嗚呼!花の祝賀会
2015-07-26 13:45:34 (8 years ago)
大小原大将が振る舞ってくれた鯛の尾頭付き
拙著『みつまろ寄席』発刊の記念に、馴染みの新宿の居酒屋 大小原にて、僭越ながら祝賀会を先日開いて頂きました。
左より、一見ただのヤカラ風ですが実は私,編集者G氏,大将,編集者S氏
ご紹介のショットは、書籍裏表紙に掲載した十代目桂文治師匠の水墨画をバックに主要人物のみ並んだ記念撮影ですが、当日の店内は私の出版記念に駆けつけてくれたホステス嬢,AV女優さん,高級コンパニオン,旦那が地方に単身赴任中で夜の肉体を持て余した三十路四十路の人妻連中等々…広い客席に所狭しとご婦人衆が犇めき、色香ムンムン窒息寸前の、それはもう大変な賑わいの中でのひとコマです。
この際そういうことにしておいて頂きたい。何と言っても私の出版記念会なのですから、実状は中年男三人での胡散臭い呑み会だったなんて余りにも侘し過ぎます。ここはどうか寛容に妄想を受け入れて頂きましょう。
S氏は、私如きに落語の漫画を描く機会を与えてくださった発起人。そして大将はこの書籍の巻末にエッセイとして半生を語ってくださった協力者。G氏はその大将のインタビューから文字起こしで随筆文として形にしてくれた…、つまり今回の拙著制作にあたって重要な役割を果たして頂いた面々なのであります。
大小原にての記念祝賀宴がお開きになると、暇な人妻やホステス衆を引き連れて、私はネオン街へと。それから先は一番の美脚婦人とシッポリ…。
な訳は当然なく、最寄りのコンビニで明日の食料とアイスにアクエリアスを…と酩酊しつつ呑んだ帰り定番の買い物をして、ハムスターと金魚の待つ自宅にひとり帰宅しただけです。
あとは取り立てて何も面白いこともございません。
猛暑に屈してエアコン風邪でしょうか。夏バテ気味。洟がジュルジュルで、幸いにも咳は治まったくらいです。
何がコンパニオンに暇な人妻でしょうか。
どうやら生まれ直さねば、そんなのとは全然縁がないみたいです。
暇なハムスター相手に、缶酎ハイを啜りつつ人生をボヤいているだけです。
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