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幸福の黄色いオムライス
幸福とは縁遠くまったく面白くもないまま、こんな調子であれよあれよと年の瀬と移り、今年も終わりそうです。
若い頃ならば、まだこれからの季節、どんなアバンチュールや嬉しいハプニングが訪れることやらと心も踊ったものですが、今さら何の希望も野望もございません。世間様の厄介者として日陰でひっそりと生き存えるのみであります。
これと言って敢えてこの場で申し上げることも全然ないのですが、一応まだ死んではいない生存の証しに近況報告でも申し上げると致しましょう。


ともじい.jpg

時には先輩作家と称する近所の不良老人の酒の相手をしたり


庄やで四人.jpg

地元の呑み友達と集まり華やかな酒席を催したり
(庄やの兄ちゃん撮影)


新宿G氏.jpg

また先日は長年お世話になっているベテラン編集者お二方との不定期恒例戯れ言会談で新宿の街を呑み歩いたりと。


当駄ブログでもたまには、…そりゃあ私風情では海外旅行とまでは行かぬまでも、せめて温泉旅館宿泊記くらいの優雅なレポートでも披露して自慢タラタラと貧富の差を見せつけてやりたい気持ちは山々なのですが、生憎宝クジも当たらずそのような機会も巡って参りません。

新宿駅南口にての路上ライヴ活動も、調子に乗ってたら若いお巡りさんにこっ酷く叱られて指紋を採取されたりと、道楽行事も芳しくありません。
同じ場所で屋台のラーメン屋さんが国家権力に取り締まられた矢先でしたから、あの夜は嫌な予感がしていたのですが、まさに的中してしまったのでした。

路上パフォーマンスのために、せっかく思い切って購入した秘密兵器、高級最安値ワイヤレスシステムも、呆気なく活躍の場を失ってしまっております。

ワイヤレス.jpg



話題もないので、慎ましく地元ネタで皆様のご機嫌を伺うとします。
例の悪徳先輩作家T先生と練馬の繁華街で呑み散らかしたシメに、最近は何故か先生のお好みに私も影響を受けてしまい、オムライスを欲してしまいます。
それも先生のお好みでは、昨今のデミグラス何たらだのこまっしゃくれたのではなく、ケチャップたっぷりの “昭和のお母さんのオムライス”。
なるほど、日頃熱く語られる先生の変態性欲にはとても賛同できませんが、そこだけは私も同感です。

その先生のお眼鏡に適ったのが、練馬の隠れた名店「ラーメン太郎」。
ここの曲者マスターの作る料理は、とにかく何を食べても美味い。
食欲性欲共に衰え知らずの強欲エロ爺ィの好みに私も同化してしまうのは甚だ屈辱的ではあるのですが、本当にここのオムライスは絶品であります。

オムライス.jpg
ホラ、フワトロ玉子!もちろん内部のチキンライスも絶妙

ホントは空腹の時に思い切り食べたい!…とは思いつつ、結局いつも酔っ払った果てにしか足を運んでませんが…。

しかし、先生曰く “オムライスは多忙時には注文するべからず”。
手間が掛かるので、マスターの手の空いた時にしか注文してはならない暗黙の掟に従い、ある時のシメはあっさり塩つけ麺。

塩つけめん.jpg

これもまた酒の後には実に美味しゅうございました。

やはり旨い店は流行るので、夜半から深夜までこの狭いカウンターのみの店内は居座る酔客で大抵満席。
近辺のスナックのママ衆及びホステスのお姐さんからはなかなかに評判の悪い名物マスターですが、料理の腕は確か。
普通に醤油ラーメンと炒飯だけで充分に絶品。ラーメンには私は大した執着はなく、強いて言えばごくオーソドックスなさっぱり味の醤油ラーメンが一番の好みではあるのですが、意外やその簡素に美味しいラーメンには辿り着かないもの。ところがこの「太郎」のラーメンは見事ストライク!あっさりしつつもコクがあり、飽きのこないスープにツルシコ麺。
そして中華屋ではラーメンよりもむしろ炒飯にうるさい私は、当初は太郎ちゃんの炒飯に感動したのでありました。


練馬にお越しの際には是非お立ち寄りください。
駅前通りから繁華街の脇道入ってオカマちゃんが立ってる角曲がってちょっと行った所です。
「ミツマロのHP見た」
とマスターに言って頂ければ、もれなく水のサービスがつきます。言わなくてもつきます。
更に店の前に鎮座ましましてあるマスターの愛車 ヤマハのViragoを褒めちぎると、ご満悦で水にカルピスを投入してくれる…かもしれません。
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