっかい家建てて、普段はいいお父さんだってんですから、どんな商売でどんだけ儲けてんのやら。

「“お風呂屋のオネーチャン” をさっ、やっと外に連れ出して飯食ってさ、ホテルで押し倒しちゃったよ!って店じゃ何度も押し倒してんのにさぁ!妙な新鮮感!ワハハハッ」

T野氏.jpg

このベースおじちゃんT野氏、私の中ではG氏とキャラがかぶってます。


こちとら画業ひと筋何十年。
家族は現在ハムスターと金魚。ヒマワリの種でおびき寄せたハムスターを指で押し倒して戯れたりはしますが、あまり面白くもありません。

結局こんな成れの果てだったとはねー…。
大丈夫。それでもまだもう少しは生きられそうです。
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練馬フュージョン大作戦
レッドに早苗ちゃん.jpg

つい先日にはこうして、和やかなふりをしつつも秘かに下腹部の血行を活性化させて早苗ちゃんと睦まじく夜のひと時を過ごした、練馬繁華街中心地のイタリアン居酒屋「レッド」にて、その後まさかややこしい騒動が起きようとは、誰が想像したでありましょう。


レッドの夜.jpg
左からマスター,早苗ちゃん,親分Kちゃん

「今度は二人きりで逢おうよォ」の私の切実なる悲願も、早苗ちゃんからはスルーされてばかりです。
そんなわかりきった話題では今更当ブログネタにもなりません。
もういいんだ。独りで慎ましく生きて、ひっそり死んできゃいいんだ。


私の口利きがそもそもの発端でした。
「是非ここでも生演奏やってくださいよ!」
たまたまバンド道楽の帰り、エレキベースを背負ってこの「レッド」に呑みに寄った折に、そう仰ったマスターの酔った勢いの乗りを、私はその場の社交辞令と聞き流しはしませんでした。
そんなら、私の道楽仲間、血の気の多い “バンドバカ” 連中を引き連れてきてやろうじゃないの!

…そうは思ったものの、無論私の役目は友人音楽愛好家衆をこの店に紹介するだけ。自らが小洒落たイタメシ屋を拙い楽器の雑音で穢してしまう気など毛頭ございません。
私が「毛頭ございません」と表現すると、生々しい真実味を帯びてしまいますが、気にしないで頂きましょう。


そんな切っ掛けから、まさに三度の飯より演奏活動が好きな知人バンド連中に話をしたら、案の定喰いついてきました。遥か横浜から、またある者は茨城県から遠路も厭わずわざわざ楽器と機材をこの練馬の地に運んでやって来るのですから、何とも呆れた…いえ、見上げたバイタリティーです。暢気な道楽オヤジなどと思うなかれ。皆さん立派に稼いでるお父さんたちなんだからね。
そしてその土曜の夜に、満を持して演奏会が催されたのでありました。

フュージョンとテキ.jpg


実はこの日には、私のPCの不具合解消作業にと、拙宅に泊まり込みで来ていたデザイナーT氏も夕食がてらに同席。T氏と言えば元々はプロを目指す程のロックドラマー。
斯くしてお洒落な店内の一角は見るも無惨に、怪しさこの上ない醜いバンドオヤジ共に占領されてしまったのであります。

お客さんは満席…とは言えないものの、マスターご夫婦がお呼びくださった方々を前に、ジャズ フュージョン組の軽快でテクニカルな演奏から、ブルース怪人 Mr.テキサスにジョイントしての怪奇なライヴナイト。

ヤベテキ.jpg
ジャズギタリストY氏(左)とブルースマン テキサス、奇跡の共演


イヤだって言ったのに…浮世の義理から、実は私も僭越ながら下手の横好きの腕前を披露してしまったのですが、そこはほんのご愛嬌。

ひと騒ぎ終わると、やっぱり始まった、初対面のドラマー同士がマニアックなドラム機材談義。

ドラム談義.jpg
ドラマーT氏(左)とドラマーF氏


「いーからホラ、早く風呂屋行こうよTさん!」
まだ肝心のPC修復作業をしてもらわねばならぬ彼を促し、とっとと店を後にして、近所の銭湯へ。
お風呂で駄演奏の冷や汗を流し、最寄りのスーパーで家呑み用の食材を買い込み、T氏と再び拙宅に帰ります。

その翌日はドラマーF氏率いるジャズ フュージョンバンドが、フィリピーナの主役ヴォーカリストを迎えての、再度練馬イタリアン居酒屋にてライヴを敢行した筈です。
反響や如何だったのでありましょう。
怖いので、無難に私はあの店には当分顔を出さないことにします。



ドラムT氏.jpg
期せずしてエレキドラムを叩きゴキゲンなT氏


さて、今回の拙宅PC不具合解消問題は専門家のT氏にとってもかなりの難題だった様子で、電話で奥様の助言も頻繁に受けて、三泊もの滞在でのハードな修復作業でありました。
愛用の我がPCは何だか今までとは些か表示や使い勝手が変わってしまいましたが、お蔭で無事に仕事ができそうです。


最後に、目を血走らせ物凄い集中力でPCモニターに噛りつくT氏の姿に感銘を受け近寄ってみれば、何のことはない…、怪しいネット通販でとてつもなく破廉恥なDVDを彼は一心不乱に物色していたのです。そう、それはそれはディープに破廉恥な…。

ここまで数日間にも渡り親身になって修復作業に取り組んで頂いた彼には、愛するご家族のいらっしゃる彼のご自宅からでは決して注文できない山程の淫らなDVDを、私の名義で拙宅住所に届くよう注文を強要されても、私としては文句のひとつも申せません。


神のご加護により、この一文だけは彼の奥方に発覚されないことを切に願うばかりです。
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