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気まぐれ日記::新年初日記
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新年初日記
当ブログをご覧頂いているマニアの皆さま、あけましておめでとうございます。

まずは、この場をお借りしてお詫びをひと言…。
前回もお伝え申し上げましたが、この新年の幕開けには、世間一般の正月休み明け〆切の原稿を抱えておりまして、せっかく頂戴した年賀状のお返事に取り組む暇もない有様でして、礼儀に反したあるまじき無礼を何卒ご容赦願います。


長年に渡って拙作をご贔屓くださった編集者Sさん,フリー編集者の本橋さん、私の駄文をお読みくださっているそうで、ありがとうございます。
また演芸ライターの凡平先生,当HP管理人のデザイナーTさんに愛娘のHちゃん,スナックぶんぶんの元ママ、そして…こんな私を多忙にさせて頂いている首謀者のソープ編集者Gさん、新年のご挨拶誠にありがとうございます。
本年も益々ご活躍の程、心よりお祈り申し上げます。


年末から原稿に取り組んでいる最中、師走も押し迫った29日夜半のこと、私の携帯電話が不穏なメロディーを発しました。
それは、例の汚らわしい先輩作家 T先生よりの着信です。

「ワシゃあ今日大塚で二発やってきたねんっ、二発ッ!!えろぉ~キモチよかったね~ん、グワハハハッ!!
待っとるから早く来たまえよ!
何?忙しい?ワシは今朝仕事上げたとこやねん!それで大塚で二発やねん二発!ワシの誘いを断わる気かコラ!待っとるで!グハッ、グハッ、グワハハハハッ!!早ぅ来んかいボケッ!」

と、練馬のスナックから理不尽かつ不浄な連絡を寄越され、相変わらずの精力旺盛な先生の性豪ぶりを察するや背筋に悪寒を走らせながらも、大御所の先輩には逆らえぬ従順な私は、しかたなく支度に及び自転車を駆ってスナックHへと向かったのでありました。

大塚のホテルでご商売のご婦人の出前を取って、二発だか何発だか何だか…、私の関知するところではございませんが、一体どこまで生殖行為がお好きなのでしょうか、あの文字通りのクソオヤジと来た日には…。

網タイツの眩しいママと馴染みのホステスC姐さん相手に、焼酎ガボガボ呷りながら何を声高々に語り始めるかと思いきや…、

「最近ワシは、シッ○スナインに嵌まっとんねん!グワハハハッ!!」


……知るかッ、クソオヤジ!!
淫獣T先生のお相手に手間を取るのでしたら、真面目に年賀状を書いていた方がよっぽど賢明でありました。


さて、西暦2012年を迎えた元日も、世間のお屠蘇気分どこ吹く風で、こちとら原稿制作に精一杯で……

と、申したいところではありますが…、長年生きていれば幸薄いこの私にだって、たまには身分不相応なまでの幸せが訪れることもあります。

『おせち作ったから、おすそ分け!よかったら食べて~!』
との光栄この上ないお慈悲を賜わり、新年を迎え至福のひと時を味わった次第です。

え?
誰が私に手作りおせちを持って来てくださったかって?

うふふっ、それは…
ヒ・ミ・ツ…!!


何だよッ、もちろんヒゲ面の野郎なんかじゃないもんねっ!


そんな感涙に咽ぶかの有り難いお誘いを頂き、せめて元日くらいは日本人らしく過ごそうと、むさ苦しい拙宅に魅惑的なご婦人をお迎えして、睦まじく熱燗なんぞを啜りつつ、手作りおせちを頂いたのでありました。

特製おせち.jpg

何よ何よっ?何か文句ある?
たまには美女としっぽり過ごしたっていいじゃない!
これでも苦労の絶えない人生送ってきたんだから!


で…その後、どうしたかって?
ええ、そりゃあ私だって一人前の男性ですとも。
敢えてご報告するのも、野暮ってもんでありましょう。


何?そんなに聞きたい?
聞きたいの?

もう、アンタも不粋ねぇ…。


その夜は、嫌がる彼女を引き止めるや、座椅子に座らせ、私の秘蔵コレクション、“怖い番組収録DVD” を大画面テレビでテンコ盛りに夜通し見せて、本気で怖がり固まっている彼女の表情を時折眺めつつ、私はこたつでおせちやおでんを摘み熱燗をチビリチビリ…と、心尽くしの変態プレイでおもてなしをさせて頂きましたとも。

稲川淳二フリークならば夙に有名な「夜汽車での話」の貴重なドラマ版から、芸能人の体験した怪談番組と、我が選りすぐりの怪奇映像コレクションを次々と惜し気もなく再生。

「こんなの初めて…!もぉ~っ、絶対変態!!」
と怯えた表情で彼女から罵られ、私の興奮はピークに達したのでありました。

おでん.jpg

それだけよ、それだけ。


円熟の変態プレイですっかり本性を剥き出しにしてしまい、男の株を一気に下げた私ではありましたが、彼女に誘われるまま、翌日の夜は彼女のご友人たちとの新年の食事会に厚かましくも参加。

お寿司屋で、初対面のご夫婦にそのお子さまや、小学校の先生との青年たちと、清くお酒を酌み交わしたのであります。

遠慮というものを知らない無作法者の私は、それから更にそのご家族のお住まいにまでのこのこお邪魔して、ワインなどを馳走になったりと。

ワイン宴.jpg


例年でしたら、一人きりの自室で新年を迎え、スーパーのおせちをつつき孤独に酒を啜り、翌2日には銭湯の朝湯で身を清め、午後には老いた両親のいる千葉県の奥地に行って、のんべんだらりと過ごすのが私の恒例行事でしたが、このお正月は、何とも素敵な人達と優雅なひと時を過ごさせて頂きました。


で、原稿ね。
ちゃんと順調に進めております。
すっかり呑んだくれて、ワク線にインクを入れたままでストップ…だなんて怪しい事実は、この際隠しておいて、今日から入魂の執筆作業に勤しみます。

本年も、仕事に趣味にと、大いに邁進したいと存じております。
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