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気まぐれ日記::ちょいと活動写真
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ちょいと活動写真
友人マルチライターY崎氏からの情報で偶々知ったのですが、何処ぞの御仁が作っているHPの『このマンガがひどい!』なるタイトルの欄に、拙作が抜粋されて勝手に載っておりました。
何にせよ私の作品が人様にご注目頂いたのですから、とりあえずは名誉なことと受け取っております。

落語の「饅頭こわい」を「人妻こわい」にしちゃったやつね。

人妻怖い.jpg

ひどい漫画だ、たしかに。
しかしそこには私の名前が出てた訳でもないのに、絵だけでよく判ったね Yちゃん。


この春も、温泉旅行にもピクニックにも行けずに、花粉症と闘い、〆切に怯えて独り原稿に四苦八苦しております。

「あ~、その〆切だとねぇー、ゴールデンウィークは家族旅行でさぁ、ちょーっとキッツイのよねぇー。
うん。ま、そーゆーワケだからさ、原稿は無理無理。
また連絡ちょーだいよ!編集長にヨロシク!ハイどーもォ…」

…なんて、もしも身の程を弁えぬ不遜な態度でご依頼を頂いた仕事を断わってしまった日には、私の如き掃き溜め作家には今後一切仕事が来なくなり、呆気なく業界から蹴り落とされてしまうことでしょう。


幸いにも旅行をせがまれる家族もない私は、侘しく朽ちて孤独死を控えるだけの潔白な身。
こんな私の描く漫画でも出版社から執筆依頼を賜るのですから、巷の連休などには背を向けて、ありがたく一心不乱に原稿制作に精を出すしかありません。

刑事コロンボの口癖でもございませんが、刑事のみならずエロ漫画家とて、何とも因果な商売です。
やれ忙しい忙しいと、何週間だか一ヶ月近く…時にはそれ以上も、下界の空気をほとんど吸えずに時間に焦り自室に独り閉じ籠り…なんて不健康な生活を、かれこれ二十年程も続けてしまっております。
それでは悲しいことに自ずと社会人としての経験値の乏しい、世間知らずの軟弱者にならざるを得ません。

久々に娑婆の空気を吸い、ささやかな憩いを求めて繁華街のネオンに吸い寄せられ、魅惑の夜の蝶を酒席の相手にすれば、弄んだつもりが弄ばれ…いつの間にやら財布の中身を根こそぎ吸い取られてしまうのも世の摂理でありましょう。

商売上手,世渡り上手な 泡の風流人 編集者G氏の様な、性行為至上主義を堅実に貫き通す潔い生き方に幾ら憧れても、今更そう真似のできるものではございません。


…などとまた醜く愚痴を零したところで何も始まりません。
どうせ巷の巨大休暇関係なしに原稿に焦る日々ですが、今ひとつ仕事に気分が乗らなければ、気晴らしにせめて映画でも…。

自転車ひと走りで向かえる距離に立派な映画館があるというのも、こんな時には嬉しいものです。

映画館.jpg


観たかったのは、「ヒッチコック」。
名優アンソニー・ホプキンスが、サスペンスの巨匠 アルフレッド・ヒッチコック監督を演じ、“ヒッチコックと言えば…” の代表作「サイコ」を撮り始めてからの苦悩と大成功までを描いた作品。
私のヒッチコック好きは以前にもお伝え致しました。これはじっくりと映画館のスクリーンで鑑賞しなければ気が済みません。

ヒッチコック.jpg

いやぁー、面白かった!
ヒッチコックに興味がなければ、また「サイコ」に思い入れもなければ、恐らくほとんど盛り上がりも判らない映画だったでしょうが。


「サイコ」が1960年公開の作品ですから、1959年の米国映画界が舞台。
私のまだ生まれる前の海の向こうの世界は、何とまぁ華やかでゴージャスだこと!


映倫のイヤミな爺ィ役の俳優、どっかで見たな。誰だっけ誰だっけ…?
あ~思い出した!「ロボコップ」の凶悪犯の親玉 クラレンスだ!
あの野郎、まだこんな憎ったらしいことやってたのか!
ジャネット・リー役のフェロモン溢れる女優さんも、アンソニー・パーキンス役の俳優も、良い存在感。

なかなか有意義な息抜きでありました。
で、今観て来て、スーパーでお買い物して帰ったとこであります。


と、高尚な映画鑑賞で気分転換も結構ですが、こちらはこれからまた、どっかの奥さんがどんな男とアヘアヘだのホヘホヘだかズッポンだのボッコンだの…そんな漫画を描かねばならぬ、己に課せられた低俗なる現実と向き合わねばなりません。

いえいえ、巨匠ヒッチコックとて私の如きチンピラ絵師とて、入魂の作品を創り上げる姿勢に決して変わりはございません。
魂を込めて、エロ漫画執筆活動に邁進致します。


ご飯食べてひと眠りしてから…ね。
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