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気まぐれ日記
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先生の災難
今回は誠に遺憾ながら、非常に残念なお知らせをご報告しなければなりません。
極めて衝撃的な内容が含まれますので、心臓の弱い方はこの先お読みにならないようお願い致します。


出版業界エロ本部門で長年に渡り心血を注ぎ貢献されてきた、私にとっても偉大なる巨星であられた先輩漫画家T先生。

そのT先生が先日、飽くなき探究心で臨んだ「伝言ダイヤル」の利用から、一人の女性と知り合い約束を交わして、池袋駅北口で待ち合わせて向かったホテルの一室にて、先生曰く “妖怪”(推定年齢40歳代後半)とのご婦人と交尾運動の最中、ベッド上でその女性にウ◯コをされてしまうとの、人知の及ばぬかの恐ろしい被害に遭ってしまったのです。
何とお悔やみを申したらよいのか…、私には言葉も出てきません。

これまで長年に渡り数々の名エロ作品を世に送り出し、先日までは堅実に、精力的にご活躍なさっていたT先生。
機関車の如き勢いで原稿を仕上げては、繁華街に繰り出し快活に生ビールを呷り焼肉を平らげ、スナックに落ち着くや並み居るホステス相手に男女の愛欲を雄弁に語り尽くすT先生の豪快なお姿に、私は羨望の眼差しを送らせて頂いていたものです…。

それがどうでしょう。今や、たった一夜の過ちから、T先生の練馬歓楽街での地位は “人気漫画家Tちゃん” から、“交尾中ウ○コ漏らされTちゃん” にと、見事に陥落してしまったのであります。
もし、ご婦人を性的に興奮させて失神させて失禁させた…と言うのでしたらそれは男にとって勲章かもしれませんが、お話を伺うにそうではなく、相手の女性は、ただ単に生殖行為中関わらずウ○コがしたいからウ○コを出した…のだそうです。

普段は大らかで何事にも寛大なT先生ですが、行為の最中…それも失礼ながら相当に醜い中年女性にベッド上でまさかの脱糞をされたとあっては、さすがにショックは隠せないご様子で、そんな恐怖体験を語るやT先生、昨夜はまたフィリピンパブで馴染み女性の肩に手を回し乳房をネチネチと揉みしだいておりました。

絶妙の指さばきで異国婦人の乳房を揉みしだこうと接吻を強要しようと、禁煙に成功しようと焼酎の梅割りを啜ろうとも、そこに今までの尊敬するT先生の面影はなく、私には “交尾中ウ○コ漏らされオヤジ” が涙に霞んで哀しく目に映るだけでありました。

もちろん、笑い涙です。


昨夕、私はひと仕事を上げて、練馬の銭湯でささやかな骨休め。
ゆったりお湯を堪能したその帰りに繁華街を通過するやふと人恋しくなり、ご多忙中のT先生を不躾承知ながらお誘いさせて頂き、スナック「HN」にて酒席を設けた次第です。

ホブノブの夜.jpg

その後この4人、ママとC姐さんと共に、先生の行きつけフィリピンパブへと。
更に先生とまた沖縄居酒屋でクールダウンをしての、完全朝帰り。
泥酔著しく記憶も不確かながら寝床に倒れ込み熟睡して、今日はもうひたすら怠けて過ごすのみでした。


漫画家としては不肖の後輩,夜の繁華街では不肖の弟子である私も、今回のT先生の痛ましい一件に関しては、事の重大さを充分に認識致した次第ですので、これ以上先生を傷つけない為にも、練馬中の見知ったホステスやママには
「T先生はこの前池袋のホテルで、遊び相手の凄く醜い女性との行為中にベッドで脱糞されたんだけど、絶対にそんな話題をなるべく振ってはいけないよっ!間違っても “クソオヤジ” だなんて陰口を、なるべく言っては駄目だよ!」
と、尊敬するT先生の名誉を守る為にも、口を酸っぱくしてでも触れ回る所存であります。

私としてもこの俄には信じ難いとも言える事実を皆さんにお伝えしなければならないことは甚だ不本意であり、断腸の思い他ならないのでありますが、偽りなき真実をお伝えするのがせめてもの誠意と、業界関係者ならびにT先生と懇意にされている方々にご理解を頂ければ幸いです。

あくまでも、脱糞に及んだのはお相手のご婦人であり、先生が脱糞したのではないのですが、この際その点も有耶無耶で構いません。誰が糞を漏らそうが、いずれにせよセッ○スとウ○コを同時進行させた現場に先生がいた事実に変わりはないのです。
人伝に噂話が歪んで、いつの間にやら
「Tちゃんラブホテルでウ○コ漏らしたんだって!?」から、果ては
「Tちゃん遂に女のウ○コ○ったんだって!!」
になろうとも、私の知ったことではありません。


欲望がピークに達し、満を持して伝言ダイヤルにてご婦人をゲット。待ち合わせ時間と場所も取り決め、秘密兵器バイアグラを服用し、いそいそ身支度に及び、いざ出陣!期待と興奮に胸及び下腹部を膨らませ、一路池袋駅北口へ。

しかし…待ち合わせたその相手は、欲望の範疇からは大幅に外れた風貌のご婦人。
それでも、人への気遣いを何より重んじ極めて気の優しい、女なら誰でも行ける猛獣のようなT先生は決して逃げも拒みもせずに、同伴しホテルへ突入。
ところがどうやらその女性はそもそも所謂「裏組織」から派遣された商売目的の人材の様子で、敢えて性的行為に興じる気など微塵もなく、時間稼ぎに逃げたがる不貞た態度。
それだけで “裏遊戯” 最悪のパターンです。

恐らくは、あちらこちら全国に蔓延る好色男性に向けてあらゆる手段の種を蒔いて、うまく網に掛かって交渉成立するや、“ご商売” の婦人が “客” の元に派遣されるというシステムかと推察されます。
察するに、連絡をやり取りした相手と実際に来た女性は別人かとも思われます。
そんな裏事情を、裏業界の婦女子から以前聞かされたことがあります。
私もそんなに詳しくはないのですが。

それにしたところで、その商売の意義と自身の任務を全く理解していない妖怪婦人を充てられるとは、先生もとんだ落とし穴に嵌り込んでしまったものです。

それでも、例の薬の効用で先生の分身は哀しくも臨戦体制。
金額の元は取らねば…、と、いざ行為に及んだら、腰運動最中に、不審な香り!?
それは紛う方なく、大便臭!
初めは自らが粗相したのか!?と訝るも、結合部周囲を見ると不貞腐れた醜いご婦人が、あろうことかあるまいことか…何と脱糞!!


我が国の歴史を紐解けば、その昔遊郭文化華やかしき頃、「愛人契約」を結んだ後に、相手の男性との営み最中に故意に小便を漏らし、男性を呆れさせて多額の契約金を貰い逃げしてしまうとの、「小便組」なる不届きな遊女達が横行したとの史実はありますが、幾ら何でも、ウ○コ発射とは…。
荒んだ現代では「大便組」の出現でしょうか。

「せめて美女のウ○コならご馳走なのにィ…!!」
と、また耳を疑うかの下品な科白を吐きつつ、昨夜のT先生は地団太踏んでフィリピーナの乳頭を捏ね回しつつ悔しがっておりました。


あの人並外れた性欲の持ち主ながらも至って気の穏やかなT先生が、そのような悪夢さながらの事態に襲われ、それでも決して感情露わに取り乱すでもなくホテルを出て、この世に存在してはならぬ女性(仰る通りまさしく妖怪!)と別れ、せっかくの “楽しい遊び” のつもりが一転し、たった今目前で行われた地獄の体験を一人噛み締めつつ、一体どのような表情で帰路についたかと察するに、私は先生が不憫でならず、当分の間は笑いを堪え切れずにはいられません。


T先生の悲劇的事件に関して、私としても過度に語る気はございませんが、当ブログをご覧下さっているT先生をご存知のご同業者ならびに編集者各位に、ここで私から切なるお願いです。

先生ご自身はこの件に関して現在相当に心を痛めていらっしゃるご様子ですので、どうか不粋に
「先生、ホテルでブスババァとヤッてる最中にウンコ漏らされたって本当ですか?」
などと無神経なことは、決して聞かないで下さい。

「先生、ホテルで醜い中年のご婦人と営んでいらっしゃる最中に、おうんちの方を漏らされたそうですが、どうかお気を落とさずに一刻も早く立ち直って下さい」
と、優しく声を掛けて労わって差し上げますようにお願いを申し上げます。

一人でも多くの方からの励ましのお言葉が、今のT先生にとって何よりのお見舞いかと存じます。
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A太郎監督の安否を気遣う会
浅太郎手配.jpg

AV監督の本業から、趣味と実益を兼ねて副業をと目論み、数年前に鶯谷の地にてデリバリーヘルスの営業を始めたものの、自らの欲望を抑えきれずに本部控え室で出勤待機中のAV女優のお姐さんに手を出すわ、その上給料は支払わないでお姐さんとひと悶着起こすわ…、結局大赤字の失敗の顛末で、瞬く間に営業停止。

他にもあちらこちらで借金を重ねるわ様々な未払い金は嵩むわで、どうやらその催促の嵐に窮したのか、この度見事なまでに雲隠れを敢行して連絡のつかなくなった、正真正銘のオッペケペーオヤジA太郎監督。

そんな愛すべき監督の安否を気遣い、彼と生前特に親しかった編集者S氏とG氏に私との三人で、A太郎監督を偲ぶ会が、新宿三丁目の立ち呑み屋にて昨夜、ドラム缶テーブルを囲んでしめやかに笑いを噛み殺しつつ営まれました。

立呑卓.jpg

幸いにも実害のなかった我々には、A太郎監督の悪行の数々も所詮対岸の火事で、やきとんやもつ煮込みと並んで酒の肴の一品でしかなかったのですが、それにしてもあのオッサン、ご家族もいるのに一体今頃何処に潜伏して何をしているのやら…。
携帯電話ももちろん、何度かけても電源を切っております。

いずれにせよ、いい加減を絵に描いたような、風貌も言動も “ねずみ男” みたいな、生命力だけは強靭この上ない野生的な監督のことですから、たとえ最悪の事態でも何処ぞの山中に潜り込んでは山菜やキノコを採ったり蛇を捕まえたりして焼いて料理し、また時には麓の人家に忍び込み米や味噌に酒を失敬したりと、果敢に飢えだけは凌いで逞しく生息してはいるでありましょう。

そんな面白いことを想像するや酔い心地も軽やかで盃も重なり、立ち呑み屋でオヤジ三人衆野暮ったくとんだ長っ尻。

新宿立呑景.jpg


立ちっ放しのまま酩酊しての帰還では、腰痛を患った中年の身体には過酷なので、とにかく座れる店で軽く呑み直そうと、ホロ酔い気分の我々三人はゴールデン街へと歩を進め、ぶらり散策。

そこの狭い路地裏でポリバケツでも漁ってるA太郎監督に遭遇できたら、宴も一気に盛り上がりを見せること間違いなしだったのですが、生憎世の中そうは都合よくできてはおりません。


偶々、編集者S氏の元上司の女性が、現在ママとして開いた一軒のスナックがあるとのことで、その小さな店へと。

さすがは、業界関連の客層で、狭いカウンターには怪しげな作家先生らしき御仁やひと癖ありそうな編集者の、ご同業界隈の匂い。壁には見知った漫画家諸氏のサイン色紙。

…と、実に何とも私には酔いの醒めるかの居心地の悪さで、とりあえず腰を休められればいいやと、仏頂面でおとなしくバーボンソーダを啜ったのでありました。

しかし狭い業界内。常連客とおぼしき無精髭の男性は、何度かお目にかかった地位ある編集さんだと判明し、長いものには巻かれる主義の私は途端に愛想を振りまいて過ごした次第であります(T先生、そもそも先生にご紹介頂いた、B社のY氏です。前にも偶然お目に掛かりましたが、よく呑み歩いていらっしゃる方ですね。今度またT先生と共にお会いしましょうと申しておきました)。


とにかく昨夜の会談では、もしA太郎監督を発見して捕獲に成功したら、監督を取り囲み労いを籠めて、失踪騒動の真実と逃亡生活の一部始終を肴にまた一席設けようと言う当たり前の算段で話はまとまり、帰路についたのでありました。


久々に気分よく酒に浸って、グッスリ眠って脳味噌も正常に復活。
酔い明けには、広いお風呂が一番!
と、露天風呂のある銭湯へ行き、ゆったりお湯を堪能してアルコールを抜いて来たところです。
露天風呂ったって、銭湯の露天ですから、岩風呂に隙間風が吹くだけの露天モドキですが。


焼き鳥とビールくらいは振る舞いますから、潔く出頭して下さい、監督。
またもしA太郎監督に関する現在の情報や目撃情報等、お心当たりの方がいらっしゃいましたら、当HPを通じてお知らせ頂ければ幸いです。

浅太郎と尻.jpg
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おジャズの稽古
仕事の合間にちょっくら出掛けて、スタジオにて軽くジャズ・セッション。

ウッドベース.jpg


…なんてまた私はとんだ嘘を抜かしてしまいました。
こんな画像を披露してみたら、何かカッコつけたくてひとホラ吹いてみました。
渋く頭テカらせちゃって、ホントにジャズでも演ってるみたいでしょ?

残念ながら、スタジオに置いてあったウッドベースをちょっと余興に抱えてみただけの記念撮影でした。
エレキベースとコントラバスは、やっぱり別物!
私にゃとても弾けません弾けません!
長年の修行の成果で、私は目を瞑ってでもオッパイの絵は流暢に描けますが、コントラバスは弾けません。

んなことを威張って申してもしょうがないですが…。


昨日は予定通り原稿を進め、朝から出掛けて市ヶ谷のスタジオへと。
リーダーのドラマーM氏の先導にて、ピアニストA氏とのトリオで、ジャズの特訓。
セッションとまでは言えません。あくまでも、お稽古。

持参した安物の愛器で、“Autumn Leaves” に “On Green Dolphin Street” や “Straight,No Chaser”,“Stompin’ At The Savoy” 等と、案の定所々シクジりつつ、ミッチリ3時間のお道楽でした。

男三人で駅傍の中華屋にて、生ビールを呑み意表を衝くかのドデカい餃子を賞味しつつ談笑し、満腹で帰路についた次第。
練馬から自転車での帰り道、見事に通り雨と重なり、シャワーを浴びたみたいにビショ濡れになりつつの帰還でありました。

こうして一途にジャズ好きなお二方と接していると、私も穢れた心が洗われるとでも申しましょうか、真面目な大人になってしまいそうです。


実は前夜の仮眠から、仕事を進めて、一睡もしないで臨んだスタジオ稽古でした。
ビールと餃子で、腹の皮突っ張りゃ目の皮弛む…ってやつで、ヘトヘトで帰宅に及んだもので、夕刻から蒲団にダウン。で深夜までたっぷり熟睡。
暢気にDVDでも鑑賞しつつバーボンでも啜って酔っ払う場合でも、銭湯の露天風呂で足を伸ばす場合でもなく、もうひと頑張り、臨時に依頼を頂戴した仕事の2ページ漫画を、明日までに仕上げねばなりません。

中年男がスポーツジムに通い始めたら、綺麗な奥さんから声を掛けられて、ホテルに行って、ジムより効果的な運動をしちゃった…だって。
そんな内容の漫画。
編集さんから提示されたプロットで、それを基に私が漫画に描く仕事です。

私はかれこれ7年近く、新宿のスポーツジムに足を運んでは時折汗を掻いておりますが、乳半出しのご婦人からお声を掛けられたことなど、ただの一度たりともございません。
頭髪禿げ散らかした親爺から不躾に話し掛けられ、「オレも頭剃ろうかなぁと思ってるんだけど、どうやって剃ってるの?」
なんて気分の暗鬱になるような相談を受け、しかたなく少々会話をした位です。
禿親爺と親睦を深めても、楽しくも何ともありません。

スポーツジムには何故か、スキンヘッド男が点在しますが、そのツルツル頭同士は避け合うという習性を、健全な毛根と豊富な頭髪をお持ちの皆さんはご存知でしょうか。
件の禿げ散らかし親爺も、その後本当に私同様に頭を綺麗に剃ってジムにやって来ましたが、不思議とそうなると、私には近寄って来なくなりましたっけ。
同磁極の磁石のようなものでしょうか。

そんな役立たずの禿頭情報はどうでも良いのです。
スポーツジムでフェロモン撒き散らしていらっしゃるご婦人方、遠慮なさらず幸薄い私に色目を使って下さい。

…なんて哀しいまでに低俗なことを考えつつ、たった2ページでスポーツジムからホテルだかに行っちゃうってエロ漫画を、7年掛かってもムチムチお姐さんとホテルどころかお汁粉屋すら行けない枯れた私が描くとします。


こんな調子で、今年もあれよあれよと、何ともう半分が通過ですか。
どこで人生踏み外しちゃったのかなぁ…と最近はそればかり考えつつも、まぁしょうがないか…と、慎ましく生きて行くと致します。
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水無月奮闘篇
怠け者の私としたことが、不本意にもひたすら仕事に明け暮れる日々であります。

今月は結構な多忙でして、今更申すまでもないでしょうが、私のような単独作業の職種は、とにかく忙しくなると益々下界から隔離され、孤立した生活になってしまいます。


〆切重視の因果な商売ですから、真っ当な社会人からすると実に出鱈目な生活でして、原稿を進めて、疲れて睡眠を貪り、起床するのは午後も夕方近くの不埒な睡眠リズムになってしまうことも多々あります。

さて今日も原稿を進めなければ…とドブ臭い寝床から起き上がり、ポストを覗くと、出版社から毎度のアダルト雑誌が届いております。
謂ば、それは我が “食い扶持の畑”。恒例お下劣DVDが付録の、三十路妻だか四十路奥さんだかを売りにした、例の本であります。

開封し何気なく中身を観覧すると、またこんなところでも、精力的にお描きになっておりました…、我々エロ漫画業界の重鎮、先輩作家T先生が。

T先生の飽くなき創作意欲とエロスの追求ぶりには、いつもながら頭が下がります。

あちらこちらの出版社の男性ご用達雑誌で、全国の性欲旺盛な諸氏を魅了する作品を発表し、私如きとは比べものにならない莫大な原稿料を稼ぎ出す先生のご活躍ぶりを垣間見るにつけ、私も先生より叱咤激励を賜り気が引き締まるかの思いにさせて頂いております。

そしてその畏怖の念と同時に、この漫画の原稿料で、例によってT先生は大塚の地に足繁く通い詰め国際情交に精を出し、貪欲止まらぬ生殖活動で睾丸タンクを軽くしては、練馬の繁華街を練り歩き若いホステス相手に暴れ回るのかと思うや…、私は起き抜けから悪寒を覚え、何ともやりきれぬ思いに駆られた次第です。


さて。
満を持して購入した私の iPhone ですが、今や何故かすっかり「花札ゲーム機」と成り果てております。
たまに変な音が鳴るので、それが電話の機能も果たすことを思い出す程度です。

無料でインストールして頂戴した花札ゲームなのですが、ドブ臭い寝床に入ると決まって、マリィちゃんやミズホちゃん(ってキャラクター)と一戦お手合わせを願ってしまう程に、最近は嵌ってしまっております。


花札。
小学生の頃、静岡県の父方の祖父母の家に遊びに行くと、私は必ず花札で遊んでいました。
当時、花札指南の書籍を常に傍らに置き、学業よりも熱心に勉強した覚えがあります。

その幼少時に植えつけられた印象からでしょうが、花札の絵柄を見ると、妙に心が浮き立ちます。
「四光」や「五光」に「猪鹿蝶」の役等、何となくですが、ゲームのやり方も憶えているものですね。

五光.jpg

凄いでしょ?五光達成!!

…あれ?大したこっちゃない?どうでもいい?


私は賭け事や勝負事には疎く、パチンコや麻雀の趣味もありませんが、トランプや麻雀よりも、花札はカラフルで世界観があると申しましょうか、日本の情緒を感じる美しいデザインだと思いませんか?

バーチャルだけでは治まらず、いっそ本物の花札を、久々に手に取りたくなってはおりますが、考えてみれば花札を買っても、ゲームに興じる仲間がいない事には意味がありません。
歳と共に、めっきり馬鹿な遊びに興じる友達も減る一方です。
どなたか、花札やりましょう!
カルピスとかっぱえびせんくらいは振る舞いますから。

モノポリー、なんてゲームを以前に何かの勢いで買ったものの、拙宅でホームパーティーを催す機会もなく、一回たりとも遊ぶことなく押入れに入っております。
人生ゲームだってあります。それは拙宅宴会時に一度だけ遊んだことがありますが、酔っ払ってよく覚えていません。
結局私は酔っ払いたいだけなのでしょう。


とにかく、今月は原稿に追われて多忙の毎日。
今や酩酊するのみがせめてもの慰みの私としたことが、今月は一滴もお酒を呑んでおりません。
いや、寝ビールくらいは呑んだか。一滴も呑んでないは大袈裟ですが、スナックや居酒屋にも顔を出してはおりませんし、ストレスも溜まり、誠によろしくない事態です。

「また遊びに来てぇ~!」
と、練馬の元スナックのママとは、花札ゲーム機で会話を致しましたが、フェロモン姐ちゃんもいない婆さんの自宅に、そう易々と手土産持ってヒョコヒョコ行けるものでもありません。

『早苗ちゃんや麗奈ちゃんが来るんなら、寿司でも酒でも買っていつでも遊びに行ってやるわい!』
…とのセリフが喉元まで出かかったのですが、私が婦女子目当ての飢えた浅ましい中年男だと元ママに思われてしまうのも癪ですので、そこは男の見栄でグッと堪えた次第です。
だからそこを年の功で察して、美脚の早苗ちゃん呼んどいてよママ!

何を隠しましょう、私だってこのままでは、悲惨な老後が待っているのです。
今に…描き掛けのエロ漫画原稿を机に残して突然の孤独死を迎え、そのまま腐乱死体となり…、身寄りもない私は無縁仏から、成仏できずに地縛霊か、さしずめ色情霊にでもなるのでしょうか。

そんな事ばかり考えてしまうと、不安に駆られてよく眠れもしないし、碌にご飯も美味しくありません。
夜な夜なケーブルテレビのオッパイぽろりんちょ娘に話しかけてしまうのも、無理からぬことだと言えましょう。


弱音を吐いてもいけません。
原稿完成まであと一息。
生ビールと枝豆に向けて、人生に希望を持って頑張るとします。


ところで現在 “失踪中” との、面白い噂の絶えないAV監督A太郎さん、出て来て下さい。
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雨ニモ負ケズ道楽
無事に入稿を遂行したら、次なる仕事の打ち合わせをネタに、編集さんを居酒屋に誘き寄せて、一杯あり付いてさんざ呑んだくれて食い散らかして馳走に与ろうと言うのですから、偶々私の近所に自宅を構えていた編集者G氏は、とんだ災難と申せましょう。

肝心の打ち合わせはそこそこに、ビールからハイボールと盃を重ねた私は、グラビアアイドルだか何だかの何とか言う娘の巨乳がどうだの尻がどうしただの、相変わらず国家の役にも立たぬ論説を支離滅裂に披露して、ほとんど記憶も失う程に気分好く酩酊に及んだ次第です。

で…、次はどんなエロ漫画描きゃいいんでしたっけ?
って何しに行ったんだか。


不健康かつ不健全な独り身生活ですので、これでも普段の食生活には一応気を遣っております。

鮭定食.jpg

どうです?中高年に適した、十六穀ご飯のヘルシー定食。

人生の半分以上にも渡る長年の単独生活ですから、私はお味噌汁だって作りますし、鮭も焼きます。

それでどうした、って程の話ではございません。

健康を重視し、食にこだわった果てに、家庭菜園を始めてみました…だの、糠漬けに挑んでみただの、自家製味噌を作っただの、人間らしいマニアックな話題に持ち込めれば、私もただのエロ漫画職人だけではないと言う渋い一面を、日頃私を小馬鹿にしている皆様にご紹介できたのでしょうが、生憎現在のところはそんな高尚な趣味は持てず、残念ながらお察しの通り、単なる通りすがりの酔っ払いです。

当ブログも代わり映えもない話題から、今回は少しは脱却しようと思ってみたものの、却って面白くもない方向に進んでしまって、失敗しちまいました。

ならば諦めて、また代わり映えもない近況報告を…。すみません。


仕事の合間にコッソリ、またしても私はお道楽活動をと目論み、例の如く “音の出るオモチャ” を抱えて、いそいそと小雨の下、池袋へ。
鬱陶しい雨天時には、先日大枚を叩いて調整を施してもらった、ヤフオク落としの軽くて小さいベースが役立ちます。

昨夜のお約束は、ドラマーN氏と、ピアニストO女史とのスタジオセッション。

彼等は現在ジャズのビッグバンドで、日々精力的にご活躍中。
そんな大所帯の活動とは別に、こじんまりと気楽に演奏を楽しもうとのお誘いで、何となく私がベースでご一緒させて頂いてる次第であります。

“OVER THE RAINBOW” やら “ALL OF ME” なんぞと、コード進行追っ掛けるだけが精一杯の拙い私のベースでお二方を汚させて頂きましたが、O女史のご趣味で、次回は中島みゆきの曲だの、シカゴの「素直になれなくて」なんてのを演りましょうだって。
う~ん、中島みゆきと来たかぁ…。昔々、オールナイトニッポンならよく聴いてましたが…。
シカゴも、私には懐かしいですし、聴くのは好きですが、ね。
さてどうなりますやら。

2時間のスタジオ滞在でまったりと音を出して過ごし、アフタースタジオは、男女三人で軽く一杯。

アフターセッション.jpg

小憎たらしいジャズなんざ流して酔い客を煙に巻き、料理は少ない癖に、矢鱈にデカい皿で脅かしてベラボウな銭を取ろうってぇ企みの、田舎者が喜びそうな小洒落た店で清く談笑。
こんなスカした店、男共じゃ決して入らないでしょう。

“このビール一杯の値段で、富士そば行ったらカツ丼セットが食えてオツリも出るのになぁー”…等と、極めてセコいことばかり密かに考えつつも、妙齢,未婚のご婦人との同席では、充分に田舎者ながらもヒネクレ者でもある以上に小心者の私としては、裕福な大人を装って諦めて呑み散らかすしか手だてがありません。

当然ながらスタジオ代よりもずっと高い呑み代で財布を軽くして心地好く酔い、深夜無事に帰還。
グッスリ眠って目覚めても、延々シトシトと雨模様の下界。
これでは晴天時限定の愛車が使えないので、お買い物にも一苦労、自己嫌悪に陥るオッサン臭い布団も、当分干せそうにありません。
もう梅雨の時期ですから、仕方ないですね。


先日臨時にご依頼を頂戴したイラスト仕事。
ってエロ風俗記事のカット6点です。
ペン入れまで進めたので、今日はパソコンに取り込んで、仕上げる予定です。
明日の〆切を守ったら、すぐまた次の漫画のネームに取り掛からねばなりませんし、おかげ様で来月も多忙の予定です。


…と、この不埒なHPの発覚で、雑文をお読み下さっている恐れのある担当編集者諸氏の手前、本当は罰当たりな程に怠けまくっているのですが、私も少しは真面目に仕事をしているフリをしなければなりません。
これでも気苦労は絶えません。

練馬駅傍に最近出現した、ローションプレイの怪しい店が気になってしょうがないものの、私にも世間体というものがありますので、いくら正直者の私でも、そんな話題はこのブログでは一切明かしません。
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