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新年初日記
当ブログをご覧頂いているマニアの皆さま、あけましておめでとうございます。

まずは、この場をお借りしてお詫びをひと言…。
前回もお伝え申し上げましたが、この新年の幕開けには、世間一般の正月休み明け〆切の原稿を抱えておりまして、せっかく頂戴した年賀状のお返事に取り組む暇もない有様でして、礼儀に反したあるまじき無礼を何卒ご容赦願います。


長年に渡って拙作をご贔屓くださった編集者Sさん,フリー編集者の本橋さん、私の駄文をお読みくださっているそうで、ありがとうございます。
また演芸ライターの凡平先生,当HP管理人のデザイナーTさんに愛娘のHちゃん,スナックぶんぶんの元ママ、そして…こんな私を多忙にさせて頂いている首謀者のソープ編集者Gさん、新年のご挨拶誠にありがとうございます。
本年も益々ご活躍の程、心よりお祈り申し上げます。


年末から原稿に取り組んでいる最中、師走も押し迫った29日夜半のこと、私の携帯電話が不穏なメロディーを発しました。
それは、例の汚らわしい先輩作家 T先生よりの着信です。

「ワシゃあ今日大塚で二発やってきたねんっ、二発ッ!!えろぉ~キモチよかったね~ん、グワハハハッ!!
待っとるから早く来たまえよ!
何?忙しい?ワシは今朝仕事上げたとこやねん!それで大塚で二発やねん二発!ワシの誘いを断わる気かコラ!待っとるで!グハッ、グハッ、グワハハハハッ!!早ぅ来んかいボケッ!」

と、練馬のスナックから理不尽かつ不浄な連絡を寄越され、相変わらずの精力旺盛な先生の性豪ぶりを察するや背筋に悪寒を走らせながらも、大御所の先輩には逆らえぬ従順な私は、しかたなく支度に及び自転車を駆ってスナックHへと向かったのでありました。

大塚のホテルでご商売のご婦人の出前を取って、二発だか何発だか何だか…、私の関知するところではございませんが、一体どこまで生殖行為がお好きなのでしょうか、あの文字通りのクソオヤジと来た日には…。

網タイツの眩しいママと馴染みのホステスC姐さん相手に、焼酎ガボガボ呷りながら何を声高々に語り始めるかと思いきや…、

「最近ワシは、シッ○スナインに嵌まっとんねん!グワハハハッ!!」


……知るかッ、クソオヤジ!!
淫獣T先生のお相手に手間を取るのでしたら、真面目に年賀状を書いていた方がよっぽど賢明でありました。


さて、西暦2012年を迎えた元日も、世間のお屠蘇気分どこ吹く風で、こちとら原稿制作に精一杯で……

と、申したいところではありますが…、長年生きていれば幸薄いこの私にだって、たまには身分不相応なまでの幸せが訪れることもあります。

『おせち作ったから、おすそ分け!よかったら食べて~!』
との光栄この上ないお慈悲を賜わり、新年を迎え至福のひと時を味わった次第です。

え?
誰が私に手作りおせちを持って来てくださったかって?

うふふっ、それは…
ヒ・ミ・ツ…!!


何だよッ、もちろんヒゲ面の野郎なんかじゃないもんねっ!


そんな感涙に咽ぶかの有り難いお誘いを頂き、せめて元日くらいは日本人らしく過ごそうと、むさ苦しい拙宅に魅惑的なご婦人をお迎えして、睦まじく熱燗なんぞを啜りつつ、手作りおせちを頂いたのでありました。

特製おせち.jpg

何よ何よっ?何か文句ある?
たまには美女としっぽり過ごしたっていいじゃない!
これでも苦労の絶えない人生送ってきたんだから!


で…その後、どうしたかって?
ええ、そりゃあ私だって一人前の男性ですとも。
敢えてご報告するのも、野暮ってもんでありましょう。


何?そんなに聞きたい?
聞きたいの?

もう、アンタも不粋ねぇ…。


その夜は、嫌がる彼女を引き止めるや、座椅子に座らせ、私の秘蔵コレクション、“怖い番組収録DVD” を大画面テレビでテンコ盛りに夜通し見せて、本気で怖がり固まっている彼女の表情を時折眺めつつ、私はこたつでおせちやおでんを摘み熱燗をチビリチビリ…と、心尽くしの変態プレイでおもてなしをさせて頂きましたとも。

稲川淳二フリークならば夙に有名な「夜汽車での話」の貴重なドラマ版から、芸能人の体験した怪談番組と、我が選りすぐりの怪奇映像コレクションを次々と惜し気もなく再生。

「こんなの初めて…!もぉ~っ、絶対変態!!」
と怯えた表情で彼女から罵られ、私の興奮はピークに達したのでありました。

おでん.jpg

それだけよ、それだけ。


円熟の変態プレイですっかり本性を剥き出しにしてしまい、男の株を一気に下げた私ではありましたが、彼女に誘われるまま、翌日の夜は彼女のご友人たちとの新年の食事会に厚かましくも参加。

お寿司屋で、初対面のご夫婦にそのお子さまや、小学校の先生との青年たちと、清くお酒を酌み交わしたのであります。

遠慮というものを知らない無作法者の私は、それから更にそのご家族のお住まいにまでのこのこお邪魔して、ワインなどを馳走になったりと。

ワイン宴.jpg


例年でしたら、一人きりの自室で新年を迎え、スーパーのおせちをつつき孤独に酒を啜り、翌2日には銭湯の朝湯で身を清め、午後には老いた両親のいる千葉県の奥地に行って、のんべんだらりと過ごすのが私の恒例行事でしたが、このお正月は、何とも素敵な人達と優雅なひと時を過ごさせて頂きました。


で、原稿ね。
ちゃんと順調に進めております。
すっかり呑んだくれて、ワク線にインクを入れたままでストップ…だなんて怪しい事実は、この際隠しておいて、今日から入魂の執筆作業に勤しみます。

本年も、仕事に趣味にと、大いに邁進したいと存じております。
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ママ宅宴で呑み納め
変態クソ.jpg


出来心で衝動購入をしてしまった安価品のエレクトリック・アップライトベースは、先日風呂上がりに迂闊にも体当たりをしてしまい見事に転倒させてペグがポキンと折れてしまいまして、購入した楽器店に運び修理に預けておりますが、お蔭さまで元気に暮らしております。


年内納入の原稿は何とか遂行致しまして、それからは腑抜けてアルコール漬けの、平穏無事な年の瀬であります。

とは申しましても、私にとってこのお正月は、生憎…などと申しては罰が当たりましょう…幸いにも、正月休み明け〆切の仕事を頂戴致しまして、例年のように連日新宿のスポーツジムに通い筋力を鍛え、のんびりと酒浸りの悠々自適な年末年始を送るわけにもいかず、おとなしく室内に籠もり真面目に官能作品の創作に身を投じねばなりません。


そんなせわしない予定を控えた私の年の瀬ではありますが、昨日は、またしても練馬のスナックの元ママ宅にお邪魔しまして、毎度の面々数人と共にささやかながらアットホームな忘年会を催した次第であります。


ママ宅宴会.jpg

お寿司と吟醸酒一升瓶を手土産に、元ママ宅三度目の訪問。
続々と集った顔ぶれは、親分Kちゃん,恋多きI君,練馬の姐御カヨ姐さんに早苗ちゃんの伝説の名ホステスお二方,そしてママにパパ,近所のおじさん、そして私。

益々濃厚に色香増す二人の姐さん加われば、宴も華やかに話も弾みお酒も進みます。

早苗おでん.jpg

最近特に私は、酩酊のレベルが意識朦朧状態に達してしまうまでが殊更早く、楽しい酒席にて、飲食時に適さぬ下劣な話題を無遠慮に持ち出してしまう粗相が頻発し、酔いが醒めると自己嫌悪に陥ることが多々あります。

昨夜もやらかしてしまいました。
本年度のハイライト事項として、練馬繁華街の豪傑、先輩作家T先生の “本当にあったおぞましい話/池袋待ち合わせ妖怪婦人とホテルで交尾最中ウ○コ漏らされ糞闘編” 一部始終を、練馬の上品な大物お姐さま方に、それも和やかな宴の席で克明に語って聞かせてしまった失態を、今となっては後悔するばかりです。

「あのエロジジーなら何でもありだろうよ、ケッ!」

との、苦虫を噛み潰したような表情で仰った江戸っ子カヨ姐さんの手厳しい感想のお言葉が、私の立場では決して公言はできませんが、万人の共鳴する適切なるご意見でありましょう。

T先生、来年は “性交最中ウ○コ事件” を上回る、エロ作家の勲章とも言えるべく歴史的な冒険談を期待致しております。


汚らわしい先輩エロ作家の話題はやめておきましょう。失礼しました。

楽しい宴も佳境を過ぎ、その日も朝から仕事に精を出していた、働き盛りのKちゃん,I君,OLの早苗嬢は次々と床に倒れ安らかな寝息を立て始めました。

肉体ソファー.jpg

熟睡に至ったI君の脹よかな肢体をソファーにして、ママとカヨ姐さん。


なぜか元気一杯のカヨ姐さん相手に、不埒に夕刻まで睡眠を摂っていて体力有り余る私は、食欲も衰えず深夜に改めて刺身にご飯で腹ごしらえして更にアルコール摂取するわの、まったりした大人の時間。

何とも優雅なホームパーティーでありました。


他人様のお住まいでの雑魚寝では落ち着いて眠りに就けぬ上流階級育ちの私(嘘)は上品に帰宅し、自分の寝床に横たわるや、しっかりと半日睡眠。

さて、気を抜いて過ごすのもどうやらここまで…です。
少しは日本人らしい正月休みを味わうためにも、怠けた体に鞭打って原稿に勤しまねばなりません。


夕げのお惣菜の足しにもならず何の役にも立たぬ私の下世話な駄文を、本年もご愛読くださった全国総勢推定約15人もの親愛なる皆さま、ご愛顧誠にありがとうございました。
来年度も、低俗漫画家としての活躍ができていたのならば、私の退廃的な日常生活を偽りなく赤裸々に綴らせて頂きたく存じます。
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アップライトで初稽古
皆さんはこの私のことを、日々酒に溺れてあちこちで醜態を繰り広げているばかりの人生失脚者だと認識なさっていらっしゃるかもしれませんが、これでも普段は、怪しくもおとなしい小市民の小動物です。
多忙時には一滴たりともアルコールは摂取せずに、ご飯を炊いて野菜炒めだって焼うどんだって自分でこしらえて質素に慎ましく暮らし、あれからというもの性根を入れ替えて、依頼を頂戴した原稿に真面目に取り組んでおります。

今度こそ、余計なネット通販にも一切手を出してはいません。


…なワケないでしょうが!
独りで部屋に閉じ籠って原稿制作に四苦八苦してるのです。
犬や猫や金魚も亀も飼う習慣もなく、裸エプロンになってくれる通い妻がいるわけでもない浮かばれぬ中年男が、ネットで衝動買いの一つでもせなんだら、生きていて何の楽しみがあると言うのでしょうか。
え!?皆さん!
自分で稼いだお金で、法に触れない限り何に遣おうが何を買おうが、許されることでありませんか!?
違いますか皆さん!?裸エプロンで…いや裸エプロンの話ではなく、自分のお金で欲しいものを買って、何が悪いのでしょうか!?

で、ジャ~ン!!
今回の粗相はこれ。
遂にこんなの買っちまった始末!

アップライト.jpg

エレクトリック・アップライト・ベースね。
ドデカいコントラバスこそ買いやしませんが、とりあえずこんなとこで、ジャズの練習用に…と。

チープなロック用ベースでジャズを…なんてのが私なりの信条でもあったのですが、やはり少しは進化せねばなりません。
と言っても、実はコレだって楽器としては相当にチープな一品なのですが…。

ギターの仲間のエレキベースと、コントラバス・サイズのベースでは全くの別物。指が水膨れになりながらも、必死に稽古してみました。
もちろん、ちゃんと原稿進めながら、息抜きに…ですよ、お世話になっている編集者の皆様。

ソープ編集者G氏とて、最近は吉原から鶯谷まで活動の拠点を広げ、ホテルデリヘル遊戯に定期的に挑んでいらっしゃるのです。
探究心衰えぬそのチャレンジ精神を、私も見習わねばなりません。


で、ひと仕事遂行させて、昨日は初めてのアップライト・ベース持参で、市ヶ谷まで足を運びスタジオへと。

ピアニストA氏は生憎風邪でダウンとの旨で、お稽古休み。
先日まで血気盛んな若人衆を率いて演奏活動に明け暮れていましたから、溜まった疲れが出たのでしょう、彼。

今回は、ピアニスト不在ながらも遂にサクソフォン奏者参加!
それも若い女性!
何と新妻!
幸せオーラ出てるぞっ、このッ!

ドラマーM氏の先導で、私の拙すぎるアップライトベースとのトリオ練習会でありました。

うら若いご婦人が、愛用の高級アルト・サックス(憧れの “セルマー” !ウン十万円ですってよ旦那!)を抱えるや、チャーリー・パーカーから何からバップでもバラードでも気持ちよさそうに奏でるのですから、おじさんもホラ、微笑ましくなってしまいます。

サックス&ベース.jpg

…なんて、幾度もライヴ・スポット等でセッションに参加し腕を磨いているジャズ浸りのお二人相手に、こちらは未だコード進行も飛んでリズム崩してしまう、下手の横好きにしたって下手過ぎるベースの腕前で、申し訳なくなるばかりでありました。

奥床しい性質の私をご承知の皆さんは、こうして私が謙遜して申しているかとお思いかもしれませんが、こればかりは譲れません。自信を持って申します。
本当に私はジャズ・バンドなどに参加してはならない程、メタメタに使えない技量です。
だってジャズってば、コード進行複雑すぎるんだもんっ!
こんな私に、毎度苦笑いしつつも根気よくお付き合いくださるドラマーM氏とピアニストA氏の寛大さには、感謝の言葉もありません。

ドラム&ベース.jpg


さて、3時間ものスタジオ稽古で冷や汗を掻いた後は、軽く赤ちょうちんで一杯…なんてオヤジ呑んだくれコースにはなりません。お二人とも真摯なジャズ愛好家なのです。
お互い楽器で発散したら、清く解散。
遠路遥々足を運んでくださった新婚ホヤホヤの若妻に、これ以上私のイカ臭い荒んだ腐敗臭を押し付けるのも忍びないことであります。

それにしても、つい先週届いて、初めて持って外出したアップライト・ベースは、私の風貌では平和な生活を営む世間様の目からは何に見えるでしょうか?
ドラムとサックス・ケースを持った方々と共に駅まで歩いているうちは、何やら楽器のケースだと思って頂けるでしょうが、一人になるや、異様な大きさの細長い黒いソフトケースを背中にデ~ンと背負った自身の姿は、我ながら怪しさ満載です。
決してバズーカ砲やら薙刀なんぞを搭載している訳ではございません。
いっそ、クーラーボックスを一緒に抱えた方が怪しまれないかな…なんて考えつつ、幸い警官に因縁をつけられ職務質問を受けることもなく、無事に帰還致しました。

日曜日では顔の出せるスナックは休業ですし、まっすぐ帰宅。
いやいや、ひと仕事上げたところ…ではあれど、どの道私も年末進行の最中でのんびり休む間もなく、次の原稿に取り掛からねばなりません。


しかし体力の弱っている身には、ベースにしては軽いとは言えどやはり充分に重い荷物を背にかなりの距離を歩き続けてしまい、腰への負担が気に懸かるところ。
案の定、帰宅後ひと寝入りして起きたら、肩凝りと腰痛が酷く、些か危ない事態です。
音楽の才に乏しい老体には、ジャズの道は険しく厳しいものであります。



この度は低俗な私としたことが甚だつまらない高尚な話題のみで、誠にお恥ずかしゅうございます。
尊敬していた先輩作家T先生の、ウ○コ漏らされ事件以来の面白い噂話も得られず、残念でなりません。

年も押し迫ってきてしまいましたが、年内〆切の原稿を遂行したら、また適度に酒を浴びてほどほどに暴れる予定です。
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おジャズの花道
ヤサグレ絵師風情の私が何故か参加させて頂き毎月練習を重ねているジャズ・トリオの、ピアニストA氏が、熱心にも他のメンバーで新たにユニットを組み、その初の演奏発表会が、大塚のライヴ・バーにて行われたのであります。

そこでは土日祝日はアマチュア音楽家の貸し切り。様々なジャンルのバンドが1時間交代で次々に登場し、約45分間の持ち時間で、日頃の猛特訓の成果を発揮し腕前を披露するのです。

それにしても、我々の音楽活動関連行事となると、毎度雨天に襲われてしまいます。
A氏のライヴ当日、昨日も見事に豪雨と言ってもいいかの空模様。
生憎の悪天候ながらも浮世の義理で、私は大塚まで足を運び、そのライヴ・バーへと。

以前に当駄文でもご報告申しました通り、この夏に錦糸町のライヴ・バーで無理難題なジャズ演奏という生き地獄を味わい辱めを受けた私。やはり他人の演奏を冷やかしに行くのは気楽であります。

知らないアマチュア・バンドの演奏を、バンド仲間のドラマーM氏と共に、真ん中のテーブル席でビールを啜りつつ拝聴します。
オリジナル曲中心で、カシオペアやTスクエアのコピーも演る5人組フュージョン・バンドは、定番ながらもそれは大した水準。可愛らしい娘さんが、なかなかパワフルな太鼓を叩くものです。ベースのお兄さんも、スタインバーガー・シナプス5弦ベースで自信たっぷりにバチバチドベドベズンズンと、上手いもんだわ!と感心しきり。

お次に出てきた何だか個性溢れるアダルト組バンドは、さて何をやらかしてくれるのか?と思ってたら、始まったのは…、出ました。出てしまいました…、“ビートルズ命” の熱血オジサマの熱唱ユニット!
そのバンド目当てで急に続々と客席に集まったのは、親類縁者にご近所友達?だか何だかの熟年組に子連れ家族の、ライヴ小屋には些か場違いな集団。

ビートルズから音楽にのめり込み、ギター鳴らして歌い続けてウン十年…なんてな雰囲気のお父さん、さすがMCも堂に入っています。
1曲目のポール・マッカートニー&ウイングス「シリー・ラヴ・ソング」は、私の思春期洋楽入門時、深夜放送で頻繁に流れていた懐かしのヒット曲ではありましたが、
「今回のステージでは “愛” をテーマに選曲しました!皆さん、愛を信じて…深い愛を感じましょう!!」
だなんて…急激に胃が重くなるかの大仰な催しが始まってしまいました。

熱唱バンド.jpg

余りの衝撃だったもので、思わず記念撮影をさせて頂きました。
途中からゲスト参加とやらの優しそうなお兄さん、涙ぐんで愛の歌だかを熱唱するや…、
「さぁ~皆さんもご一緒に!」
って…盛り上がっちゃってるぞ、親類縁者だか何だか知人の老若男女!!
こいつぁ~えらい所に来ちゃったもんだ…とステージ前方に席を陣取ってしまったM氏と共に頭を抱え込んだ次第です。
ただの通りすがりの見物客の私が、とんだ騒ぎに巻き込まれたものです。

一時はどうなる事かと思いましたが、世には色々なご趣向の方がいらっしゃるものだ…と無事に落ち着きを取り戻し、お次に漸く、待ってましたの、A氏率いるジャズ・クァルテット!

相澤カルテット.jpg

A氏のピアノに、ドラム,ベース,サックス。
絵になる男前の若者三人と共に、スタンダード・ジャズを楽しげに奏でるA氏。私も楽しく聴かせて頂きました。
のほほんとして、兄ちゃん上手いぞウッドベース!大したもんだ畜生ッ!


…いや、参りました。

素人バンドの演奏を過去から幾度も拝聴しておりますが、未だかつて自分より下手なベーシストに、私は出会ったことがありません。
この日とてそれは例外ではありません。
こうなりゃ、辛い現実に背中を向けてヤケ酒呷って酔っ払うのみです。

何しろ私は、ドリンク飲み放題チケットを購入しての入店なのです。
損しちゃなるまいと、生ビールからフォア・ローゼズのバーボンソーダをここぞとばかりに貧乏根性丸出しでガボガボ呑みまくり、私こそ場違いなただの酔っ払いオヤジと化しています。

ライヴ終了後、
「ご一緒にどうですか?」
と、ちょっと社交辞令で声を掛けられりゃ、酩酊完了の私は断わる術もなく、A氏のバンドの打ち上げ宴会にヒョコヒョコついて行く野暮天です。

どうやら、出演メンバーの他の方々はA氏を中心にネットを介在して知り合い、情報交換して、この夜始めて顔を合わせた音楽同好の士がほとんどだそうで、十名程の皆さん居酒屋の席に落ち着いてもギコチない空気。
そこで、ここは酒席に慣れた人生経験豊富な私が率先して場を盛り上げねば…と意気込んだものの、音楽愛好家達の純粋な交流会では、私の小気味好いダイナマイト・ピンク・ジョークも虚しく空振りの連続で、途端に浮いた中年男となってしまった有様です。

皆さん生真面目な音楽青年たち。それでも一人、綺麗どころの美形ピアニスト女性がいるものですから、男連中の高揚感も確実に違います。

酔い心地進み皆次第に打ち解けてきても、平気で音符の読めるような小癪な連中相手に、私如きが偉そうに年の功でジャズの何を語ろうが、当然ながら太刀打ちできる筈もありません。
最後にゃ二十代の若いジャズ・ベーシスト君に、
「あのォ~…ベースソロって、どうやって弾いてるんですか?」
なんて、敬語になっちゃったじゃないかっ!

やんなっちゃったな、もう…。


ジャズ仲間.jpg

趣味なれどもジャズに音楽に情熱を傾けた、素敵な若人たちでした。


しかしながら、汚れた裏街道者の私には少しばかり物足りず、このままでは悪酔いしそうです。これは練馬に帰還して、適度な雑菌を植え付けねばなりません。
かなり酔って既にヘベレケ状態ながらも、T先生行きつけのスナック Hへと。

「ジジーのボトルを出せッ!」
とママ公認でT先生のボトルを失敬させて頂き、新人ホステス相手に焼酎で口直しをしたのでありました。
(先生ご容赦ください。後日埋め合わせ致します)

先刻のジャズ同好宴会での世田谷のお嬢様ピアニストとは、何を話したって終始全く噛み合わずに脅えられる一方でしたが、それに比べて…いいなぁ~、さすが練馬の三十路ホステスときた日にゃ!
たしかピアニスト女性と奇しくも同じ32歳のご婦人でしたけど、オッサンのオ○ニー話に引くことなく、間髪入れず食い付いて突っ込んできてくれるもんねっ!

「キミが生まれた頃、オッチャンは毎日2回オ○ニーしてたんだじょ~、デヘヘヘッ…」
「あら?たったの2回!?少な~い!」
「……(赤面しつつ)いやぁ~ん、もうっ!」

こうでなくっちゃあ。
いいコ入れたね、ママ。
覚えておくぜ、福島県出身 ミッちゃん!


さて、暢気にふやけて呑んだくれるのも昨夜を最後に、これから嵐の年末進行突入で、幾ら私でも暫しは必死に原稿に取り組まねばなりません。

…と、室内に籠って孤独に作業をするのが私の自然な行動形態。
スタジオ練習までなら大いに結構ながら、何処ぞで人前での演奏披露大会だな、私にとって頭の痛いのは…。
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高嶺のランデブー再び
「ゲヒヒヒヒッ…ワシの馴染みの○○チャンが、あのハゲに電話しろ言うとんねん!それでハゲに電話したったねん!どや?キミもオッパイ揉みに来ぇへんかぁ~?ゲヒッ、ゲヒッ、ゲヒヒヒッ…」

日本官能劇画界の巨匠、御大T先生からの着信に出ると、例によって先生はフィリピーナの乳首を捏ね回しつつ、既に酩酊し呂律の回らぬ口調で捲し立て始めました。穏やかな晩秋の宵に、全く迷惑千万な話です。


池袋北口.jpg

T先生と言えば、今年の夏に池袋駅北口前で待ち合わせた女性とホテルで性交中に脱糞をされながらも、相変わらずその精力は旺盛で、練馬のスナックからフィリピンパブ等を荒らしていらっしゃるご様子です。

電話口の周辺からは、異国女性たちの嬌声,悲鳴。
恐らくまたしても先生は、フィリピーナの乳房を揉みしだきつつ、感極まるや自らの陰茎をやにわに露出させ、暴れ回っては周囲を騒然とさせていらっしゃるのでありましょう。おぞましい光景が目に浮かびます。
練馬区の保健所も何をやっているのでしょうか。

こんな不良親爺との交際が知れたら、年老いた私の母親も故郷でさぞや嘆き悲しむことでしょう。
いくら商売上の先輩作家とはいえ、私もいつまでもこの様な醜悪な男に関わっている場合ではありません。

「先生、お電話ありがとうございました。どうか程々に…」
と電話を切るや、舌打ちして忌々しく iPhone を放り投げた次第です。


淫猥狸親爺の話題などどうでも宜しいのです。
そんなことより私は、妖艶美人Y子さんとの、再びなるランデブー計画に必死な状況でありました。

私の趣味であるバンド活動の仲間 ピアニストA氏が、来週末に他のメンバーを引き連れての演奏発表会を、大塚の、とあるライヴ・バーにて行うそうなのです。
無論私はその演奏会を聴きに行く予定でして、そこで、ジャズに興味をお持ちのY子さんをお誘いして、そのライヴ・バーを下見がてら、ご一緒に覗きに行ってみようかと思い立ったのであります。

幸いにもその提案に飛び付いてくださったY子さんと翌日の夜、大塚駅前で待ち合わせ。
オレンジ色の派手なコートに身を包んだ彼女は、悔しい程に男を惑わす妖艶なオーラを発しております。

そんな妖艶婦人と肩を並べ、大塚でも日頃T先生が溢れる性欲を排出する一角とは正反対の方面に歩みを進め、小洒落た地階のライヴ・バーに向かったのであります。

大塚Live Bar.jpg

平日はプロの演奏によるコッテリしたライヴ。
どうやらそこは店主の好みでビートルズから、ブルースやロックの幅広いジャンルの生演奏が行われるスポットのようですが、ちょうどその夜はジャズ・バンドの催し。
Y子さんは白ワイン,私はバーボンソーダのグラスを傾けつつのジャズ鑑賞です。

ピアニスト女性をリーダーに、ドラム,ギター,テナー(&ソプラノ)サックス,6弦フレットレスのエレキベース奏者による、私には未知のミュージシャンのクインテットでしたが、流石に聴衆からお金を取るだけの技量を究めた人達の、隙のない完璧な演奏には存分に圧倒されます。


ライヴ鑑賞後は、近くの串焼き屋で軽く空腹を満たし、それからタクシーで向かったのは、練馬駅の隣、中村橋。
実は私がたまに行く銭湯の手前、寂れた商店街の一角に、以前から気になっていた小さなジャズ・バーの様な怪しげな店があり、Y子さんと遂にその店に突入してみたのであります。
その名も “Miles”。

怪しい店の内部は想像よりもずっと怪しく、愛想よく迎えてくれた初老のマスターに勧められるまま、靴を脱いで私たちが座った席は、何とピアノ(本物よ)の鍵盤部を卓上にした、正に特別席。

当然ながら親爺さんは相当の筋金入りジャズ・マニア。
店内…と言うよりもそこはジャズをはじめシャンソンやフラメンコ等、様々な音楽好きが高じたマニアックな個人の室内と言った空間で、壁際には所狭しとCDが山積み。
ご自身はピアニストのみならず、フラメンコ・ギターも奏でるとのことで、ギターを抱えるや我々にその手腕も楽しげに披露してくださる歓迎ぶり。

深夜に不思議な異空間をY子さんと共に過ごし、一見客ながら我々はマスターに妙に気に入られたのか、「普段は常連さんにしか配らないんだよ」との、一般には非売品(ホント?)との、缶入りじゃがいもポタージュを振る舞われ、更に特別にと土産にもう一本ずつ頂戴した次第です。

缶ポタージュ.jpg

ね?コレだから、美女とのランデブーは堪えられません!
胡散臭い親爺二人組ででも入店してごらんなさいよ。絶対にこんな待遇は受けられないんだから!


「ちょっとお腹空いちゃったぁ」
との愛くるしいご意向をY子さんから受けて、それから更に練馬の焼肉屋へ。

私は今まで、深夜過ぎの時刻に男女のつがいが焼肉屋の隣席で睦まじく腹ごしらえ…なんて小憎たらしい場面に出くわせば、こちとら見たくもない髭面野郎と向かい合って肉焼いてビール呑みつつ、

“さんざ思い切り肉弾戦ぶっ放しゃーがって、体力回復に肉食って…ってかぁ~!?精力つけて帰ってもう一戦かぁ~?この野郎ッ!結構だねぇ~畜生ォ~ッ!!”

…だなんて下世話な想像力ばかりを働かせておりましたが、そうとばかりは限らないのね…。
いや、私に限っては…か?

指一本触れもせず、私はもうY子さんに翻弄されるばかり。

それでその後は…どうしたかって?

ええ、タクシーで帰路につく彼女を清く見送り、私は骨抜かれ状態で自宅に帰って寝ましたとも。時刻は午前4時半。


そんなわけでその日は丸一日グロッキー。
アーチストは美形に弱い…と言うことで、私の不甲斐ない有様を何卒ご理解頂きたい。
この調子で、今年の冬も相も変わらず独り寒々しく過ごしそうです。
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