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気まぐれ日記::我が夏の風物詩
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我が夏の風物詩
夏の…というものでもないでしょうが、この趣味を私が人様に明かすと、何故だか大抵は眉を顰められ、完全にキワモノ扱いを受けることが多々あり、大変に不本意であります。

全国には数多くの老若男女、この筋のマニアの皆さんが存在するというのに、たまたま私の周りに賛同者がいないという不運を憂うばかりです。


その趣味は何かと申しますと、“怖い話”です。

幽霊怪異遭遇体験談の類が、私は物心ついた時からプリンと共に大好物なのです。
ひょっとしたら前世が幽霊だったのかもしれません。

今でも、ちょうど小学生の高学年辺りの年代ではその手のブームに見舞われるのが登龍門なのでしょうか?
生憎最近の小学生とは私は懇意な付き合いはないので定かではありませんが、その年頃にはその様な超常現象的なことに惹かれる傾向は、多分に見られるかと思います。

私自身の可愛い子供時代の経験では、小学4年生頃には怪奇漫画が周辺で流行り、友人と本の貸し借りをしては読み漁ったりして、小学5~6年の頃は、映画「エクソシスト」やら、一世を風靡した(?)単行本、中岡俊哉「私は幽霊を見た」(でしたっけ?)に、つのだじろう先生の「恐怖新聞」や「亡霊学級」等で、ちょうど世のオカルトブームの到来と重なり、私も便乗に与り洗礼を受けたクチであります。
学校の休み時間や放課後には、私の幼稚園児からのライフワークでもあった女子のスカートめくりの手を休めては、心霊写真を集めた書籍を友人と取り囲んでは騒いだものです。

また、同時にその頃皆で夢中になった例の十円玉を使う「コックリさん」には、今でも何か得体の知れぬ恐怖心を覚えます。
私の小学生高学年の頃では、何故かコックリさんは“本当に怖い”から(?)…と言って、全く同じ様な「大ごんげん様」と称する十円玉を使った遊びが異常に流行りましたっけ。

世代の異なる当HP読者諸氏は、いかがでしょうか?

と、申しましても、私自身には所謂霊感だの霊能力だのは全くなく、残念ながら…と言っては良からぬことながら、過去に霊体験らしき経験も一度もないので、理屈で申しますと、だからこそ怪異談を「ファンタジー」として楽しめるのではないかと思っております。


なんて、ここまでの講釈を広げるだけで、ソッチ系がお嫌いな方は…それこそまるで『斯くして僕はス○トロプレイが好きになったんです!』とでも告白したかの反応さながら眉間に皺を寄せ身を退いて、突然この私を変態扱いしますが、そもそも、“恐怖を楽しむ”ということは、人類の歴史上でも洋の東西を問わず、異端な文化や珍しい現象では決してないことを、ご存知でありましょう。
見世物小屋の化け物然り、百物語然り幽霊絵画然り。それからそれから…えー…まーホラ、ね?
そう、恐怖を楽しむということは、高尚な文化人のみが理解できる嗜みなのです。

…と、低劣な非文化人である私がこう申しても、何の説得力もございませんが…。

また、本当の本当に、生涯忘れたくとも忘れられぬかの強烈な幽霊遭遇体験でも持ってしまった方には、私の説く戯れ言など、相手にもしたくないでしょう。
当HPデザイナーのT氏なんか、あれ程他人を脅かす恐い風貌をしておきながら、幽霊話関係は一切ダメで、こんな趣味の私を変人扱いする始末です。


しかし、これ程までに明確に好きか嫌いかが別れるものも、珍しいかもしれません。

私なんて、午前中だの昼間だの明るい時間帯に放映される恐怖特集番組なんざ、もったいないからその場では絶対に観ない。必ず録画して、夜中の1時か2時頃まで、待つ!
怪奇話DVDソフトも同じく、購入したら深夜を待つ!
もちろん一人きりの自室で、かっぱえびせんとカルピスでも用意して、草木も眠る丑三つ時に、優雅に恐怖ナイト開催!いざ心して再生開始!

揚げ句、本当ォ~に恐くなって、部屋から一歩も動けずトイレに行けなくなり、夜が明けるまで尿意を堪えることくらい、朝飯前です。


それにしてもここ最近は、そんな私の趣向を満足させてくれる怪奇特集番組が、昔に比べるとめっきり減ってしまったのは、何とも嘆かわしく感じる次第です。

ちなみに私は、その手の話が好きなだけに、好みはハッキリしておりまして、ホラー映画等映像作品は特に好きな訳ではなく、また、霊能力者だの霊媒師だの、怪異現象に「答え」を出したがる不粋な輩が出るものも興味の対象外です。
ファンタジーに答えを出されては、興醒めしますからね。
また、悪戯に心霊スポットなる場所に足を運ぶような趣も持ち合わせません。そこまで度胸はありません。
純粋に、自己表現を得意とする話上手な芸能人等の怪異実体験談話を聴くのが、私の趣味なのです。


稲川DVD.jpg


だからと言って、私が幽霊の存在を一も二もなく信じているのかと言うと、見たことがないのですから、当然信じません。疑います。疑うからこそ、それでも有り得ない不可思議な現象に魅惑を感じるのでしょうか。

昨夏、NHKのBS2で放映した、佐野史郎司会の著名人恐怖体験番組は、久々に私の好みドンピシャの秀逸なる番組でした。
奇を衒わず次々にゲストが怪異談を喋るだけ。霊能力者なる不届き者が上から目線で「答え」を出しもせず、実に心地の良い恐怖でした。無論録画に及び、数度再生に及び密かに愉しんでおります。
実に風流の極みと申せましょう?

せっかくですから、この場を借りて、恐い話を語り合える才知豊かなる友を募らせて頂きましょう。
美脚の三十路婦人でしたら、特に歓迎です。いやらしい意味など、微塵もございません。ございませんとも!

とにかく、そんな怪奇話を卓上のスピーカーやヘッドフォンに流しながら原稿描きの仕事に取り組むと、はかどる事はかどる事!

ファンキーミュージックよりも名人の落語よりも、睡魔除けには最適で、机から離れず原稿が進みます。
夏場バテ気味で食欲がない時にも、恐怖話番組でも流せば、どんぶりご飯がバクバク進みます。
多忙でお風呂に入れなくても、恐い話で全身の凝りが取れてすっきりします。
恐怖ナイトを過ごした後は眠り心地もよく、目覚めた時には朝勃ち状態も見事です。


…やはりこの際、認めましょう。
どうやら私は、変態のようです。
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