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気まぐれ日記::奇妙な家呑み宴
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奇妙な家呑み宴
近所にお住まいの編集者G氏が、正月旅行のお土産持参ついでに、仕事の打ち合わせを…と拙宅に来訪したのは、一昨夜のことでありました。


“餡子で酩酊する男” スイーツ&ソープ大王のG氏に、コーヒーを淹れて差し上げ頂戴した四国銘菓「一六タルト」を切って皿に盛りもてなすや、彼は常人では決して真似のできぬかの驚くような早業で瞬く間に甘味を次々と頬張り幸せそうに咀嚼し腹に収め、快活に次回の漫画ネタ打ち合わせ兼雑談を捲し立てました。

エロ漫画の打ち合わせ,そしてエロ編集者とエロ漫画家の中年男同士の雑談……それは恐らく世間一般では、ただのオヤジの下ネタ談義に他なりません。
そこが一人住まいの拙宅だからいいようなものの、そこらの居酒屋で酎ハイのジョッキ片手に目を血走らせながらこんな話をしていたら、紛れもなく変態オヤジ共の濁ったエロ話にしか聞こえないことでありましょう。

しかしながら、その “下” 方面で日夜奮闘努力し業界内で鎬を削っている我々にとって、エロスこそは商売の要なのであります。


現在も吉原ソープ及び鶯谷デリヘルの探求のみならず、愛人育成と更なる個人情婦発掘活動に余念なくご熱心でいらっしゃるG氏と、拙宅のパソコン画面で何故か大久保のデリヘルHPを観覧している研究中に、私のスマートフォンが着信音を奏でたのでありました。
時刻は、夜の11時半も回った頃のことです。

それは、当ブログでも度々ご紹介申し上げている魅惑の美婦人、Y子さんからでありました。

これから、拙宅に遊びに寄りたいとの、何とも有り難いご意向。
そもそも、Y子さんとの出会いは昨秋、G氏と差しで呑んでいた練馬の居酒屋での歓談中のことでありました。
練馬親分Kちゃんと共にやって来てお初にお目にかかったY子さんと盃を酌み交わし、意気投合した我々男女4名で明け方近くまで練馬の繁華街を呑み歩いた経緯は、以前お伝え申し上げた次第です。

ほどなくして、拙宅にY子さんご登場!
あれからY子さんと私は幾度か清い密会を重ねておりましたが、Y子さんとG氏とは、あの夜以来数ヶ月ぶりの再会であります。


甘味を鱈腹賞味し、雑談も一段落したG氏は、先刻まで確かにアクビを噛み殺していた筈でしたが、何故かやにわに目が冴えて来たご様子。
これは妖艶婦人Y子さんをお迎えして、今宵は拙宅にてのささやかな宴を開催するしかございません。


拙宅宴.jpg

昨年末にG氏よりお歳暮に頂戴した高級バーボンを開け、乾杯。
私は、先日新調したホットプレートでお好み焼きをこしらえてお二方に振る舞い、夜も更けるにつれて奇妙な宴が期せずして盛り上がってしまったのでありました。

それにしても、穏やかな大人の家呑み…の席なれども、首までエロスの沼に浸かったエロ本業界の孤高の鬼は、既に餡子パワー充填で本領発揮の様相を呈しております。
Y子さん相手に容赦なくエロトークを繰り広げるエロ編集プロダクション経営 ミスター・ソープ編集者G。只者ではありません。

「Y子さんって、性感帯はどこなんすか?」だの、
「女のセックス願望ってさ…」だの、餡子と洋酒で気分好く酩酊に及んだG氏、臆面もなく露骨にフェロモン美女を問い質し始める有様。
話は穏やかどころではありません。

生々しい質問に圧倒され困惑するY子さん。その姿に益々高揚し、AV監督さながら矢継早に更なる下世話な質問を投じるエロ爺…いや敏腕編集者G氏。
育ちが良い上に経験浅く未熟者の私には到底追従できず、とても真似などできぬ年季の入った芸当であります。

ついさっきまで眠い目を擦っていた彼の眼光は鋭く眉間に皺を寄せ、人喰い鮫のような邪悪な目つきに変貌し、水を得た魚の如くY子さんを執拗に陵辱し続けます。
「オ○ニーなんか、週にどれくらいやってるのかな?どんな風に?」

オイオイ…もう勝手にしてろぃッ!
と台所に立ち、甲斐甲斐しく肴を用意する私。
「アイツは必ずいい女房になりますよ、Y子さん」
…って、聞こえてるっつのGさん!何言ってんの?意味がわからん!


特製塩ラーメン.jpg

私の特製塩ラーメンでも召し上がりやがれっ!

そんな調子でウダウダと退廃的に過ごし朝を迎え、遠慮会釈なく心ゆくまでエロ談話を吐き出したいだけ吐きまくり、ソープ編集者G氏はソープ・ジェット号でソープの故郷へと去って行かれました。


この際、はっきりと言わせて頂きましょう。
G氏ご本人は頑なに否定しておりますが、私から見たら、例の忌まわしいエロクソオヤジT先生もソープ編集者G氏も、全くの同類、全く同種族のドロドロのエロ事至上主義派人類だぞーッ!!


少しはこの私を見習って頂きたい。
Y子さんは、私のライブラリーの漫画単行本にご興味を示されて、それを目当てに拙宅に漫画を読みに、遊びに来てくださっているのです。

極悪エロ編集者に夜通し責め苛まれた彼女は気丈にも気を取り直し、私の漫画単行本コレクションを物色します。
拙宅のこたつで、私の寝床で、楽しげに「キャンディ・キャンディ」全巻読破に勤しむ天真爛漫なご婦人に、何を不埒な行いがこの私にできましょう!?何を邪な欲望が頭をもたげましょう!?

漫画本を嬉々とし熱中して読み漁るY子さんには、前日充分に干した布団を敷いた私のベッドを与え、私は来客時用に押入れから引っ張り出す、“刑務所の布団” と命名する古くて汚くカビ臭い布団に身を包んで寒さを凌ぎ、敢えて申し上げるも野暮ながら、別個の寝床で就寝に至った次第であります。

私だって、酸いも甘いも噛み分けた小心者の大人です。美女と二人きりで密室で過ごそうが、時折彼女の寝床から発せられる悩ましい寝息に自らの股間が震えようが、我慢すべき時には我慢できます。
大塚二発や吉原編集とは断じて違う温厚な種族なのです、私は。


とんだ夜更かしの末、不充分ながらも睡眠を摂り、夕刻起床。
拙宅からY子さんと仲良く自転車ツーリングで広い回転寿司屋に向かい、世間様とは半日ずれた豪勢な朝食。

かっぱ寿司.jpg


これから夜のお勤めに出る彼女と清く正しく美しく(?)別れ、私は一路銭湯へと向かい、お湯に浸かって帰路についたのでありました。



まったく…女と見ると目を輝かせ躍起になってエロ話ばっか始めやがって…一にも二にも生殖行為のことばっっっかり考えて…どいつもこいつも、私の周りのエロ中年男連中と来たら…。
ええ、懇意にさせては頂いておりますが、私はY子さんには指一本とて触れてもおりませんとも。


さて、私もこれからまた真面目に、ギトギトのいやらしぃ~いエロ漫画を考えて執筆に挑むと致します。


………あれ?
ひょっとしたらコレって、私の方が、よっぽど変態!?
変態っすか!?

寒い筈。
表は東京の初雪ですし、本日は部屋でおとなしく、男の生き方についてじっくり考えたいと思います。
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