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気まぐれ日記
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禁断の泥酔
かなり昔、故 谷岡ヤスジ先生の、ご自身をキャラクターに描いた作品に、
「あ~、やっぱり昨日は飲んでる場合じゃ~なかったんだ!!」
「あぁ~~、ツライ!!」「ツライ…!」
と、原稿の〆切に追われ鬼の形相で待機する編集者の前で、机を叩き苦しむ描写がありました。
私自身が迂闊にも原稿執筆最中に油断して酒を浴びてしまう度に、翌日はそのシーンを思い出してしまいます。


今月は私にしては結構多忙でして、しばらくは魅惑のネオン街とも遠ざかり、真面目に原稿に取り組んでおりました。

ところが、全ページのデッサンまで進め、ふと気が緩んでいた時に、一本の電話に出てしまったのがそもそもの過ちでありました。
昨晩、呑み友達からのお誘いで誘惑に屈してしまい、ふらりと練馬の焼鳥屋へと私は足を運んでしまったのです。

食事がてら軽く一杯呑って、すんなり帰る…つもりが、一旦呑み屋に腰を落ち着かせてしまえば、悲しいかな歯止めの効かぬこの身体…。

練馬繁華街の三大重鎮に取り囲まれれば、このザマです。

禁断宴.jpg

左から、謎の女帝Y子姐御,私。そして、Kちゃん,J兄貴の、関西から進出して夜な夜な練馬を暴れ回る筋金入りの最強極悪コンビ。
何ともガラの悪過ぎる一席でありました。
どいつもこいつも、どう見てもカタギじゃないよね。
我が幸福な右腕にもご注目頂きたい。

焼鳥屋のカラオケで、マッチや少年隊熱唱しちゃうんだからJ兄貴。
隣席のサラリーマン風の人達が唖然としてたじゃないの!


焼鳥屋で楽しいひと時を過ごしたら、そこで清く帰ればまだ小粋なものを…、野暮天の私は久々のアルコールが脳内を回って、最早社会人として正常な判断ができなくなっておりました。
全員でドヤドヤとスナックへ…。
調子に乗って今度は私が口火を切って何やらヘタな歌声を披露してしまったのも、朧げな記憶。
そこからは、もう自身の行動にほとんど記憶なし!

ちょいと一杯のつもりで呑んで…いつの間にやらハシゴ酒…ってスーダラ節そのまんま!!


朝帰りの本日は、当然丸一日グロッキー。
お恥ずかしや、お恥ずかしや。
飲酒開始から24時間経過して、どうやらようやく完全復活を果たしたようです。
まだ少し頭フラフラかな…。

原稿はペン入れを控えた状態でストップ。自己嫌悪に苛まれるばかりであります。
こんな掟破りの行動を記した日記が、ご依頼頂いた編集さんの目に留まったら一大事です。
原稿完成まで、心を入れ替えてこれから一滴も酒は呑まずに、執筆に精を出すと致します。


斯様な腐敗した生活では、近い将来確実に身を滅ぼします。
親愛なる皆さん、当ブログの更新が3ヶ月ほど滞ったら、一人の浮かばれぬエロ漫画家が朽ち果てたと思って、合掌のひとつも頂ければ幸いです。
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脚来たりなば…
今さら振り返るまでもなく、幸薄い半生を送ってきたこの私です。

お恥ずかしながら、海外旅行に行ったこともなければ、フカヒレスープを賞味したことも未だにございません。高校の修学旅行時以外に飛行機に乗った経験もありません。東京ディズニーランドに足を踏み入れたこともありません。松茸もたしか昭和60年の秋に一度だけ味わって以来はテレビの画面上でしかお目にかかっておりません。質素な人生です。

こんな私ですから、たまには、ちょっとした奇跡が訪れてもよろしいではごさいませんでしょうか?
侘しい独り住まいのむさ苦しい拙宅に、フェロモン満載の美脚婦人をお招きして、酒の肴にと腕を揮って特製焼うどんの一つもこしらえて持て成しても、バチが当たることもないかと存じます。

脚うどん.jpg


拙宅の食卓にて写された色香溢れる白魚のようなお手と男心惑わすおみ脚は、無論合成画像ではなく、断じてオリエント工業の製品でもございません。紛れもなく本物の国産純正女性の肢体です。信じてください。

しかしながら、妙齢の美女と二人きりでDVDなどを鑑賞しつつ、研ぎ澄まされたダイナマイトジョークを連発し睦まじく飲食を楽しんだ以外、天地神明に誓って、私は彼女のふくらはぎ全面に頬を擦り付けたり、拝み倒して太腿に舌を這わせてなど、一切致しておりませんとも!
極めて紳士的に、麗しい客人を歓待しただけであります。



で、それがどうした?…と問われれば、ただそれだけの近況報告にすぎません。
私としては、腐れエロ話で純真なホステスにゲロを吐かせたり、性交最中に糞便を漏らしただか漏らされただかの、不衛生な下衆親爺の類しか知人がいないのでは?…と、当ブログをお読みくださっている数少ない方々に推察されても心外ですので、その点の誤解を解きたかった次第であります。

それから…ですか?
ええ、タクシーを呼んで、ホロ酔い心地で帰還する彼女を乗せて、清く見送りましたとも。
とてもエロ漫画家とは思えない品行方正な振る舞いでしょう?


でも、土下座でも何でもして、拝み倒して一応頼んでみるべきだったかなぁ…。

まぁいいや。


今月は些か異常な程に連日酒を浴びて、自堕落な生活を送ってしまいました。
考えるのも野暮ながら、結構な額を夜の繁華街に撒布してしまいました。
どの位かと申しますと、二回は包茎手術ができる位の額でしょうか。
オリエント工業のラブドール標準セットにも手が届く程の額だと思うと、日頃沈着な私も後悔に身を捩らせ地団駄を踏まずにはいられません。
さすがに自戒の念に苛まれ、只今は気を引き締めて原稿に取り組んでおります。


ひと仕事区切りをつけて気楽な体になるや、人恋しくてちょいと一杯…と夜通し遊び回って朝帰り…と、今月はそんな愚行の繰り返し。とりたててお伝えするような話題もございません。


やっぱり、当たって砕けろの大和魂で、土下座して拝み倒して、
「冥土の土産に一度だけ…!!」
って一応頼み込んでみるべきだったかなぁー…。
「舐めた後はちゃんと消毒液で綺麗に消毒するからさ!ねッ!ねッ!?」
って……。
駄目だよなぁ、そんなんじゃ。
「そのかわり、一生フカヒレも松茸もいりません!!」
…ったって、知ったことじゃないもんなー。


まぁいいや。
今度またなんか面白いことがあったら報告致します。
今回はこの辺でご勘弁。

真面目に淫らな原稿に取り組みます。
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昼下がりのこんにゃく問答
エロ悪魔.jpg


尊敬していないこともない…と言っても決して過言ではないとも言える、私の先輩エロ漫画作家 御大T先生よりご連絡を頂戴したのは、夜半ではなく珍しく昼過ぎのことでありました。

こんな時間に、これからこの私に是非とも会いたいとのお申し出。
まさか先生、有り余る好色が一線を突き抜け、遂に禁断の男色愛好趣味に…!?

と私は一抹の不安を胸に、万が一御大から肉体を要求されても拒むことのできぬ己の低い身分を嘆きつつ、身支度に及んだのでありました。
昨日のことであります。

折しも雨降りしきる空の下、傘をさして歩き進み、指定された駅前の喫茶店へと。

ほどなくして現れた先生のご用件とは、幸いにも私の清く瑞々しい豊満な肉体が目的ではなく、“エロ本業界の現状とその対策法…如何にして漫画界を生き残るか!?” がテーマの相談会。
我々エロ作家にとっては切実なる密談でありました。
エロ漫画界の不沈戦艦T先生ともあろうお方が、最近はこの不況の現状に些か憂いていらっしゃるご様子。

結論としては、
『がんばってエッチな漫画描こうねっ!』
との当たり前の答え。


怪しいオッサン二人、喫茶店で醜い髭面をつき合わせてアイスコーヒーを飲み干しただけでは、やはり物足りません。
エロ漫画家同士での侃々諤々のノンアルコール討論から、河岸を変えて、早くから営業している串焼き屋へと。

串焼屋にて.jpg

夕刻前から生ビールにサワーと、心地好くアルコールを体内に注入し、ようやく気分も緩和します。

そこで軽く呑んだらまた河岸を移し、次はT先生お気に入りの老舗のやきとん屋の雑多な店内に落ち着きます。

喫茶店ではポーク焼肉セット、串焼き屋でも脂っこい肴と、他人の財布の中身で遠慮なく食い散らかしていた私は、少しこざっぱりしたものを…と、そこでは刺身こんにゃくを注文。

酢味噌で薄切りのこんにゃくをペロリと…、オツな酒の肴です。
ところが…私のオーダーしたこの一品の選択が、誤りだったのです。

「先生もどうぞどうぞ」
とお勧めするも、何故かまったく箸を運ばぬ先生。
ひょっとして酢味噌はお口に合わないのかなと私が訝しく感じていると、眉間に皺を寄せ、苦々しくこんにゃくを一瞥するや、
「こんにゃくはな、ワシは食えへんのや…」
との先生。

何を打ち明けるのかと思いきや、遠くを見るかの細い目で先生は語り始めます。
「ワシが昔東京に出てきた頃やがな…独り身が寂しゅうて、こんにゃくを…買ぅてきたんや…」

何だか嫌な予感がします。

「こんにゃくにこう…ヒダヒダに切れ目を入れて…軽く温めて……」
と、それから先生はホッピーを呷りつつ、青春時代にこんにゃくと繰り広げた自らの愛欲体験記一部始終を私に克明に語り尽くす訳ですが、ここでは私は詳しくその内容を述べません。述べるまでもないでしょう。述べたくもありません。
人並み外れた強い性的欲求の持ち主でいらっしゃるエロ先生の、貧しくも夢多き青年期のこんにゃくとの交際術。
それは男性諸氏ご想像通りの、哀しい男の涙ぐましい秘話です。

若き日のT先生のこんにゃくとの泥沼の愛憎劇を拝聴してしまった私は、もう当分こんにゃくは食べられそうにありません。

T先生、昔の恋人に酢味噌をつけて食してしまって、すみません…。


こんにゃく刺.jpg
かつての恋人との再会に照れるT先生


いい歳をした大人同士が、明るい時間から場末の呑み屋で、「あんな物も使った、こんな果物でも試してみた」…だの、何を口角泡を飛ばし熱弁を振るっているのやら…。

ホッピーにレモンサワーと盃を進め、何の役にも立たぬT先生のおぞましい昔話に付き合っているうちに、夜の帳も開くいい時刻。

そうなれば結局、酔いどれオヤジ二人組、すっかり出来あがって定番コースでスナック Hへと顔を出す始末。

“エロ本業界サバイバル作戦会議” の真面目な懇談会は何処へやら、ママと馴染みのホステス Cちゃん相手に、下劣も甚だしいT先生の弁舌は留まるところを知りません。

「いつやったか、ワシがどこかのスナックでな、ええ気になってエロ話をしとったら、若いホステスがトイレに立ってしばらく戻ってけぇへんかったねん!
何や思うて後で聞いたら、ワシのエロ話を具体的に想像したら急に気分が悪ぅなって、ゲロ吐いてたっちゅうねん!
グハッ、グハッ、グワァ~ハハハハハ~ッ!!」

そう楽しげに語るT先生の姿は、まさしく “エロ悪魔” そのものです。


…嘔吐を催すまでの強烈なエロ話を練馬のエロ悪魔から聞かされたお嬢さん、心中お察し申し上げます。どうか力強く生きていってください。
私も今後数年間は、こんにゃくを口にできそうもありません。

明るいうちから酒を浴び続け、深夜更にT先生と共に、Cちゃん,A嬢を引き連れて、近くのスナック Gへと傾れ込む始末。

我ながら…自身のバカ呑み行動を記していて、いい加減自己嫌悪に陥ります。


あんな嬢.jpg

調子に乗ってA嬢と仲良くツーショット。
オジサン、悪いパパになっちゃおっかなぁぁ~!?

…なんて浅はかな野望も空しく、小悪魔A嬢はキッチリと姐御肌のCちゃんにガードされ、私はベロベロのドロドロで一人寂しく帰還。


実にお恥ずかしながら、先週一本原稿を上げてからというもの暢気この上なく、今夜はこっちのお誘い、明日はあっちのお約束…と、連日連夜呑んだくれの泥酔続き。


そろそろアルコールとは暫しのお別れを宣言して、正しく心を入れ替えてエロ原稿執筆に従事しようと誓いを立てる次第です。
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お椅子様到着!
練馬繁華街のボス Kちゃんと連れ立ち馴染みのスナックに顔を出す前に、腹ごしらえをして行こうと、目についたお好み焼き屋へと。
奥まった座敷席にて、太目のオッサン二人組で睦まじくお好み焼きとは…これはなかなかにむさ苦しい風情かな…。

と思いきや、さすがは関西出身のKちゃん、
「何やコラ、ここじゃ自分で焼かなならんのかい!?ボケッ!」
などとまた彼は時と場所を選ばずガラの悪い科白を店内中に響く声で撒き散らしながらも、実に手際よくお好み焼きをこしらえてくれた次第。

かっちゃん焼.jpg

ホント、見事に関西スタイルのお好み焼き!美味しかったですぜ、親分!



先日、ほんの出来心で突入してみた日焼けサロン体験で、痛々しく赤焼けに及んだ私の肌は、その後全身が痒くなり、ちょうどゆで卵のカラの下の薄い膜が剥けるかのように、ビロォ~~っと皮が剥けまくってきました。


こりゃ小汚いご報告を失礼。
本題ね。
約78kgの私の体重を長年支え続け、酷使に耐えてきた仕事用の椅子に遂にガタが来て、キャスター部が徐々に割れて崩れてしまっておりました。

これではいい加減仕事にも支障を来すので、そろそろ新たに立派な仕事用チェアーを…と物色。
で、購入しました。
これが今までの椅子からすると、ダントツに格好イイぞっ!

新椅子.jpg

なんか、戦闘機とか宇宙船のコクピットの椅子みたいでしょ?
それとかサイボーグのエネルギー充填時収納チェアーみたいな…!

あれ?わからない?
…じゃ、いいけどさ。

こちとら純文学やらを執筆する大先生でもあるまいし、そんな超高級の品でもありませんが、売り文句通り腰痛持ちにはありがたい構造の背もたれで、これが堪えられない心地好さ。


お値段は、衰え知らずのソープ編集者 G氏が店外に連れ出したソープ嬢の愛人と逢瀬を楽しむ宵に散財する、愛人へのお小遣いを含み、飲食代とホテル代の合計額くらい…と推察されるでしょうか。
更にG氏は、数名の愛人より時折高級ブランド品の貢ぎ物をせがまれるそうですから、彼の飽くなき生殖行為活動の存続経費に比べれば、小市民の私の仕事用椅子の1脚やそこらなど、ごく安い買い物でありましょう。


コクピット.jpg

私の作業場は、こんな風にライティングデスクを壁側に向けて部屋の隅に設置し、室内に個別スペースを作った “閉じ籠もりスタイル”。
これは私が漫画家を志した遥か昔から、引っ越しを幾度繰り返しても貫き通している定番の配置であります。
コンセプトは、キャプテンスカーレットの秘密作戦司令室です。

あれ?わからない?
…じゃ、いいけどさっ。

まぁ私は何も世を問う歴史的名作を次々に執筆する巨匠作家でもあるまいし、吹けば飛ぶような破廉恥絵師如きの仕事机や椅子の話なんか、語るに値しないですね。毎度お忙しいところ誠にお騒がせしました。



ひと仕事上げたらまた次の原稿…と、乾ききった我が実生活とは裏腹の、大らかで開放的な世界観のエロス作品に取り組みつつ、深夜には気晴らしがてら運動不足解消を目論み、こっそり独りジョギングに勤しんだりしております。

世間の寝静まった午前3時頃に、私が住宅街を勇ましく走っている姿がよほど愛くるしく映るのか、少し離れた距離でお巡りさんがわざわざ自転車を停めて佇んで見張ってくださっていたりするのもまた一興。

お巡りさん、至って善良で人畜無害なこの私ですから、決して下着泥棒の下見や強盗の帰り道でも痴漢の逃亡中などでもございません。ご安心ください。



さて、ここでお知らせです。

本格的失踪を遂げて、どうやら業界のみならず我々の目前から完全消滅を決め込んだ、元AV監督 A太郎氏の生死の安否を気遣い、来月には関係者ならびに被害者の会での、慰霊祭と称した宴を催す予定です。

憎めない無責任野郎 A太郎氏を是非とも偲びたいとの、参加ご希望の方は、GW過ぎの平日のいつかに新宿のどこかの立呑屋か何かで宵の口から適当に一杯やってますんで、勝手に呑んで騒いで金払って帰ってください。


最後に、在りし日のAV監督 A太郎氏が職務に情熱を燃やす勇姿を、今回特別にご紹介させて頂きます。

失踪監督.jpg


みんな怒ってないから、出て来ぉ~い、A太郎!!
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日焼けにほえろ!
当ブログの更新をお待ちくださっていた数少ない奇特な皆さま、お久しぶりでございます。
大丈夫、腐乱死体と化すことなく何とか細々と生息しておりました。

こんな低俗な私ですから、日々悠々自適に儚い人生を暢気に過ごしているかとお思いかもしれませんが、これでも多忙の時には一心不乱に、全国の男性諸氏の下腹部の血行促進を願って、不埒な作品制作に勤しんでおります。

ヤサグレ作家の私ではありますが、出版社よりご依頼を頂戴した原稿の進行が二本重なりまして、ここしばらくは自室に籠って執筆活動に精一杯の日々でありました。

好きな酒も、ほとんど呑んでおりません。
鬼の形相さながら原稿に心血を注ぎ職人生活を送っていた次第です。
せっかくの季節も何も…お花見などは無論、以ての外!

…まぁ、練馬の知人から花見宴のお誘いを頂いて、たった一度顔を出させて頂いただけです。
酒などは、ご愛嬌でほんの2~3滴ほど嗜んだだけでしょうか。近所の酒屋で買った高級焼酎を手土産に義理を果たし、桜の木の下で心地好く暗くなるまで呑み続け、多少ヘロヘロになって記憶が朧げに帰ってきただけのことであります。


多忙なれども人付き合いも尊重しつつ嵐の如きゴールデンウィーク進行に巻き込まれ、ここしばらくは原稿執筆に集中するのみの生活で、指定された〆切を二日遅れてしまうものの、無事に乗り切りました。


ペン入れを終えた原稿をスキャンし、それからはデジタル処理に手こずり、完成させた作品データを圧縮し、何とやらだかにアップロードし、そのURLとやらをペーストして、担当編集氏宛てにメール送信。
で、任務遂行!

以前にもこの我が駄文ブログで同じことを申したかもしれませんが、つくづく…便利なご時世です。

ほんの数年前まででしたら、徹夜明けでボロボロのヘトヘトになって原稿を完成させたら、休む間もなく原稿を編集者に渡さねばなりませんでした。
幾日も風呂にも入らぬ己の身体から発せられる、納豆と干物に糞尿を混ぜたかの強烈な香りを世間様の鼻から少しでも欺こうと、適当に手に取った消臭剤だか殺虫剤だかのスプレーを自らに振り掛け、弱った足腰で出版社やら最寄駅まで向かったものです。面白くもない無精髭だらけのキナ臭いエロ編集者相手に、下げたくもない頭を下げて、疲労時に話したくもない社交辞令のひとつも口上して、心にもない愛想笑いを浮かべて生原稿を手渡していた頃が、今となっては最早考えられません。


もっとも…私が偉そうに申せる話ではなく、それは担当の編集さんとて同様でしょう。いくら仕事とはいえ、怪しげな小太りの三流漫画家に会いにのこのこ足を運びたくもなかったことでありましょう。



さて、そんな訳で〆切を二日過ぎて無事に原稿作業を完了した時刻が…、また私の不徳の致すところで、いわば掟破りの、夜も真夜中。それじゃー〆切三日遅れと同じじゃん!?なんて意地悪言わないのッ!

こんな時間では…せっかく漸く暇な体になったところで、呑み友達を一杯お誘いするにはさすがに些か不謹慎。
半月以上もの間仕事で一人閉じ籠り、その上一人で居酒屋に行って茄子の漬け物でも齧りながら枡酒なんぞを傾け…だなんてな自己愛に浸るほど、私は孤独を愛してもおりません。

それならば、いっそストイックに、暫しの運動不足解消を図り、久々に深夜のジョギングにでも勤しもうか…と思い立ったのです。
“深夜に一人ひた走るダンディーなナイスミドル” をテーマに、着衣をコーディネート。

…が、やっぱり今ひとつの気分で、それも何だか侘しいやとの心持ち。
運動なら、明日にはスポーツジムに行って汗を流す予定だし…。

そうだっ、練馬に、朝6時まで営業しているスナックがあったはず!と、結局は呑んだくれに相応しい結論に至り、計画変更。

練馬駅繁華街のビルにあるスナック Gへと、いそいそ向かったのでありました。
関西出身の男前マスターと、たまたま一人で呑みに来ていた陽気なホステス嬢とで、夜が白んでくるまで呑んで唄ってのドンチャン騒ぎ。

またしても、帰りはほとんど記憶がございません。


しっかり睡眠を摂って、それでもまだ深酒は抜けずに頭はフラフラ。
何とか自らに鞭を打ち、新宿のスポーツジムへと。
酒抜き及び復帰トレーニングで軽く汗を掻き、サウナとお風呂でアルコールも飛ばし、身も心もシャッキリ。


そこまでは、順調だった…と言えましょう。

ふと、私がガラにもない「日焼けサロン」なんぞに突入してみたのは、前回の当ブログで掲載した、自らのスナップ写真がキッカケでありました。

元来色白の体質で、況してや、こんな日陰稼業のインドア生活。
仕方がないとは言え、それにしたところで余りにも不気味なまでに貧弱そのものの我が肌色に、自己嫌悪に陥ってしまっていたのでありました。

そこで密かに一念発起して、ジムの後に歌舞伎町の日焼けサロンに思い切って行ってみたのです。

何だかわからないまま、綺麗な小麦色のお嬢さんに案内されて、私は小金持ちのオジサンを装い、ゴージャスに40分コースをオーダーしたのです。それも、「酸素バー」なるよくわからないオプションまで豪勢につけて。

全裸姿で、殺風景ながらも南国気分!?
こんなんで、焼けるのかね??


…と、ひと仕事上げた休日のバカンスを楽しみ、帰宅。



やはり、肌の弱い私は、無理をしてしまったようです…。

ね?この通り、全身コンガリ…真っ赤っか!!ヒリヒリ痛いってばさ!

赤焼け.jpg

お尻もまるで猿みたい!見せないけどさ。


これじゃ痛々しくてジムにも行けないし…、おとなしく寝てます、今日は…。
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