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気まぐれ日記::時計じかけのアボカド
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時計じかけのアボカド
本年も押し迫ってまいりました。
だからってどうってこともございません。


オムじい.jpg

絶倫だけでなく健啖ぶりも衰えぬT先生にお付き合いして、酔ったシメに恒例の大盛りオムライスまで真似してしまったら、翌日は目一杯胸焼けに苦しんでしまいました。

また親分Kちゃんと共に、オフの夜のマキ姐さんを囲み夜通し練馬繁華街豪遊コースを堪能したりと。

酔いどれみずほ.jpg

親分がスナックで知り合った御仁が料理の腕を揮うからとの勧めで顔を出した裏通りの居酒屋でしたが、ここには次回は一軒目に空腹で伺いたい、メニュー豊富な店でした。


昨今の交遊はさておき、こう見えて私は結構キッチリした性格です。
原稿の〆切は大抵守れない怠け者の癖に、思えば昔から日々の生活では、常に秒単位で正確な時計を身につけていないと気が済まないところがあります。

そんな私の長年愛用の高級腕時計が、遂に電池切れ。
そこで家電量販店の時計修理サービスカウンターに持ち込んだところ、「これはちょっと特殊な時計でして、本社に送りますので2~3週間お時間を頂きます。料金は最低で3,500円になります」とのこと。
そう言えば以前も電池交換で手間取った記憶が甦りました。
それも3,500円…!前にもこんな値段を取られたっけか?そんな大それた金額ならば、立ち呑み屋で存分に満腹し酩酊できる大金じゃないか!

第一、「最低3,500円」ってのがクセモノで、この手の品は一旦修理に預けると「防水機能が劣化してまして…」とか「部品代が加算されまして」とか決まって小癪な因縁をつけて来て、とんだ合計額を提示する貴奴等の貧乏人を愚弄した魂胆は目に見えています。
そうか、あの頃は俺も裕福だったんだな…と感慨に浸り、何だか気持ちが萎えてしまい、対応してくれた店員さんにはシドロモドロの返答をして、時計は預けずに私はその場をそそくさと立ち去ったのです。

別の腕時計も実は電池切れのままのがあるだけでして、やはり何とかしないといけない。
今どき現在時刻を知るなど、猿でも持ってるスマホがあれば不自由なく事足りるのは重々承知ながら、古風な私はアナログ表示の時計が身辺にないと落ち着かないのです。

それならば、安物3,500円以下の腕時計を買うか…とPCに向かい、お馴染み楽天市場で物色。
待てよ、いっそどうせなら以前から欲しかった懐中時計にするかな?…と思い立つや、ターゲットを絞りあれこれ商品を吟味。
目の前の仕事から暫し逃避に耽る、このひと時が堪りません。

しかしよくある、駅構内の即席店舗に並んでるようなチープで華奢な品だとどうにも食指が動かない。安物買いの銭失いを懲りもせず繰り返すのは明白なので、少しは値の張る品を…。
となると、漠然と私の好みで懐中時計に求める条件は、“ゴールド色,手巻き式,ゴテゴテ暑苦しい装飾などないシンプルなデザイン”。

本業の筈の画業では全く儲からないと先の見えた我が身に於いては、老舗ブランドの高級アンティーク懐中時計を購入する為に残された手段となると、最早宝クジ高額当選か親族の遺産を当てにするのみです。
ですので今回はとりあえずの安価品、と言う計略で、好みの条件に適応ながらも得体の知れぬ謎のメーカーの保証ナシ中古品をこの度購入に至り、本日千葉県から到着致しました。

CYRANO.jpg

どうです?
ヤレ具合も酷くはなくまあまあの品。
付属のチェーンは本体とは合わぬシルバー色の確実に純正の品ではなく、それにフック式ではなしに私は引き輪タイプの物が欲しいので、それはまた今後の課題として、そこらにあった革の紐を装着。そしたら当面これでも充分かなと満足。

さて、肝心の時計機能は…。
あれれれ…!?何だか全然正確じゃなく、だいぶ遅れるんだけど…。
あ~あ~。結局、ヤッテもーたかっ?

古物安価品とは言え、5桁の価格。
電池交換を躊躇した時計はやはり立ち呑み屋代覚悟で近々メーカーに預けるとして、この懐中時計もどこかの手巻き時計修理専門店でオーバーホールしてもらおうか…となるとこれまた下手すりゃウン万円!?
…と、考えてみりゃ相変わらず本末転倒で、何やってんだかね。

こうして色々楽しみは尽きません。


時計とアボカド.jpg

ところでアボカドは好物なのですが、硬くて食えた代物じゃないハズレ品を度々買ってしまいます。レンジで温めて何とか意地で腹に収めますが、味の抜けた蒸しジャガイモみたいになり、マッタリトロトロのアボカド本来の旨味は望めません。
どうしたものでしょう奥さん。
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