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バンドバカ日誌
バンドセット.jpg


チマチマと画業に勤しみ、チビチビと安酒を啜る日々。性懲りもなくたまに重い楽器を背負っては腰痛も顧みずいそいそとスタジオに出掛け、音楽仲間と演奏道楽に励んでおります。


ここのところ私の “メインバンド” と呼ぶに相応しい、ドラマーM氏,ギタリストY氏とのトリオ。
このユニットでは、ロック,ブルース,ジャズ,ファンクとジャンル問わず各自の好きな曲をベースに、額に青筋立ててハイテクニックを駆使…してみたいのは山々ですが生憎私如きにそれができる筈もなく、幼稚なレベルで何が悪い!?…と開き直りの神風精神で果敢に挑んで参りました。
無論何処ぞのライブハウスやジャズフェスに出まくって…なんて胸を張れる段階では全然ございません。その発表舞台を一応は目標に、月に一度スタジオで慎ましく特訓を続けている裏街道の日陰者にすぎません。
そんな密室のお遊戯組とは言え、ギタリスト交代前からの活動を含めますと結構な期間になる我々トリオバンド、その名も『五合目』に、先日ふとした経緯から大きな転機が訪れたのです。


こんな話題、別にどうでもいい?

そりゃそうだろうけどさ。
まぁ聞いてよ。

この度遂に、待望の女性ヴォーカリストが加入してくださったのであります。
ポップスからジャズも歌いこなせる美熟女、Nさんを初めてスタジオにお迎えしての日曜日お見合いセッション。


証拠写真なんかないのは当然ですが、嘘じゃないさ。本当ですとも。

初っ端演奏は簡単なところから、ユーミンの「ルージュの伝言」。
乗りの良い初級編でご機嫌を伺い、次はスタンダードジャズ「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」なんてのを。

ヴォーカルの声域に合わせて演奏隊がキーを探ってコード進行を解析…なんて、昔だったら素人にはひと苦労の作業だったのが、今は便利な文明の利器があるものです。今や演奏愛好家定番のスマホのアプリですが。

元キー.jpg
キーCから

FLYME.jpg
Gに転調

ホラ、ね。ホホイのホイですぐ転調してくれるのです。
便利とは言えど、それを理解して楽器で奏でるだけの知識と技量があれば…の話。

「どんなキーでもご自分が歌い易い音程でいいんですよ」
なんて格好つけて優しいことを言っておきながら…


フラットだらけ.jpg

こんなことになってしまうや、
「うわッ…こりゃ変な記号が一杯ついて目障りだから、やっぱ半音上げて歌ってください!」
と泣き言も出ます。
そこは所詮「寝床」芸。旦那の義太夫道楽ですから、ちょっとややこしくなるとお手上げ。初級以上の背伸びをしてもすっ転ぶのは明白です。


それでも自分等の演奏で惚れ惚れとする歌唱力を聴かせられりゃあ、ナイスミドル演奏組は密かに色めき立つもので、調子に乗って次は彼女のレパートリーから「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」なんて曲名だけで舌を噛みそうなこれまたジャズの名曲にも挑戦。


こうして、なかなかに有意義な秋葉原某所でのバンド稽古でありました。
幸いにして、美熟女歌姫Nさんも我々とのお稽古活動をお気に召してくださったご様子で、次回の参加も約束してくれました。

これは察するに良い兆しの予感です。
その正反対で、不穏な空気を醸し出してしまった苦い思いのスタジオも、これまで幾度か経験してるからね~…。

するとジャズ畑のドラマーM氏も活気付いたのか、今度はボサノバのアレンジにしたいとか無謀な提案を持ちかける始末。
普段は彼もギタリストY氏も、私のメールには数日経って漸く無愛想な返信をひと言寄越すだけだったのが、急激に両人とも素早いメール交換になるのですから、ご婦人の力はやはり絶大なものです。


そんな歌姫をお迎えできたのは何を隠そうひとえに私の手柄!
…と威張り散らして申し上げたいところですが、彼女とて試しに参加してみたバンド連中が、揃って私のようなヒゲと頭が逆さにくっ付いたかの怪しさ満載ジャガイモ体型のオッサン衆だったならば、狭いスタジオ内では特に暑苦しくて食いつきも悪かったであろうとは想像に難くありません。
私よりずっと音楽の知識に長けているだけでなく、私と違って醜い贅肉などない爽やかな清潔感ある男前二人がいてくれたお蔭で、今後のご参加を快諾くださったのでありましょう。

斯様な訳で、ラテンの素養など皆無の純国産ロッケンローラーの私がボサノバとやらと、「ユードビーソーナイスナントカ」のベース練習に挑まねばなりません。
来月末には他ユニットでブルースライブも控えてるしね。


すっかり本業より多忙で、私はこのままで良いのでしょうか?
お金の稼げぬ下手な道楽方面が幾ら多忙でも、何の足しにもならぬことは百も承知。

刻一刻と迫り来る悲惨な老後と末路に怯えつつ、何をやっても浮かばれなかったしくじりの人生をじっくりと噛み締めねばなりません。
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