ヤブ白蛇の巻
2010-10-06 13:58:33 (13 years ago)
秋の香りに誘われ気の赴くまま、私はしばしの憩いを求め、仕事の取材も兼ねて喧騒の都会を離れ、ボストンバッグ片手に温泉一人旅へと向かったのでありました…。
嘘れす。
ちょっと暇になれば油断してしまい、練馬のスナックを何軒も襲撃し、娘と言ってもいいような新人ホステスからワケありシングルマザーホステスや熟練のママ相手に、長年エロ本で培った歪んだ知識を基に下ネタ爆弾を投下しまくり、アルコール漬けの退廃した日々を送り、哀しく寿命を縮めておりました。
すみません、相変わらずこのザマです。
T先生お気に入りのCお姐さまに、ゴロニャ~~ンと失敬!
と、また酔っ払った話も、ホステスと良い仲になりテイクアウトしちゃって…なんてエロ本みたいな夢の様な出来事も起きませんでしたし、数少ない私の持ちネタから今回は、また毎度馬鹿馬鹿しいオヤジバンドの話題。
数寄者同士スタジオでドカドカガチャガチャ楽器を鳴らした後、居酒屋で音楽談義から不幸自慢に縺れ込む酒席でのことでありました。
「次回はいっそ、Nさんの好きなホワイトスネイク演ってみましょーよ!」
と、山田錦に酔った勢いで安易な発言をしてしまった私の、自業自得と申せましょう。
正に薮蛇でした。
ホワイトスネイク「フール・フォー・ユア・ラヴィング」。
今からちょうど三十年も遥か昔の、今でも名曲に数えられるロックです。
知ってるか若者!?
三十年昔、美少年時代の私に特に思い入れや馴染みがあった曲でもなかったのですが、たまたまスタジオで、ギタリストのN氏がそのメインリフを奏でた時に、何と申しましょうか…、我々熟年世代のハートに響くものがあったのです。
熟女ドラマーY子姐さんも乗り気とあっちゃあ、もう逃れられません。
そうは言っても、コード進行だけでテキトーに合わせて演奏…だなんて小洒落た器用な真似など決してできぬ凡才の私は、1曲のコピーとなると、それは大変な労力。
今さら…と申しますか今だからこそ?ホワイトスネイクの曲をスタジオ練習で演ってみようなんていう浮き世の義理で、仕方がない、わざわざ新宿の中古CD屋で安いベスト盤を発見し購入。それ位はいいけど、お安く済まないのがバンドスコア本。立呑屋で焼き鳥ともつ煮込みを肴に充分酩酊できる額もするので、ミミッチく躊躇しましたが、耳コピする労力の方がよっぽど馬鹿らしいやと、立呑屋に一回行ったつもりになり、泣く泣く楽器屋で購入に及んだのでありました。
で、必死になって三十年前の名曲ロックのベースパートを練習してます。あー恥ずかしい。
今から三十年も昔々、ニキビ華やか毛根豊富な我が思春期の頃。
邦楽には疎い私でして、当時の洋楽ヒット曲ならまざまざと記憶にあります。
今でも時折何かの拍子(?)で流れ、耳にするのは、バグルス「ラジオスターの悲劇」や、シーナ・イーストン「モダン・ガール」とか。
ホール&オーツも全盛でしたね。ブロンディーとか、REOスピードワゴンにスティックスにELO(エロじゃないよ、エレクトリック・ライト・オーケストラ),クリストファー・クロス,カーズにトーキング・ヘッズやスペシャルズとか…。今聴いたら、やっぱり吸い込まれそうに懐かしいだろうなー。
邦楽では「ルビーの指環」の大ヒットの頃でしたっけ。
私にとっては男子校で日々柔道に明け暮れ、毎日毎日「ファイトファイトォー!」だの柔道なのに何故か外来語を叫びつつ汗臭い坊主頭と抱き合っていたという、当時は武道に精進していた面白くもヘッタクレもない青春時代でして、今となっては益々不愉快な思い出ばかりです。
『柔道を身につければ、将来女を押し倒して手籠めにするのに役立つ』という不純極まりない遠大な計画を胸に秘めて柔道部に入ったのですから、まったく私は我ながら信じ難いほど大馬鹿なエロ小僧でした。
結局それから三十年もの年月が流れ、未だ女性一人押さえ込み成功にも及ばず逃げられてばかりなのですから、私はよっぽど柔道の才能にも恵まれていなかったのでしょう。
今はどうだか知りませんが、当時は柔道部員なんて、モテなかったな~!
バレンタインデーとやらの日には、夕暮れ時に校門前に並んでた他校の女子高生たちが、稽古を終えて下校する我々の影に色めき身を乗り出したものの、その正体が我等ジャガ芋の様な柔道部連中だと判明するや、彼女等からあからさまに残念そうな顔色を見せられたり。
夏の合宿で、過酷な稽古の日々に私は遂に体力が尽き熱を出してダウン。皆が地獄のような稽古に耐える最中、私は病人の待遇でエアコン完備の個室をあてがわれ、手厚くスイカやブドウを振る舞われ、私の体調を気遣う同級生に少しでも元気な姿を見せようと、宿の若いおかみさんの色香に堪らず密かに昼間からオナニーしちゃったと何気なく告白したら、同級生全員から本気で殺されそうになったっけなぁー。懐かし~いなー。
稽古で足首を骨折して重いギブス生活を余儀なくされたり、教室で教壇に乗り裸踊り単独ライブを公演してたら余りの大盛況で先生に見つかってビッタンビッタン張り倒され、放課後延々職員室の外で正座させられ晒し者にされたり…今となっては遠い遠い過去の、クソ忌まわしい記憶のみです。
…ちょうどその頃の、海の向こうの洋楽ヒット曲を、当時の悲哀に満ちた思い出と共に胸クソ悪く練習しています。
えぇ~、何もかも不愉快だッ!!
嘘れす。
ちょっと暇になれば油断してしまい、練馬のスナックを何軒も襲撃し、娘と言ってもいいような新人ホステスからワケありシングルマザーホステスや熟練のママ相手に、長年エロ本で培った歪んだ知識を基に下ネタ爆弾を投下しまくり、アルコール漬けの退廃した日々を送り、哀しく寿命を縮めておりました。
すみません、相変わらずこのザマです。
T先生お気に入りのCお姐さまに、ゴロニャ~~ンと失敬!
と、また酔っ払った話も、ホステスと良い仲になりテイクアウトしちゃって…なんてエロ本みたいな夢の様な出来事も起きませんでしたし、数少ない私の持ちネタから今回は、また毎度馬鹿馬鹿しいオヤジバンドの話題。
数寄者同士スタジオでドカドカガチャガチャ楽器を鳴らした後、居酒屋で音楽談義から不幸自慢に縺れ込む酒席でのことでありました。
「次回はいっそ、Nさんの好きなホワイトスネイク演ってみましょーよ!」
と、山田錦に酔った勢いで安易な発言をしてしまった私の、自業自得と申せましょう。
正に薮蛇でした。
ホワイトスネイク「フール・フォー・ユア・ラヴィング」。
今からちょうど三十年も遥か昔の、今でも名曲に数えられるロックです。
知ってるか若者!?
三十年昔、美少年時代の私に特に思い入れや馴染みがあった曲でもなかったのですが、たまたまスタジオで、ギタリストのN氏がそのメインリフを奏でた時に、何と申しましょうか…、我々熟年世代のハートに響くものがあったのです。
熟女ドラマーY子姐さんも乗り気とあっちゃあ、もう逃れられません。
そうは言っても、コード進行だけでテキトーに合わせて演奏…だなんて小洒落た器用な真似など決してできぬ凡才の私は、1曲のコピーとなると、それは大変な労力。
今さら…と申しますか今だからこそ?ホワイトスネイクの曲をスタジオ練習で演ってみようなんていう浮き世の義理で、仕方がない、わざわざ新宿の中古CD屋で安いベスト盤を発見し購入。それ位はいいけど、お安く済まないのがバンドスコア本。立呑屋で焼き鳥ともつ煮込みを肴に充分酩酊できる額もするので、ミミッチく躊躇しましたが、耳コピする労力の方がよっぽど馬鹿らしいやと、立呑屋に一回行ったつもりになり、泣く泣く楽器屋で購入に及んだのでありました。
で、必死になって三十年前の名曲ロックのベースパートを練習してます。あー恥ずかしい。
今から三十年も昔々、ニキビ華やか毛根豊富な我が思春期の頃。
邦楽には疎い私でして、当時の洋楽ヒット曲ならまざまざと記憶にあります。
今でも時折何かの拍子(?)で流れ、耳にするのは、バグルス「ラジオスターの悲劇」や、シーナ・イーストン「モダン・ガール」とか。
ホール&オーツも全盛でしたね。ブロンディーとか、REOスピードワゴンにスティックスにELO(エロじゃないよ、エレクトリック・ライト・オーケストラ),クリストファー・クロス,カーズにトーキング・ヘッズやスペシャルズとか…。今聴いたら、やっぱり吸い込まれそうに懐かしいだろうなー。
邦楽では「ルビーの指環」の大ヒットの頃でしたっけ。
私にとっては男子校で日々柔道に明け暮れ、毎日毎日「ファイトファイトォー!」だの柔道なのに何故か外来語を叫びつつ汗臭い坊主頭と抱き合っていたという、当時は武道に精進していた面白くもヘッタクレもない青春時代でして、今となっては益々不愉快な思い出ばかりです。
『柔道を身につければ、将来女を押し倒して手籠めにするのに役立つ』という不純極まりない遠大な計画を胸に秘めて柔道部に入ったのですから、まったく私は我ながら信じ難いほど大馬鹿なエロ小僧でした。
結局それから三十年もの年月が流れ、未だ女性一人押さえ込み成功にも及ばず逃げられてばかりなのですから、私はよっぽど柔道の才能にも恵まれていなかったのでしょう。
今はどうだか知りませんが、当時は柔道部員なんて、モテなかったな~!
バレンタインデーとやらの日には、夕暮れ時に校門前に並んでた他校の女子高生たちが、稽古を終えて下校する我々の影に色めき身を乗り出したものの、その正体が我等ジャガ芋の様な柔道部連中だと判明するや、彼女等からあからさまに残念そうな顔色を見せられたり。
夏の合宿で、過酷な稽古の日々に私は遂に体力が尽き熱を出してダウン。皆が地獄のような稽古に耐える最中、私は病人の待遇でエアコン完備の個室をあてがわれ、手厚くスイカやブドウを振る舞われ、私の体調を気遣う同級生に少しでも元気な姿を見せようと、宿の若いおかみさんの色香に堪らず密かに昼間からオナニーしちゃったと何気なく告白したら、同級生全員から本気で殺されそうになったっけなぁー。懐かし~いなー。
稽古で足首を骨折して重いギブス生活を余儀なくされたり、教室で教壇に乗り裸踊り単独ライブを公演してたら余りの大盛況で先生に見つかってビッタンビッタン張り倒され、放課後延々職員室の外で正座させられ晒し者にされたり…今となっては遠い遠い過去の、クソ忌まわしい記憶のみです。
…ちょうどその頃の、海の向こうの洋楽ヒット曲を、当時の悲哀に満ちた思い出と共に胸クソ悪く練習しています。
えぇ~、何もかも不愉快だッ!!