祝!婚約披露会見の宴
2016-05-30 20:00:10 (7 years ago)
いつも当ブログをご覧くださる、練馬区,四谷三丁目,ならびに埼玉方面の数名の皆さまには、今さら隠し立てもできません。
私は碌に酒の味も判らぬままに酩酊に及び酒席で滅茶苦茶なことを言ってクダを巻くしか、最早残された余生に何の楽しみもない天下無敵の失脚者です。
従いまして今回もまた、傍らにアルコールの盃をお供にした席上でのささやかな話題です。予めご勘弁を願っておきます。
編集者G氏,S氏と共に策略中の落語イベント、その名も『落語めし』ですが、お迎えする噺家 笑福亭里光さんの独演会が新宿で催されるので、三人で聴きに行って参りました。
トークに若手漫才も含め、「ねずみ」に「竹の水仙」の古典二席で二時間、しっかり拝聴した後は、件のイベント会議をと座を居酒屋に移しての相談。
看板メニューの手羽先は確かに癖になる味だとは記憶しているものの、座談会の結果は酔ってよく覚えておりません。
最近特に万事この調子です。
翌日。夜のお勤めからお昼のOL生活に憧れ果敢に挑戦したものの、お局サマなる鋼鉄の五十路バージン(らしい)の古参上司たちに責め苛まれ這々の体で逃げ出し、めげずに次なる新たな職場の派遣先も決まったとの闘うシングルマザー、マキ嬢。彼女のお誘いで、土曜の宵の口から練馬の毎度の居酒屋にて一席。
私だってそう連日の飲酒は避けたかったのですが、これも浮世の義理であります。彼女今後は土日曜は勤務日になるって言うしさ。
銭湯でゆっくりお湯を堪能し、いつもの居酒屋へ。湯上がりの生ビールは堪えられません。
しばらくしてやって来たマキ姐さんと暫しはサシで一杯。
LINEで早苗ちゃんもお呼びしてみたのですが、ご返答は生憎のご都合。本当に早苗ちゃんはよっぽど私に何の興味もお持ちでないのでしょう。その真実は余りに痛々しく、無論私自身も重々承知しておりますので、皆さまにはどうか私にデリカシーを持って接して頂きたい所存です。
因みにこちらのマキ嬢も、何かと私を慕ってくださってはおりますが、私を「男」としては一切見ておりません。友人以上の存在としては候補外だそうです。
だからいいんです、そこはもう。放っといてください。申し上げた通り、愉しく酒が呑めればよろしいのです、私は。
さて、そんな私とは全く裏腹に、めでたく伴侶を射止めて幸せ一杯の親分 Kちゃんの登場です。
長年に渡り練馬の夜のお姐さんたちと優雅な時を過ごし、しかしその実決して淫らなる男女の関係に踏み込みはしなかった粋人の極みたる彼ですが、この度遂に晴れて婚約発表。
その彼は今夜はそのフィアンセと甘い夜を過ごす予定だったものを、どうやら我々がとんだ不粋なお誘いをしてしまったようです。
顔と態度は怖いものの気の優しいKちゃん、この場で噂の婚約者を、我々に面会させてくれたのです。
デレデレとフィアンセを呼び出す親分
ほどなくしてやって来たKちゃんの生涯の伴侶となるご婦人は、紛うことなくの美女!それもひと回り以上若いお嫁さんだってさ!そりゃ自慢したくて呼び出すさ!憎いねこのッ!
清楚なご婦人を交えて、座は一気にギコチない空気に。流石は立派な一女の母親でもあり接客業のマキ嬢、余所行きのトーンで小洒落た大人の会話を繰り広げるわで、何とも予想外の一席となった夜でありました。
そりゃ、この穢れた私のブログにて親分の若いお嫁さんのお姿をご紹介する訳にはまいりません。
私はおとなしく粗相のないようにチビリチビリと呑っておりました。
…いや、粗相な発言はちょっとはしちゃったな。
言わずもがな、幾ら酩酊してもこれ以上野暮な真似はできません。居酒屋を出たら、「さて次はどこ行こかっ!?」なんて毎度のパターンは決して許されません。これから我が国の少子化に歯止めをかけるべく繁殖活動を担った前途あるお二方を清く見送り、マキ嬢と私は気を利かせて小綺麗に逆方向へと消えます。
こんな時こそ、睦まじいカップルの熱い姿を嫌と言うほど見せつけられ残された男女同士が、ひと息ついて河岸を変えたら、何故か盛り上がって火が点いて…意外や一夜にして深い間柄に…!!
…だなんてストーリー展開のドラマ、古今東西ラブコメだと定番でありますよね。あるよねっ!?ねっ?
繁華街の裏道をマキ嬢と並んで歩く私は微かながら妙な興奮で密かにそんな不埒な期待を込めておりましたが、大通りに出たら、彼女は…当然のようにとっととタクシーに乗り込み、にこやかに去って行きました。
だから、いいんです、そこはもう。気にしないでください。身に染みてわかってます。
くどいようですが、愉しく酒が呑めればそれで満足なのです、私は…。
私は碌に酒の味も判らぬままに酩酊に及び酒席で滅茶苦茶なことを言ってクダを巻くしか、最早残された余生に何の楽しみもない天下無敵の失脚者です。
従いまして今回もまた、傍らにアルコールの盃をお供にした席上でのささやかな話題です。予めご勘弁を願っておきます。
編集者G氏,S氏と共に策略中の落語イベント、その名も『落語めし』ですが、お迎えする噺家 笑福亭里光さんの独演会が新宿で催されるので、三人で聴きに行って参りました。
トークに若手漫才も含め、「ねずみ」に「竹の水仙」の古典二席で二時間、しっかり拝聴した後は、件のイベント会議をと座を居酒屋に移しての相談。
看板メニューの手羽先は確かに癖になる味だとは記憶しているものの、座談会の結果は酔ってよく覚えておりません。
最近特に万事この調子です。
翌日。夜のお勤めからお昼のOL生活に憧れ果敢に挑戦したものの、お局サマなる鋼鉄の五十路バージン(らしい)の古参上司たちに責め苛まれ這々の体で逃げ出し、めげずに次なる新たな職場の派遣先も決まったとの闘うシングルマザー、マキ嬢。彼女のお誘いで、土曜の宵の口から練馬の毎度の居酒屋にて一席。
私だってそう連日の飲酒は避けたかったのですが、これも浮世の義理であります。彼女今後は土日曜は勤務日になるって言うしさ。
銭湯でゆっくりお湯を堪能し、いつもの居酒屋へ。湯上がりの生ビールは堪えられません。
しばらくしてやって来たマキ姐さんと暫しはサシで一杯。
LINEで早苗ちゃんもお呼びしてみたのですが、ご返答は生憎のご都合。本当に早苗ちゃんはよっぽど私に何の興味もお持ちでないのでしょう。その真実は余りに痛々しく、無論私自身も重々承知しておりますので、皆さまにはどうか私にデリカシーを持って接して頂きたい所存です。
因みにこちらのマキ嬢も、何かと私を慕ってくださってはおりますが、私を「男」としては一切見ておりません。友人以上の存在としては候補外だそうです。
だからいいんです、そこはもう。放っといてください。申し上げた通り、愉しく酒が呑めればよろしいのです、私は。
さて、そんな私とは全く裏腹に、めでたく伴侶を射止めて幸せ一杯の親分 Kちゃんの登場です。
長年に渡り練馬の夜のお姐さんたちと優雅な時を過ごし、しかしその実決して淫らなる男女の関係に踏み込みはしなかった粋人の極みたる彼ですが、この度遂に晴れて婚約発表。
その彼は今夜はそのフィアンセと甘い夜を過ごす予定だったものを、どうやら我々がとんだ不粋なお誘いをしてしまったようです。
顔と態度は怖いものの気の優しいKちゃん、この場で噂の婚約者を、我々に面会させてくれたのです。
デレデレとフィアンセを呼び出す親分
ほどなくしてやって来たKちゃんの生涯の伴侶となるご婦人は、紛うことなくの美女!それもひと回り以上若いお嫁さんだってさ!そりゃ自慢したくて呼び出すさ!憎いねこのッ!
清楚なご婦人を交えて、座は一気にギコチない空気に。流石は立派な一女の母親でもあり接客業のマキ嬢、余所行きのトーンで小洒落た大人の会話を繰り広げるわで、何とも予想外の一席となった夜でありました。
そりゃ、この穢れた私のブログにて親分の若いお嫁さんのお姿をご紹介する訳にはまいりません。
私はおとなしく粗相のないようにチビリチビリと呑っておりました。
…いや、粗相な発言はちょっとはしちゃったな。
言わずもがな、幾ら酩酊してもこれ以上野暮な真似はできません。居酒屋を出たら、「さて次はどこ行こかっ!?」なんて毎度のパターンは決して許されません。これから我が国の少子化に歯止めをかけるべく繁殖活動を担った前途あるお二方を清く見送り、マキ嬢と私は気を利かせて小綺麗に逆方向へと消えます。
こんな時こそ、睦まじいカップルの熱い姿を嫌と言うほど見せつけられ残された男女同士が、ひと息ついて河岸を変えたら、何故か盛り上がって火が点いて…意外や一夜にして深い間柄に…!!
…だなんてストーリー展開のドラマ、古今東西ラブコメだと定番でありますよね。あるよねっ!?ねっ?
繁華街の裏道をマキ嬢と並んで歩く私は微かながら妙な興奮で密かにそんな不埒な期待を込めておりましたが、大通りに出たら、彼女は…当然のようにとっととタクシーに乗り込み、にこやかに去って行きました。
だから、いいんです、そこはもう。気にしないでください。身に染みてわかってます。
くどいようですが、愉しく酒が呑めればそれで満足なのです、私は…。