下下劣に進路を取れ
2011-10-28 20:05:34 (12 years ago)
「この度、練馬区初のエロ文化功労賞を受賞されました、エロ漫画家のT先生に、受賞の喜びのお声をお聞きしたいと思います。
おめでとうございます先生!」
「ウガッ…ガルルルッ、ガウッ!ガウッ!」
「T先生は長年に渡り、あらゆる女性の痴態を実体験に基づき探求し、最近では人妻の秘めた赤裸々なエロスを掘り起こし、様々な男女の貪欲なる性愛を描写して世に発表し、青少年に不健全な性欲増進を促し、また中高年男性には多大な勇気と希望と刺激を与えてこられました。
この度、T先生のその功績が認められ……
あっ、女性記者の方は退場ください!危険です!大変危険です!!」
「ガルルルゥッ、ガウッガウッ、オ~マ…オォ~マッ…!オマ、オマッ、オマッ、オマッ…ガウゥゥゥゥゥ~…!!」
「避難してください!女性の方はたとえ70歳を過ぎた方でも、念のためご退場ください!それから美少年も念のため、お尻を隠して!お尻を隠して退避してください!!
皆さん落ち着いて!
警備の方、早く先生に角砂糖を…!
…失礼しました。落ち着かれましたでしょうか?T先生。まずは今回エロ文化功労賞を受賞されたその大きな要因を、先生ご自身では何が決め手となったとお考えでしょうか?」
「ガウゥ…ガルルルガルルルッ…ガウッ…デンゴン…オマッ…イケブクロ…キタグチ…ガウッ…ホテル…ガウッガウッ…オマッ、ハメッ…オマッ…ウ~ンコブ~リブリ…アウ~ッ…ガウッガウッ、ガゴオォォォォォ~~!!」
「通訳の方、お願いできますか?」
「はい、先生は今年の初夏に、発情を抑えきれずに伝言ダイアルを利用し、そこで知り合った中年女性と池袋駅北口前で待ち合わせて、その色香とは程遠い女性の風貌に卒倒しそうになりながらも、とにかく一刻も早く欲望を満たしたいとの一心で彼女と同伴しホテルの一室に入ったのです。そしていつも通り生殖行為に及んでいたところ、何と交尾運動最中に、その女性からベッド上で脱糞をされてしまったのです。
あの日以来、俺の作品はひと皮剥けた…と、先生は涙ながらにそう申しております」
「なるほど。さすがは先生ですね。そんな目に遭ったら常人ならばとても生きていけなくなるところです。
それでは先生、今回の受賞の喜びを、どなたに知らせたいですか?」
「ガウゥ、ガウガウ…オマ…オマ…オォ~マッ、ベロベロ…ベロベロベロ…ベロレロベロレロベロ…クリ…クリクリッ……トリトリッ…ア~…ナルッ、ベ~ロベロ…アウッ、ウンコババー…ガウッ…ガウガウ…レロレロレロ…オォ~~マァ~~!!ナマ!ナマ!ナマッ!ハメッ…ハメハメハメッ…!オマ…オマッ…オォ~~マァァ~~~ッ!!」
「通訳の方、お願いします」
「はい、T先生が申すには、今回の受賞の感激を是非とも分かち合いたいのは、まず大宮のホテルで密会を続け、痴態の限りを尽くした元愛人の◯◯さん,それから大塚のエステで指名をしていた中国人の△◇ちゃん,それに◯△ちゃんに、練馬フィリピンパブの◇○ちゃん…、忘れてならないのが池袋ホテルのベッドでウ◯コを漏らした中年の…」
「はい、はいっ、もう結構です。
以上、練馬文化センター裏口広場特設会場からお伝えしました…」
---------------------------------------------------
季節の変わり目で、夜中はめっきり寒くなってきたせいか、何ともおぞましく汚らわしい夢を見てしまいました。
これからは体調管理に留意し、毛布を重ねて就寝することにします。
さて、気を取り直して…。
ひと仕事上げてようやく暇になったところで、先週拙宅に届いてダンボール箱入りのままだった、42型のプラズマテレビの設置に挑みました。
予想以上の重量で、一人での設置作業は結構難儀でしたが、長年愛用してきたブラウン管テレビと交換して、何とか設置成功。
それから機械に弱い頭を振り絞り、ケーブル類の接続にも四苦八苦して、何とか無事にテレビ放送もDVDソフトの映像も映し出されるようになりました。
めでたしめでたし!
遅ればせながら…でしょうが、やはり感動の大画面!高画質!
今まで長年酷使していた28型のテレビだって、かつて購入当初はワイド画面に感激し充分に大きな画面だと思った記憶ですが、今となってはそれが信じられません。贅沢なものです。
まずは記念に、もう二十何年も前からの愛蔵ライヴ映像、ジョニ・ミッチェルの「シャドウズ・アンド・ライト」をDVDでお試し再生。
28型テレビ所持以前、21型テレビよりも前の、部屋が狭く卓上モニターテレビしか持っておらずビデオデッキも買えずにいた二十代の頃から、ビデオソフトで購入して実家のテレビで観て、その後レーザーディスクでも購入して観賞し、更にまたDVDソフトでも入手した、私のお気に入り音楽映像作品です。
1979年、黄金期のジャコ・パストリアスに、若き日のパット・メセニー,それにマイケル・ブレッカーの奇跡的な顔ぶれとも言える超人たちの名演奏!そこに引けを取らずリーダーとしての貫禄を見せるジョニ。
大画面の迫力で、やはり何度観ても名作のライヴ映像です。
ひとりバーボンの盃を傾けつつ、プラズマテレビ記念上映会は続きます。
更にこれまた私が二十歳の頃からリバイバル上映で映画館に二度ほど足を運び、DVDでも何度も鑑賞した、アルフレッド・ヒッチコックの名画「北北西に進路を取れ」。
1959年の作品ですから、実に今から半世紀以上も昔の映画ですが、これも何度観ても飽きない名作。
ヒッチコック映画の中で、私は「サイコ」はもちろん「裏窓」や「ロープ」,それから晩年の「フレンジー」等も好きで幾度も観ていますが、「北北西~」は恐らく一番繰り返し鑑賞している作品でしょうか。
主人公のロジャー・ソーンヒル役ケイリー・グラントが、ひょんな勘違いをされて悪漢どもに連れ去られる導入部から、もう目が離せません。
プラズマ画面お試し再生のつもりが、次から次へと飽きさせない場面の展開で、案の定最早途中停止など不可能。
'59年ですと、我が国では昭和34年。まだ日本国中が貧困と闘っていたような時代に、海の向こうでは何とゴージャスそのものの豊かな背景か!と、今以て何度観ても感嘆します。
ヒッチコック監督とんだ大ミス!の、“拳銃打つ前に耳を塞ぐ群集の間抜けな小僧” の姿も、大画面で綺麗に確認できます。職務を心得ぬ不届きな坊主がいたものです。
それにしても、ケイリー・グラント扮する広告屋だかの中年男、列車の中で知り合った謎の妖艶美女と、その夜からイチャイチャベタベタじゃれつきやがって…。昔っからどいつもこいつも…!
俺だってエヴァ・マリー・セイントみたいなのと燃えるような恋のひとつもしてみたいわいッ!
…などと不細工な顔でブツクサほざきつつ、水割り啜って、壮大なラシュモア山でのスリリングなクライマックスから何とも小気味好い洒落たエンディングまで、優雅に堪能してしまいました。
妖艶美女と言えば、ロマンチックな映画の結末とは裏腹に、謎のボンドガールY子さんからはあれ以来全く洟も引っ掛けられず仕舞いの私は、所詮ショーン・コネリーでもなくケイリー・グラントとも大違いだったという無惨な現実を、素直に受け入れなければなりません。
Y子さんのみならず、あすみちゃんにも蹴散らされ早苗ちゃんにも相手にされず……。
えぇ~、つくづく面白くないッ!
幾らテレビは大きくなれども、私の人間性は歪んだ心と共に小さくなるばかりです。
身の程を弁えて、真面目に次のお下劣な原稿に取り掛かると致します。
おめでとうございます先生!」
「ウガッ…ガルルルッ、ガウッ!ガウッ!」
「T先生は長年に渡り、あらゆる女性の痴態を実体験に基づき探求し、最近では人妻の秘めた赤裸々なエロスを掘り起こし、様々な男女の貪欲なる性愛を描写して世に発表し、青少年に不健全な性欲増進を促し、また中高年男性には多大な勇気と希望と刺激を与えてこられました。
この度、T先生のその功績が認められ……
あっ、女性記者の方は退場ください!危険です!大変危険です!!」
「ガルルルゥッ、ガウッガウッ、オ~マ…オォ~マッ…!オマ、オマッ、オマッ、オマッ…ガウゥゥゥゥゥ~…!!」
「避難してください!女性の方はたとえ70歳を過ぎた方でも、念のためご退場ください!それから美少年も念のため、お尻を隠して!お尻を隠して退避してください!!
皆さん落ち着いて!
警備の方、早く先生に角砂糖を…!
…失礼しました。落ち着かれましたでしょうか?T先生。まずは今回エロ文化功労賞を受賞されたその大きな要因を、先生ご自身では何が決め手となったとお考えでしょうか?」
「ガウゥ…ガルルルガルルルッ…ガウッ…デンゴン…オマッ…イケブクロ…キタグチ…ガウッ…ホテル…ガウッガウッ…オマッ、ハメッ…オマッ…ウ~ンコブ~リブリ…アウ~ッ…ガウッガウッ、ガゴオォォォォォ~~!!」
「通訳の方、お願いできますか?」
「はい、先生は今年の初夏に、発情を抑えきれずに伝言ダイアルを利用し、そこで知り合った中年女性と池袋駅北口前で待ち合わせて、その色香とは程遠い女性の風貌に卒倒しそうになりながらも、とにかく一刻も早く欲望を満たしたいとの一心で彼女と同伴しホテルの一室に入ったのです。そしていつも通り生殖行為に及んでいたところ、何と交尾運動最中に、その女性からベッド上で脱糞をされてしまったのです。
あの日以来、俺の作品はひと皮剥けた…と、先生は涙ながらにそう申しております」
「なるほど。さすがは先生ですね。そんな目に遭ったら常人ならばとても生きていけなくなるところです。
それでは先生、今回の受賞の喜びを、どなたに知らせたいですか?」
「ガウゥ、ガウガウ…オマ…オマ…オォ~マッ、ベロベロ…ベロベロベロ…ベロレロベロレロベロ…クリ…クリクリッ……トリトリッ…ア~…ナルッ、ベ~ロベロ…アウッ、ウンコババー…ガウッ…ガウガウ…レロレロレロ…オォ~~マァ~~!!ナマ!ナマ!ナマッ!ハメッ…ハメハメハメッ…!オマ…オマッ…オォ~~マァァ~~~ッ!!」
「通訳の方、お願いします」
「はい、T先生が申すには、今回の受賞の感激を是非とも分かち合いたいのは、まず大宮のホテルで密会を続け、痴態の限りを尽くした元愛人の◯◯さん,それから大塚のエステで指名をしていた中国人の△◇ちゃん,それに◯△ちゃんに、練馬フィリピンパブの◇○ちゃん…、忘れてならないのが池袋ホテルのベッドでウ◯コを漏らした中年の…」
「はい、はいっ、もう結構です。
以上、練馬文化センター裏口広場特設会場からお伝えしました…」
---------------------------------------------------
季節の変わり目で、夜中はめっきり寒くなってきたせいか、何ともおぞましく汚らわしい夢を見てしまいました。
これからは体調管理に留意し、毛布を重ねて就寝することにします。
さて、気を取り直して…。
ひと仕事上げてようやく暇になったところで、先週拙宅に届いてダンボール箱入りのままだった、42型のプラズマテレビの設置に挑みました。
予想以上の重量で、一人での設置作業は結構難儀でしたが、長年愛用してきたブラウン管テレビと交換して、何とか設置成功。
それから機械に弱い頭を振り絞り、ケーブル類の接続にも四苦八苦して、何とか無事にテレビ放送もDVDソフトの映像も映し出されるようになりました。
めでたしめでたし!
遅ればせながら…でしょうが、やはり感動の大画面!高画質!
今まで長年酷使していた28型のテレビだって、かつて購入当初はワイド画面に感激し充分に大きな画面だと思った記憶ですが、今となってはそれが信じられません。贅沢なものです。
まずは記念に、もう二十何年も前からの愛蔵ライヴ映像、ジョニ・ミッチェルの「シャドウズ・アンド・ライト」をDVDでお試し再生。
28型テレビ所持以前、21型テレビよりも前の、部屋が狭く卓上モニターテレビしか持っておらずビデオデッキも買えずにいた二十代の頃から、ビデオソフトで購入して実家のテレビで観て、その後レーザーディスクでも購入して観賞し、更にまたDVDソフトでも入手した、私のお気に入り音楽映像作品です。
1979年、黄金期のジャコ・パストリアスに、若き日のパット・メセニー,それにマイケル・ブレッカーの奇跡的な顔ぶれとも言える超人たちの名演奏!そこに引けを取らずリーダーとしての貫禄を見せるジョニ。
大画面の迫力で、やはり何度観ても名作のライヴ映像です。
ひとりバーボンの盃を傾けつつ、プラズマテレビ記念上映会は続きます。
更にこれまた私が二十歳の頃からリバイバル上映で映画館に二度ほど足を運び、DVDでも何度も鑑賞した、アルフレッド・ヒッチコックの名画「北北西に進路を取れ」。
1959年の作品ですから、実に今から半世紀以上も昔の映画ですが、これも何度観ても飽きない名作。
ヒッチコック映画の中で、私は「サイコ」はもちろん「裏窓」や「ロープ」,それから晩年の「フレンジー」等も好きで幾度も観ていますが、「北北西~」は恐らく一番繰り返し鑑賞している作品でしょうか。
主人公のロジャー・ソーンヒル役ケイリー・グラントが、ひょんな勘違いをされて悪漢どもに連れ去られる導入部から、もう目が離せません。
プラズマ画面お試し再生のつもりが、次から次へと飽きさせない場面の展開で、案の定最早途中停止など不可能。
'59年ですと、我が国では昭和34年。まだ日本国中が貧困と闘っていたような時代に、海の向こうでは何とゴージャスそのものの豊かな背景か!と、今以て何度観ても感嘆します。
ヒッチコック監督とんだ大ミス!の、“拳銃打つ前に耳を塞ぐ群集の間抜けな小僧” の姿も、大画面で綺麗に確認できます。職務を心得ぬ不届きな坊主がいたものです。
それにしても、ケイリー・グラント扮する広告屋だかの中年男、列車の中で知り合った謎の妖艶美女と、その夜からイチャイチャベタベタじゃれつきやがって…。昔っからどいつもこいつも…!
俺だってエヴァ・マリー・セイントみたいなのと燃えるような恋のひとつもしてみたいわいッ!
…などと不細工な顔でブツクサほざきつつ、水割り啜って、壮大なラシュモア山でのスリリングなクライマックスから何とも小気味好い洒落たエンディングまで、優雅に堪能してしまいました。
妖艶美女と言えば、ロマンチックな映画の結末とは裏腹に、謎のボンドガールY子さんからはあれ以来全く洟も引っ掛けられず仕舞いの私は、所詮ショーン・コネリーでもなくケイリー・グラントとも大違いだったという無惨な現実を、素直に受け入れなければなりません。
Y子さんのみならず、あすみちゃんにも蹴散らされ早苗ちゃんにも相手にされず……。
えぇ~、つくづく面白くないッ!
幾らテレビは大きくなれども、私の人間性は歪んだ心と共に小さくなるばかりです。
身の程を弁えて、真面目に次のお下劣な原稿に取り掛かると致します。