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気まぐれ日記::落語めし本番!
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落語めし本番!
編集者G氏,S氏と共に、そもそもは酔った勢いで発案し実行委員会の結成に至り、噺家の笑福亭里光さんを主役に迎え話芸を託し、舞台をお借りした新宿歌舞伎町のプロレス酒場「地下闘技場」には噺に出てくる料理を託した実験的企画『落語めし』。
準備は着々と進行し、遂にその本番の日を迎えたのでありました。

案内看板.jpg


一時はどうなることかとも思いましたが、結果は、予想を越えた大盛況!
本当ならば、もっとゆったりとした客席で、我々裏方も里光さんの話芸と闘技場シェフの逸品料理を堪能しようとの目論見だったのですが、そんな優雅な真似はとても許されません。客席は大入満員!
我々は店内の片隅でひっそりと、噺と料理を愉しむお客様の姿を恨めしそうに覗いていただけでありました。

裏祝杯.jpg
舞台裏で秘かに企画の成功を祝う「落語めし」実行委員会主要スタッフ。左よりG氏,S氏,アドバイザー大小原大将,私


しかしながらやはり我々の居場所がないというのでは本末転倒。息を殺して余り物の「柳蔭」を啜っては泣きそうな顔で脇から高座を垣間見ていたって面白い道理もありません。
その他あれこれ反省点や改善の相談が必要な問題も浮き出てきましたので、次回の為に設定を練り直さねばなりません。

そう、次回。
お迎えしたお客様からは実に好意的な感想を頂戴したこともあり、主役の笑福亭里光さんはじめ店長や我々スタッフ一同も当然気を良くして、どうやらこれから「第二回 落語めし」の企画会議から仕切る運びとなりそうです。
ご興味のある方は、どうぞ今から当HPより先行予約してください。
何しろ私さえ味方につければ、この催しに限っては最強です。そのかわり、他のご相談では世の中の何の役にも一切立たないことだけはきっぱりと申し上げます。


遂に実現した我々の催しで多忙の一日でありましたが、何故かその前後も野暮用やら浮世の義理等で、自室で寝転がっているのが最上の悦びたる怠け者のこの私が不本意にも連日出掛ける羽目になっておりました。

先日は急なお呼び出しで、漫画家の岩田和久先生と光栄にも一席。

岩田先生と.jpg


同じ先輩作家でも、例の色情大王T先生には、たとえ1億…いや2億円とて積まれても私は頑なに拒みますが、岩田先生にならば、先生がもしお望みならばの仮定ですが、はっきり申しまして、掘られても吝かではない…と、この場で断言致しましょう。
無論、私にそちらの方向性の趣味趣向など毛頭ございませんが、あくまでも気持ちとしては、の話です。

中村橋の三人.jpg

西武線N駅最寄りの料理屋にて、その宵岩田先生とデザイナーT氏が仕事の相談をしていた席にお呼ばれしたのでありました。
店から追い出されるまで際限なく呑み続けるんだからね、この人たち。

酩酊し店を出た先の駅前で、ティッシュを配っていたお人形さんのような可愛らしい娘さんの策略に乗せられ、T氏と岩田先生は鼻の下を伸ばしひょこひょことガールズバーへと消えて行きました。
その意欲旺盛なお姿も粋です、岩田先生!


さて、その時の料理屋での席にて、岩田先生にお誘いを受けたのですが、何やら宝石会社の社長さんが催す盛大なイベントだか何だか?に同行して欲しいと。
流石に岩田先生ともなるとお仕事の依頼の関係者がとてつもない高貴なレベル。しかし先生はお一人でそのイベントに向かうのも気が重いとのご様子でして、それならT氏と私がお供致しましょうと、酔った弾みでお約束申し上げたのです。

で、「落語めし」当日を挟んで翌日。昨日の昼。
待ち合わせ場所は数寄屋橋交差点。
岩田先生とのお約束を果たし、私は初対面の女性漫画家さんとで見事な快晴の銀座の街を歩き進みます。趣旨がよくわからぬままに案内されたのは、小洒落たライブハウスでした。
マジックショーから、フォークギター一本で歌い上げる茨城県からやって来た男性歌手のソロに次ぎ、バックバンドを従えたメインの女性ボーカルコンサート。
T氏はと言うと…。
あの鉄壁のマイペース男が、昼間から覚醒して行動できる筈がありません。案の定、二日酔いから二度寝との連絡で、見事に岩田先生との約束を破りやがりました。必要以外は不実な、そういう輩です。

私はと来た日には、こんなヤサグレた不浄な身分ながらも恥知らずに打ち上げ宴まで馬鹿正直に図々しく参加。
だだ広い居酒屋にて、ミュージシャンの方々やら華やかなレディーに、テレビで見かけた俳優さんやらが賑わう片隅で、反社会的な胡散臭さこの上ない胡乱な風貌の私は参加費の元は取らねばと、料理を休まず口に運びビールを呷っておりました。



そして翌日。今日くらいはゆっくり寝転がってのんびりしたいものの、これから拙いバンド道楽のお稽古日。
そう言えば肝心の本業もありました。見ず知らずの風俗店の紹介漫画にも取り組まねばなりません。

こうして今年の夏も気がつけば去りゆき、どうせもうすぐに寒くなるに決まってます。
そうしてるうちに街はいつの間にか西洋祭の雰囲気に彩られたと思ったら、あっという間に来年になることは、幾度も繰り返していますので百も承知です。

暢気なようですが、色々人様には申し上げられない問題も抱えてるんですから、私は。


しくじったなぁ~、一度こっきりの人生だったのに…。
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