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気まぐれ日記
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美女と野獣ども
この度初めてご覧に入れる写真画像は、趣味活動のバンドごっこの記念撮影であります。

見るからに濃厚なオヤジ臭漂うこんな連中に取り囲まれ、臆せず歌って踊ってくれるのですから、大した度胸の娘です。
こんな紅一点は、世のオヤジバンド衆からすると、きっと羨望の的でありましょう。
カッコイイ兄ちゃんバンドならいざ知らず、ネットでいくら募集したって、つかまらないぞ!


集合写真.jpg


前面の娘の美貌はプライバシー保護のため、後方の連中の顔面は自主規制のため、モザイク処理を施させて頂きました。決して警察の目から逃れているからではありません。

我々オヤジ共を手玉に取るツワモノ娘、歌姫A嬢の正体は、現役ナース!
後方の野郎共は、向かって右から…飄々とブルージーなギターを弾く漫画家きむくん,中央が当HP主任デザイナーでもある野獣ドラマーT氏,そして左端が、不肖私であります。

肝心の演奏は…まだまだ人様に聴かせられる代物じゃあございませんが…。
デザイナーの前身は本格派セミプロドラマーだったTさん、さぞや不服でしょうが、ハードル下げて気楽にお付き合い下さい。

スタジオ内での下ネタは禁止だからね!
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甘味対決十番勝負!
ジャズに酔いしれ、落語を味わい、吉原通いをこよなく愛する粋人編集者G氏とは、かれこれ十数年来の付き合いになるでしょうか。
すぐに弱音を吐くダメ作家のこんな私に、よく目を掛けてくれております。

彼は甘味への造詣も驚く程に深く、打ち合わせや入稿の際には時折、知る人ぞ知ると言った老舗の銘菓等を、不浄な私のために手土産にと用意して下さいます。

私は世を忍ぶ仮の姿こそ、一旦酒が入ると実に始末に負えないオッペケペエロ親爺と変貌してしまう下衆野郎ではありますが、日々の孤独な生活では、甘味はなくてはならない嗜好品でして、実体は呑んだくれのフリをしたお茶目な甘党の、二刀流なのであります。

特に、長年の喫煙習慣を遮断した一年半前からは、甘味が「一服」代わりの必需品とも言えましょう。
それでもせいぜいスーパーの和菓子売り場にあるビニール袋入りの大福餅やら、3本入り105円の串団子の賞味期限間近の3割値引き品で充分満足できる、安上がりの甘党ですが。

ところが、元来煙草も喫わず、酒も私のようにグダグダのベロベロになるような醜悪で下劣な呑み方は決してしない、食へのこだわりが深い甘党キングG氏の厳選する銘菓は、確かに目の付け所が違います。
極上の豆大福やら、感動のアップルパイ,上品な葡萄の菓子,伝統のバターケーキ,生もみじ饅頭…等々、今までにも様々なマニアックスイーツを彼から頂戴致しております。


私とて、そんなスイーツ兄貴G氏への返礼を怠りはせず、散策時など機会ある毎に、彼を唸らせるような銘菓を物色して進呈するのですが、やはり敵は甘味研究家と言ってもいいような本格的マニア!なかなか一筋縄では行きません。

先日、牛乳配達屋のチラシで注文した、どこそこの銘菓と謳われた栗饅頭と黒豆菓子のダブル攻撃で彼に勝負を挑んだのですが、鼻で嘲笑われるかの如く、その翌々日入稿の折りに頂戴した“復讐の一撃”は、極上の最中!
(もなか、ですよ、さいちゅうじゃなく)

早速に熱いお茶を淹れて、賞味させて頂きました。
上品な甘さの餡子が隙間なくギッチリ詰まった老舗名店の逸品だそうで、成程これは美味!
今回のG氏との甘味対決も、敢えなく私は敗北を認めなければなりません。
真っ向からの返し技で「勉強して出直して来い」と、横綱の貫禄を見せられた思いであります。

甘味とソープランドの話題になると、血ヘド吐くまで語り尽くすG氏は、正に尊敬に値する凄いバイタリティーです。


さて、編集氏より極上高級最中を頂くと同時に拙作の入稿を無事果たした私でありまして、ひと息ついてシャバの空気を吸える体となり、ちょうどメンバー衆とも予定が合ったので、昨夕は例のオヤジバンド活動!

3時間の猛稽古に勤しみ、スタジオを出て居酒屋に落ち着くと、猛エロ話でボーカル担当A嬢からは今回も益々軽蔑の籠もった冷たい視線を浴び、それで益々私は自身の自虐的変態性欲に高揚を覚え、帰りは酔ってクソ重いベースを担いで夜中帰還に及んだのでありました。


推定愛読者数全国10人未満の、何の役の足しにもならぬ私の無意義極まりない日記と称するこの戯れ言、先月からのパソコン一新でどうやら写真画像掲示も可能になったみたいですし、試しに昨日スタジオ内で撮った、相当不気味な連中でのバンドごっこメンバー集合写真を、気が変わらなかったら近日中にご覧に入れようかと存じます。
一応、ちゃんと紅一点でホントにやってるんだぞ、と証拠をお見せしないとね。

とりあえず本日は、昨日ベースを担いだせいで腰痛だし、体の節々も痛いし、おとなしく自室で老後の心配でもすると致します。
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悪癖告白いたします
仕事が立て込んで、晩酌も許されず近所への食材買物以外は外出禁止の、俗世間から隔離されたかの状況ともなると、せめてもの楽しみと言えば、せんずりとネット通販のみとなるのは、人間として至極当然の事と申せましょう。

今でも「一日二回」と豪語する先輩作家T先生の強烈な繁殖力には私など到底及びませんが…いや、せんずりの話ではなく、世にインターネットが蔓延る以前には、その頃も通販のカタログ本を物色するのが私は好きでして、そう言えば見渡せば長年愛用のあらゆる通販グッズが室内を飾っています。

そしてもう一つ、どうやら私には最早ビョーキとも言える悪癖がありまして、それはと申しますと…「鞄」。

いつの頃からか…かれこれ十年くらい前でしょうか、鞄依存症を発症しまして、それも「革中毒」を併発しております。革製の小物や鞄に愛着を感じるのですが、それと私の下腹部のカワカブリとは、何の因果もないと思います。

原稿の合間の息抜きとなると、密かにネットでレザーのバッグを検索し、めぼしい品をチェック。一旦は頭を冷やすものの、一晩から数日の間、その品に魘されるようでしたら、矢も楯も堪らず注文に至ってしまうという悪行を繰り返し、その結果、今や結構な数の大小の鞄や革製品が室内に重なり並べられている有り様です。

それとて、世のご婦人方の愛好する、ウン十万円だかもするブランド品に比べれば、かわいい趣味と申せましょうが…。

旅行も滅多にせぬのに“哀愁の男のひとり旅”に相応しいオールレザーの旅行用鞄から、「スポーツジム用」に「打ち合わせ時用」鞄…くらいはよいとして、「ちょっと散歩に行く時用」とか「ちょっと散歩に行った帰りに銭湯に行く時用」とか、果ては「呑みに出掛けて酔っても忘れなさそう」だとか、都合よく自分だけの大義名分を作り、様々な…それでも私好みのこだわりの方向性の鞄が増殖しております。


数年前、どうしても欲しい革製の鞄を、ネットで検索の揚げ句、何と遥か異国のカナダの店で発見!もちろんそこのHPは当たり前ですが全て英語!
それでも日本国内には恐らく存在しないであろうその鞄がどうしても欲しく、必死になって注文に挑みました。自分の住所を、番地から逆に、ローマ字で打ってね。

何とかかんとか注文を確定し、後は到着を待ちひと安心…と思いきや、よく確認してみたら、何と私…『店まで直接受け取りに行く』にチェックしてしまってました!
これには仰天!
いくら数寄者の私とて、鞄ひとつ買いにわざわざパスポート作って親族に別れを告げて飛行機に乗ってカナダくんだりまで命懸けで旅をする度量はありません。それが為に縁者知人各位にカナダ土産まで買ったら、とんだ散財となるでしょう。

そこで役立ったのが「翻訳サイト」。必死に訂正の文章を英語で作成し、この日本から遥かカナダの地に向けてメール送信。
幸い、航空便で送ってもらえるように金髪のカナダ美人(多分)に意向が伝わり、了解の返信が来ました。
あれは正に手に汗握る、国境を股に架けたサスペンスな通販でした。

海の向こうから、間違いなく注文の一品が無事到着した時は、嬉しかったなぁー!
それはもちろん今でも愛用の鞄で、使い込んで良い味が出ています。
ホステスの早苗ちゃんにも、「可愛いバッグ!」って誉められちゃったんだからね。えへへっ。

鞄は気に入られたけど、肝心の私自身は早苗ちゃんには、エロ話が過ぎて引かれてフラレちゃったけどね…。
やっぱり、変なオモチャを使ってのオ○ニー談話が敗因だったかなー。
「すっっっごいキモチイイ!!」…なんて涙ぐんでオッサンが語りゃあ、そりゃドン引きだわな。
私は酔って全然覚えてないんだけど…。

まぁいいや。話題は鞄鞄!
オーダーメイドと言うのも、こだわりの御仁には憧れの到達点でしょう。
原稿専用の書類鞄の完全オーダーメイドやら古物カメラケースの補修と改造やら、他にも決して人様には言えない大枚を、専門店に叩いたりしました。


近しい知人には、私のこの鞄購入癖と言う愚かな病は露見しておりまして、蔑まれているのは私も薄々感付いていますので、新たな品を購入してしまった折りには、極力隠蔽しております。

それでも外出時に密かに意気揚々と新しい鞄を肩に提げてて、友人から「あれ?それ、また買ったんですか?」なんて半ば呆れ顔で訊かれると、「いや…安かったんだ!今日はちょうど荷物が少なくて、こんなのがピッタリだからね…」などと、何も悪くないのに後ろめたい心持ちで、意味不明な言い訳を口走ってしまう私です。

「俺みたいに女房子供がいたら、そんな好き勝手な買い物はできませんよォ!」なんて善良な人生を歩む友人からは度々見下して言われますが、いい歳こいて配偶者にも子孫にも恵まれぬ我が人生、孤独死を迎えるまではせめて、細々稼いだお銭で慰めの品を買うくらい、黙認頂きたい次第です。


…と、前置きが長くなりましたが、今朝方寝る前にネットで発見した赤いレザーのミニショルダーバッグ、やはり夜になっても魘されてるので、これから注文しようと目論む所存です!
その理由は、『春のサイクリングとお散歩時にちょうどいいから』。

文句あっか!?

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パソコン一新!
私にとって今やすっかり仕事の相棒となっているパソコンが、専属のコンピュータ師匠であり当HPデザイナーT氏の先導に従うまま、漸く一新と相成りました。

立派にデッカいモニターも新たに、私にとっては “ウィンドウズ復帰”であります。

そもそも、もう十年に近い数年前に初めて買ったパソコンは、ウィンドウズのノートパソコン。
その時には、漫画の仕事をコンピュータで補うだなんて全く想像すらできず、デジカメの写真プリントと資料画像整理が目的で購入したにも関わらず、インターネットに嵌まり込み、何故か人体の神秘…それも主にご婦人の肉体の内部構造の探求と考察に勤しむ為に活用する道具でしかありませんでした。

それが、出版業界の一線でご活躍のデザイナーT氏と宴席で親しくなったのをキッカケに、パソコンでの漫画の処理方法を一からご伝授頂き、彼の薦めるままにマッキントッシュを購入。同時にノートパソコンは御役御免。以来マックのキューブなる時代遅れの機種を使って漫画の仕事に活用していたのです。


それからほんの最近ですが、マック使いのT氏も時代の波とやらには勝てず、ウィンに移行。師匠がそうなれば弟子の私も従うのみで、ウィンドウズ購入に至ったのであります。
…と言っても、長年酷使のマックもまだ当分は併用するのですが。


T氏のお陰で、漫画の仕事にコンピュータ作業は切っても切り離せぬ体になってしまったものの、その実私は未だにコンピュータ自体にはチンプンカンプン。
原稿のスキャンからパソコン処理をT氏から手取り足取り教えてもらい、編集さんにはエラソーに、「今時データ入稿は常識でしょ、常識!」だなんて抜かしながらも、「先日頂いたデータ作品の解像度がですね…」とか突っ込まれると、急に弱腰になり、「だって教えてくれてるデザイナーさんがそう言ってたんだもん!僕は知らないもん!わかんないもん!!」と責任回避と逃げ口上に走る始末です。


そんなわけで、機種選択から購入に設置まで全て任せきりの新パソコンでして、遠路遥々、それも雨天の中、T氏と舎弟分のDちゃんが拙宅に新パソコン一式を搬入してくれたのであります。

もちろん、新しい冷蔵庫を設置するのとワケが違いますから、それから拙宅内は新旧の機械とコード類が散乱しホコリが舞い散り、嵐のような大騒動!
パソコンってもんは毎度のことながら、彼等のような専門家でも、小さなトラブル、些細なハプニングまたトラブルの続出で、ちょっとの躓きでロスタイムを及ぼします。

私は傍らで指を咥えて見守ることしかできず、せめて不要になった段ボールを片付けたり、彼等の気勢を奮い立たせるがために軽妙なダイナマイトジョークを飛ばした…つもりが空振りに終わるのが関の山でした。

何とかかんとか一段落ついて、酒も煙草も嗜まないDちゃんを歓待するために用意しておいた、ハンバーガーとドーナツを振る舞うと、T氏の言ってた通りでした。若人Dちゃん(♂)、ハンバーガーを次々と平らげながら牛乳を喉に流し込み、色とりどりのドーナツを嬉しそうに鼻息荒く貪ってはまた牛乳を流し込み、ご満悦の様子。

ハンバーガー&ドーナツタイム後は、お腹が膨れたDちゃん、キーボードを打ちながらウツラウツラ…。オネムのお時間かな?

それじゃ細かな設定はまた後日…と言うことでDちゃんを駅まで見送り、さてこれからT氏と“大人の時間”!


スナックに腰を落ち着け、スレンダーなホステス相手にウィットに富んだ高尚なトークに花を咲かせ…ていた矢先、偶然にもそこに出現してしまいました。御大T先生が!

先生は既に近くのヤキトリ屋で燃料を入れてきたとのことで、恐ろしいことにエンジン全開!

思わぬ偶然の再会に祝杯を挙げ、ひとしきり盛り上がったら、更にスナックから河岸を変えて、濃厚なオッサン3人、毎度の居酒屋へと。

今宵はT氏とサシで過ごし、新たなパソコンに向けての講義を拝聴し野望を語る予定でしたが、我等「エロレンジャー部隊」隊長(無論T先生)から、1号・2号と揃ってしまっては、もう誰にも止められません。
居酒屋の座敷席で結局朝方まで、臭気漂う極エロトークを白熱させてしまいました。

つくづく…、“濃い”です。人生終盤戦の年季の入った、魂のこもったエロ話は!
そこらの若造どもの下世話な下ネタとは、レベルが違います。
人間の根源をエグるかの、壮絶な下ネタです。

いつものことながら…気がつくと、周辺には他のお客が一人もいなくなってました…。


…と、この辺の話題の詳細を、ここで記すことは、残念ながらできません。
私のこの戯れ言日記、最近関係筋からは不本意ながらも「くだらん暴露ばっか書きゃあがって、いーかげんにしろッ!」との非難が集中しているからであります。

相変わらずT先生の豪傑ぶりには感嘆しきり!…と、尊敬の念をこめて遠慮がちに申しておきましょう。


お詫びがてら私自身の恥ずかしい話を致しますと、今までマッキントッシュでは見られなかった動画が、ウィンドウズではDVDの再生ができるようになり、パソコン画面に試しに流したエロ映像(って試しにもエロかよっ…)に、新鮮な感動を覚え不覚にも発情に至り、記念にその場で不浄な個人競技に身を投じ、虚しい朝を迎えた次第です。
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丸ペン談義
不埒な人生を歩む私ではありますが、これでも漫画家の端くれ。それなりに職人気質であります。
どうでもいい人には別に面白くもない話題でしょうが、今回はマニアックに仕事道具の話をば…。
 
漫画を描く道具は、今やデッサンからパソコンを使って…なんて最先端の作家さんも多々いらっしゃるとのことですが、私は下描きからペン入れは断然アナログ作業。
こればかりは、いくらコンピュータ作業,データ入稿に惚れ込んでる私でも譲れないスタイルでして、135Kgの上質紙を原稿用紙に、製図用黒インクでペンを入れております。
 
で、ペンの話なのですが、昔々の最初に私が使用した「つけペン」のペン先は、カブラペン(スプーンペン,サジペンとも言いますね)で、それからGペンに移行もしましたが、もうここ数年来は、人物からバック,流線まで全て丸ペンをメインに使ってます。
それも今まではペン先と言えばカブラでもGでもゼブラ一辺倒、丸ペンもゼブラオンリーだったのですが、その愛用のゼブラ丸ペンA36本入りと言うのが、何故だかどうやらメーカーのラインナップから消滅した様子!?
たまたま品切れなのか?こんな時、情報通の同業友人が少ないというのも、考えものですね…。
 
以前、アシスタントを雇ってた時には、彼等の情報網は的確で重宝してたのですが…。
なんとか言うミリペンは使えるだの、筆ペンならアレよりアッチだの、修正液ならコレがいいだの、あの作家は女性編集者とヤッちゃっただのヤラレちゃっただの、伸縮率20倍のアレとローションがあれば女要らずで天国に行けるだの等々…。
 
で、今となってはめっきり知人も減り人脈も人望も未来もなく、その丸ペン事情の真実は定かではありませんが、しかし補充しておきたいのに、大手の画材店から消えてしまってるのは事実。
もっと大量に入ったプラスチックケース入りというのはあるのですが、ペン先に1万ナンボの出費は躊躇してしまう貧乏性の私、これは由々しき問題だと思ってしまいました。
生ビールも私は大ジョッキよりも、中ジョッキで何杯も呑むタイプですので。関係ないか。
 
それでは…と、お試しに買ってみたのが、「タチカワ」製の丸ペン、それも「ソフトタイプ」なる品。画材店の謳い文句によると、最近の新製品(どのくらいの最近だか知りませんが)との貼り紙でしたので、新しいもん好きの江戸っ子の私(嘘です)としては捨て置けねぇ、と、それでもセコくバラ売りのを2本ばかし。
 
で、先日仕上げた原稿の、人物ペン入れ作業で、その「タチカワ丸ペンソフトタイプ」ってのを使ってみました。
 
すると、これが良い!
描き味滑らかで、細い線もシャープ。
「ソフトタイプ」じゃない普通のタチカワ製丸ペンも比較用に買ってみて使ってみましたが、こっちはやはり私にはゼブラAの方が好み。
ゼブラEも以前使ってみて私にはピンと来なかった印象でしたが、このタチカワのソフトタイプ丸ペンは、久しぶりに新鮮に感じたほどの、理想の描き味なのでした。
ソフトタイプとは言っても、何もペン先の素材が柔らかいのではなく、切れ込み部分の穴が大きくなってるんですね。これだけで微妙な筆圧が敏感になり、柔らかく描けるのです。って興味のない人にはなかなか説明が難しいですが。
 
あと試しに買ってみて面白いと思ったのは、丸ペン専用の「リザーバー」なる一品。
これは丸ペンの構造でなければ不可能な代物ですが、これを装着するとペン先にインクが大量に溜められ、インク瓶への往復が少なくて済むとの優れもの。
面白いものが色々できるのですね。
長生きはするものです。
 
 
ここしばらくは原稿に精一杯の籠城生活で、〆切から解放され久しぶりに下界に出たら早速…と昨日、そのソフトタイプ丸ペン36本入りを求め、新宿世界堂に行って来ました。
 
あそこの2階、絵画道具一式から漫画関連道具満載のスペシャリストのための売り場は、いつ行っても3つだか並んでるレジは行列ですね〜!昼間だってのにウンザリするほど長蛇の列。
絵を描くのがお好きな健全な老若男女は溢れておるのですなぁ。
時流からかけ離れたかの奇抜で個性的なファッションに身を包み、必死の形相でスクリーントーンを物色なさってる熟したご婦人は、恐らくはその業績を知れば私ごときは平伏して失禁してしまうかの、億万長者の大先生だったりするのでしょう。
 
私は私で、狭い売り場で二人睦まじく連れ立った「漫画少女」達から気味悪がられ(たに違いない!)ながらも、目的の買い物を済ませました。
 
しっかり買い揃えたタチカワ丸ペンソフトタイプで、これから私の描く女性のお尻のラインも締まるとこ締まって柔らか〜く色っぽく、オッパイもプルルンと柔らか〜く、描け……るワケもないのは重々承知ですが、私はすっかり気に入ってしまいました。
 
 
「道具より経験だよ経験!もっとエッチな経験をしたまえよ、このオレみたいに!」
と、先輩作家の実践派エロ大王T先生に叱咤されそうな些細な話題でした。
 
最近ご無沙汰致しておりますが、大塚のホテルで出前を取るお遊びは、相変わらず果敢にお続けですか先生?
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