ささやかな夏休み
2010-08-14 21:33:10 (13 years ago)
ついこの前に新年を迎えたと思ったら、もう何故かいつの間にやら夏も後半です。
多分、あっという間に寒くなってきて、今年ももうすぐクリスマスとなるでしょう。
こちとら幸薄い中年男にゃ、クリスマスなんてぇ股に毛の生え始めた子供同士の下半身優先行事なんざ、煩くてなりません。
…なんて、夏からクリスマスに難癖つけてどうする!?
時は移れど、変わらないのは私のちんちんの皮のみです。どうしたものでしょう。
知りませんか。はい。
相変わらず我が身の不徳の致すところで、決して怠け惚けて過ごしたつもりはなくとも仕事が重なり時間に追われ、巷のお盆だか夏休みも私にはまったく関係ございません。やわっこい浴衣姿と肩を並べて花火大会だの盆踊りに行くでもなく、優雅に温泉旅行に行って露天風呂で身を清め山海の珍味に舌鼓を打つでもなく、海やプールで艶かしい姿態を眺めつつ日光を浴びるでもなく、先輩絶倫作家T先生のように精力旺盛なる遊戯にうつつを抜かすでもなく、自身は秘め事にもめっきり縁がない癖に秘め事漫画の原稿を、生きゆく為にとひたすら描くのみの侘しい夏であります。
そんな、せっかくの行楽日和どこ吹く風で室内作業に勤しむばかりの日々ではありますが、昨日はせめてものストレス解消をと、ベース背負っていそいそ池袋の音楽スタジオへ。
“お父さんの拙い休日ゴルフ”同等の、緩やかなバンドごっこでありました。
メンバーは当HPでもご紹介申し上げた面々…ではなく、呆気なく離脱の運びとなった私は、新たなメンツを従えての演奏活動であります。
T氏&きむくん、ゴメンなちゃい!!
俺はやっぱりジャズ寄りの音楽が演りたかったのさっ…。
…ってな音楽的方向性の相違なんてもちろん大ウソでありますが、あまり深く気にしないでね有権者の皆さん。バンド活動には…じゃなくて、酔っ払いには、よくある些事です(?)。
同世代の、ブルージー熟女ドラマーY子姐さん&音楽にはかなりディープな造詣を持つギタリストN氏,そしてもう一人のギターはまだ三十ちょっとの若人Nクンとの、熱くやかましい3コードのセッションを行いました。
将来に夢と希望を托した前途あるバンドじゃあるまいし、余生短い我等アダルト衆のアフタースタジオは居酒屋交遊。稚拙ながらも大音量で発散した後は、生ビールの喉越しが堪りません。
呑んだくれの正体を明らかにしようとも、そこは清い音楽交際の場。
『音楽談義1:下ネタ9』の悪しき慣習を私は頑なに避けて、今度こそ(なの?)粗相のないように、真面目に『音楽談義7:下ネタ3』の黄金の比率(…か?)で、常識的範疇を立派に守り通しました。多分。
若いNクンとはジェネレーションギャップが生じるのは当然として、四十路男女の音楽談義の原点はやはり '70年代後半のロック文化!
何を隠しましょう、中学一年生の時にKISSでロックの洗礼を受けた私にとっては、ジーン・シモンズこそが、仮面ライダー以来のヒーローでありました。
生まれて初めて体感したコンサートが、そのKISSの武道館ライヴ!
初めて手に入れたエレキギターが、KISSのポール・スタンレー愛用の「ミラージュ」って名称の、当時から丸っこい体型の可愛い私には全然似合わぬ鋭角的なデザインのギターで…なんてピンポイントな話題で盛り上がれるのも、同年代ならではと申せましょう。
相当マニアックなN氏からは、ディープ・パープル論から彼の初期アイドルだったとのリッチー・ブラックモアと、ツェッペリンのジミー・ペイジがどうしただのこうしただの、今更どうでもいい話に適当に相槌を打ちながらも酔いに任せて盛り上がり、時折、若いNクンが同性愛者の親爺に迫られただなんて話題のジャブも飛び交わしたりと、結局シッチャカメッチャカな加齢臭充満の酒席となったのでありました。
ストレス解消を果たし、さて今日からまた仕事に集中して…と言うのは清廉なる社会人諸氏の正しい生態系でありましょう。
昨夜帰宅してから気も抜け、充分に睡眠を摂って酔いも抜けたものの、覚悟通りの腰痛に見舞われ、食材の買い物へと行く気力もなく、結局今日は丸一日原稿も進められず、ボ~~……っと過ごす有様。
今夜も静養のままひっそりと自室で寿命を浪費しそうであります。
いや、ちゃんと働きますよ!G氏,S氏,M氏、編集者の皆さん!!
多分、あっという間に寒くなってきて、今年ももうすぐクリスマスとなるでしょう。
こちとら幸薄い中年男にゃ、クリスマスなんてぇ股に毛の生え始めた子供同士の下半身優先行事なんざ、煩くてなりません。
…なんて、夏からクリスマスに難癖つけてどうする!?
時は移れど、変わらないのは私のちんちんの皮のみです。どうしたものでしょう。
知りませんか。はい。
相変わらず我が身の不徳の致すところで、決して怠け惚けて過ごしたつもりはなくとも仕事が重なり時間に追われ、巷のお盆だか夏休みも私にはまったく関係ございません。やわっこい浴衣姿と肩を並べて花火大会だの盆踊りに行くでもなく、優雅に温泉旅行に行って露天風呂で身を清め山海の珍味に舌鼓を打つでもなく、海やプールで艶かしい姿態を眺めつつ日光を浴びるでもなく、先輩絶倫作家T先生のように精力旺盛なる遊戯にうつつを抜かすでもなく、自身は秘め事にもめっきり縁がない癖に秘め事漫画の原稿を、生きゆく為にとひたすら描くのみの侘しい夏であります。
そんな、せっかくの行楽日和どこ吹く風で室内作業に勤しむばかりの日々ではありますが、昨日はせめてものストレス解消をと、ベース背負っていそいそ池袋の音楽スタジオへ。
“お父さんの拙い休日ゴルフ”同等の、緩やかなバンドごっこでありました。
メンバーは当HPでもご紹介申し上げた面々…ではなく、呆気なく離脱の運びとなった私は、新たなメンツを従えての演奏活動であります。
T氏&きむくん、ゴメンなちゃい!!
俺はやっぱりジャズ寄りの音楽が演りたかったのさっ…。
…ってな音楽的方向性の相違なんてもちろん大ウソでありますが、あまり深く気にしないでね有権者の皆さん。バンド活動には…じゃなくて、酔っ払いには、よくある些事です(?)。
同世代の、ブルージー熟女ドラマーY子姐さん&音楽にはかなりディープな造詣を持つギタリストN氏,そしてもう一人のギターはまだ三十ちょっとの若人Nクンとの、熱くやかましい3コードのセッションを行いました。
将来に夢と希望を托した前途あるバンドじゃあるまいし、余生短い我等アダルト衆のアフタースタジオは居酒屋交遊。稚拙ながらも大音量で発散した後は、生ビールの喉越しが堪りません。
呑んだくれの正体を明らかにしようとも、そこは清い音楽交際の場。
『音楽談義1:下ネタ9』の悪しき慣習を私は頑なに避けて、今度こそ(なの?)粗相のないように、真面目に『音楽談義7:下ネタ3』の黄金の比率(…か?)で、常識的範疇を立派に守り通しました。多分。
若いNクンとはジェネレーションギャップが生じるのは当然として、四十路男女の音楽談義の原点はやはり '70年代後半のロック文化!
何を隠しましょう、中学一年生の時にKISSでロックの洗礼を受けた私にとっては、ジーン・シモンズこそが、仮面ライダー以来のヒーローでありました。
生まれて初めて体感したコンサートが、そのKISSの武道館ライヴ!
初めて手に入れたエレキギターが、KISSのポール・スタンレー愛用の「ミラージュ」って名称の、当時から丸っこい体型の可愛い私には全然似合わぬ鋭角的なデザインのギターで…なんてピンポイントな話題で盛り上がれるのも、同年代ならではと申せましょう。
相当マニアックなN氏からは、ディープ・パープル論から彼の初期アイドルだったとのリッチー・ブラックモアと、ツェッペリンのジミー・ペイジがどうしただのこうしただの、今更どうでもいい話に適当に相槌を打ちながらも酔いに任せて盛り上がり、時折、若いNクンが同性愛者の親爺に迫られただなんて話題のジャブも飛び交わしたりと、結局シッチャカメッチャカな加齢臭充満の酒席となったのでありました。
ストレス解消を果たし、さて今日からまた仕事に集中して…と言うのは清廉なる社会人諸氏の正しい生態系でありましょう。
昨夜帰宅してから気も抜け、充分に睡眠を摂って酔いも抜けたものの、覚悟通りの腰痛に見舞われ、食材の買い物へと行く気力もなく、結局今日は丸一日原稿も進められず、ボ~~……っと過ごす有様。
今夜も静養のままひっそりと自室で寿命を浪費しそうであります。
いや、ちゃんと働きますよ!G氏,S氏,M氏、編集者の皆さん!!