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夏のぶんぶん祭
二十余年もの歴史に幕を下ろしてから二年半。
その最後の数年間になりますが、私が足繁く通っていた練馬のスナック「ぶんぶん」。


社会的にはほとんど使いものにならないこの私が音頭取りの役割りを果たし、かつてのメンバーに呼び掛け、ささやかな親睦会を催したのであります。

ママをはじめ、実に平成初頭の開店当初から店に通っては暴れていた練馬の親分 Kちゃん,それにやはりママとは家族を交えての交流があった伝説の名ホステス 早苗ちゃん,そして舎弟分 I君へと、仕事では決して発揮できないマメな神経を私は駆使して彼等と連絡を取り計画を立てて、昨夕実現に至ったのでありました。

引退したママも、今はご主人との隠居生活に、たまに遊びに来る沢山のお孫さんに囲まれての優雅な日々…。とは言えども、やはり刺激に乏しい毎日のご様子で、私の誘いにはとても喜んで頂けました。


しかしながらその計画の真実は、例によって私が密かに早苗ちゃんを狙っているだけの、下心を隠しての遠回しな求愛作戦のお膳立てにすぎないと言う真相には、誰も気付いてはいないのでしょうか。


近所の銭湯で身を清め、ママと合流し、おでん屋にて宴会スタート。
ほどなくしてKちゃんも登場。

早苗ちゃんとは、すっかり甘い関係になって今回の宴の提案を持ち掛けた…とお二人に思われていたのは私としては甚だ光栄ではありますが、実状は、全てiPhoneアプリのLINEでの睦まじい文字会話だけで、昨年末の忘年会以来、彼女とは会ってもいないどころか話してもおりません。

おでんをつついてビールを呷っていたら、そのLINEでお勤めから練馬に帰還したと早苗ちゃんより連絡。すみやかに立ち上がるや、私は店を出て駅近辺の大通りまでいそいそ彼女を迎えに足を運ぶのですから、我ながら涙ぐましいまでの努力です。


早苗ちゃんも宴席に加わり、それからI君も到着。
「ぶんぶん」閉店後も幾度か集まった面々が揃いました。

おでん屋.jpg
左より私,早苗ちゃん,親分Kちゃん,何故か虚ろな眼差しのママ


おでん屋の次は向かいの焼き鳥屋。
それから千鳥足となった我々は二手に分かれ、ママと私は、練馬の老舗中華料理屋…実体は酔いどれの巣窟「ラーメン太郎」へ。
マスターとママは、この地で十数年もの間毎日ご近所同士で商売をしていた仲ですから、それは閉店以来の感動の再会。

ビールと冷やし中華で居座った次は、ママを連れてスナックHへ。
練馬繁華街を知り尽くし水商売の酸いも甘いも噛み分けた老練ダブルママ共演の、滅多に見られぬ世にも面妖な盛り上がりに圧倒され、不気味な夜は更けます。


ママを見送った後は、カラオケスナックで歌い疲れたKちゃん達と合流。
改めて居酒屋へと。もう皆アルコール漬けでベロンベロン。同じ店で同じ連中で、半年前の忘年会と何ら変わりません。

それにしても、立派にいい歳した男女が未だに揃いも揃って伴侶に恵まれもせずに中学生みたいな血気盛んな話ばかりしているのですから、これで良いのやら、どうしたものやら…。

早苗ちゃん.jpg


「早苗ちゃん、今日こそお前を抱くぜーっ!
アイウォンチュゥー、ベイベェーッ!!」

と、酔った勢いでも言えるようなタマなら、私もひょっとしたら少しは幸せな人生の展開を迎えていたのかもしれません。

実は練馬から帰る方向は一緒、早苗ちゃん宅のちょっと先が拙宅であるにも関わらず、私と来た日には
「それじゃオレはこっちから歩いて帰るから…。またね。気をつけてね」

と、自転車で帰路につく早苗ちゃんと清く別れてしまうのですから、この地球上には純情で気弱な中年男もいたものです。


哀愁の帰宅に至り、布団に倒れてドッカリ睡眠。
明日はバンドの道楽で、オールディーズ組とブルース組の連チャンと、なかなかにハードなスケジュール。
総重量7kg以上ものベース搭載ケースを背負って、自宅から新宿、新宿から高田馬場へと…今から腰痛が心配です。

この通り、幸薄くも細々とながら、暢気に生息しております。
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