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気まぐれ日記::セッション in 高田馬場
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セッション in 高田馬場
高田馬場.jpg

西武新宿線高田馬場駅構内のトイレで昨夜、小用を足しておりましたら、個室から妙に高い声…?
あれっ?ここって男性用トイレ…?だよね、小便器があって今私はそこで用を足しているんだから…と当たり前のことを確認するや、またすぐ背後の個室から微かに悩ましげな高い声!?
女みたいな声を発しやがって…、うんこを出す流儀も人それぞれかね…と思うも、あれれ?低い男の声も確かに漏れてきました。
ってことは…!?

確かにそこは、ちょっと死角になって女性でも男性用にこっそりと忍び込めそうな立地条件のトイレ。
それにしても公衆トイレの個室内で、男女が睦まじく一緒にうんこをしているとは考え難いですし、我慢できずに将棋をさして勝敗を賭けて唸っているとも思えません。
するとやはり、まさか、もしや…!?


羨まケシカらぁ~~~~ん!!


米と味噌を買って、ささやかな呑み代をも稼ぐためには、怠け者の私とてここしばらくは真面目に原稿に取り組んでおりました。

原稿のペン入れから、〆切に向けてベタ~ホワイト~トーン処理仕上げまでの、予断許されぬ状況とあらば、真面目な漫画家ならば決して気を抜く場合ではないでしょう。
しかしながらやはり大して真面目でもない私は、こんな状況でも道楽活動の誘惑には屈してしまいます。

いーじゃないの、その日のために頑張ってしっかりペン入れ終了まで遂行させたんだから!
と、無理矢理自己弁護をして、浮き世の義理で(でもないか)、曇天の昨日はベース担いで高田馬場まで足を運び、初対面の人達とスタジオで怪しいブルースセッションをば。

ギター&ヴォーカルのリーダー氏は、酸いも甘いも噛み分けた骨の髄までブルースが染み込んだかの、味のある還暦にお近い御仁。
そのお姿を画像でご紹介できないのが残念。
街で見かけたら相当に怪しーぞっ!
例えるならば、「ブルース・スナフキン」。
ムーミンに出てくる流浪の詩人(だっけ?)、スナフキンね。あのスナフキンのブルース版。わかんないか?

それにドラム,ピアノ,女性ギターに、私のベースの5人での3コードブルース。
“BOOM-BOOM”だの“MY BABE”だの“DUST MY BROOM”等…なんて、今まで私は知らなかったド偉くド古いド渋ブルース曲ばかりでありました。
みんなほとんど同じに聞こえちゃったけどね。

恐らくは狭いスタジオ内で強烈な加齢臭に目眩を催したであろう若い女性ギタリストは、お約束通り演奏会の後は所用だそうで我等オッサン連中から早々に逃亡を図り、心持ち消沈気味の熟年男性衆で近くのファミレスに落ち着き、ビールを呑みつつ談笑したのでありました。
そりゃ相当に干物臭いもんね、我々…。

ロック~ブルース、よりも、皆さんブルース~ジャズで、件のリーダー氏に至っては更にハワイアン!方面の演奏が守備範囲だそうで、なかなかに渋いご趣向。
「今度はピアノトリオ演りましょう」なんて、ジャズの本をお貸し頂いても…あのォ~…3コードのブルースからジャズへの壁は厚いんですけど…。

3コードだって途中コード進行忘れちゃうこの私に、
“AUTUMN LEAVES”に“DEAR OLD STOCKHOLM”だって。
「マイナーセブンスフラットファイブ」だの「パッシングディミニッシュ」やらだの、平民を小馬鹿にしたような厄介な奴が出てくるからね、ジャズとなると。

まぁ私の音楽の好みでは、例えばビートルズやベンチャーズのカバー演りましょう…とかのお誘いでしたら却ってお断わりなのではありますが。
様々な人との出会いによって、思いがけない方向に行くものです。
改めてビル・エバンスとか聴き直してみないとね。
スコット・ラファロのベース聴いておしっこちびるだけだろうけど。


それにしたって、スタジオ代にビール代合わせたって、ひと仕事を終えるや大塚だかに足をお運びになって素っ裸で運動に励み、更に練馬のスナックで暴れ廻るT先生のおぞましいお道楽代金の、10分の1にも満たない額で済む趣味ですから、至って慎ましいものです。

因みに、私の駄文をお読み下さった先輩作家T先生より、先日酒席にて注釈事項を賜りました。
先生は身も心も懇意になったご婦人を十日間お風呂に入らせないで、その自然の臭気漂う女体を玩ぶ…のではなく、特に“十日間アソコを洗わせない”で、そこを中心に心ゆくまで味わい尽くすのがお好みだそうであります。
「それをしっかりと明記してくれないと困るわい!」と甚だ心外のご様子でしたので、ここに謹んでどうでもいい訂正をさせて頂きます。

いずれにせよ、T先生とは深くは関わらない方が無難でありましょう。
練馬区にお住まいの奥様方、くれぐれも戸締まりには昼夜問わずお気をつけ下さい。


さて、そんな昨日でありまして、またのセッションを約束し皆さんと清く別れた後、西武線のトイレで謎の男女の声を聞いてしまい、ブルージーな気分も一気に吹き飛んでしまい、帰還に至ったのでありました。

高田馬場トイレの男女同様に私もこっそり背徳の気分転換を果たしましたし、原稿完成を目指します。
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