ちょっくら義太夫?
2010-09-16 18:43:38 (13 years ago)
怠け者の私にしてみれば…ではありますが、見事に仕事が重なり多忙に見舞われ、焦って原稿に取り組んでおります。
「彼の逞しい、太くて熱いものが私を貫いて…蕩けちゃうぅ~~」
…だかなんだか、太くて熱いのか酸っぱいのか辛いのか知らんが、そんな物騒なものを体内に挿入されたことのない私の知った事じゃないわいッ!
と半ば不貞腐れながらも、月々の家賃を納めて米と味噌を買う為に、全力で職務に全うしております。
コイツをこれからペン入れしろってか!?
忙しくなればなる程、体は遊びを求めてしまいまして、現在の仕事の担当編集者には胸を張って申すことは決してできませんが、昨日はコッソリと休業して、お道楽で池袋まで息抜きへと。
いえいえ、遊びったって、泡の国だのキャバクラだのではござんせんよ。
ベース背負って音楽スタジオへ、“旦那の義太夫”の如きバンドごっこをば少々…。
ブルース熟女ドラマーY子姐さんに、ハイテク変人ギタリストN氏,そして私との熟年組に、もう一人ギターは若人Nクンの4人でのブルースお遊戯で、ささやかな大人の嗜み。
しかしせっかく再始動した趣味でも、ひと月ぶりのスタジオともなると、生ドラムとアンプの大音量が体に入って来ず、指はモツレるわ残尿は漏れ出すわでガタガタ。
「どうした?定吉、そうかそうか、Aブルース、ツー・ファイブのラインがそんなに良かったか?」
「そんなんじゃないんです、そんなんじゃないんです…」
「だったらCブルースで見せた、1拍目にルートを外して3度とセブンスを多用した洒落た音使いに感動したんだな?」
「そんなんじゃないんです、そんなんじゃないんです…」
「それじゃあお前は何をそんなに泣いているんだ!?」
「あそこなんでございます旦那さま!」
「何?あそこは私がベースを弾いていた、ベースアンプの脇じゃないか!」
「はい…あそこはアタシの寝床なんでございます…」
…と、小僧さんの寝床で下手なベースを掻き鳴らし散らして、スタジオを出たら、昨夜は曇りの予報が小雨の夜。
4人中、私含め3人はデカい荷物を背負ってるので、雑多で窮屈なヤキトリ屋や立呑屋に寄って軽く一杯、ってな訳にはいかず、…ならばスンナリ清く帰るかってぇと、一杯呑らにゃ気が済まないんだなこれが!
皆が一様にアルコールを求め、肝心の演奏では息が合わず収拾がつかなかった癖にようやく心を一つにした我々は居酒屋へと歩を進め、ギター3本と共に入店しても邪魔にならぬ、個室完備の居酒屋で贅沢に落ち着いたのであります。
そうなりゃ私は例によって、生ビールに始まりサワーから冷酒と進み、憂さ晴らしに呑みまくって酩酊に及び、音楽談義と下ネタが絶妙に交差する高等な話術を披露し、揚げ句またしても次第に意識が混濁し、帰路は殊更ベースが重くてならないのでありました。
バンドごっこ活動だけなら、音楽スタジオ代くらい人数分で割れば実に安価に片付く道楽に違いありませんが、結局スタジオ代より何倍も高くつく、アフタースタジオの呑み代!
う~ん、これぞ大人の嗜み!
いや実際、この歳での渋い道楽は結構ではありますが、盃交わしゃ何かにつけて話題は、親の介護がどうしただの老眼だの四十九日だの五十肩だのEDだの、孤独死だの腐乱死体だの無縁仏だの…辛気臭いことこの上ない切実なキーワードが酒席に飛び交い、気が滅入る方面に向かってしまいがちです。
正に大人のエレガントな嗜みと、申せ…ないよなやっぱり…。
それにしても…昨今の私は特に、行動範疇が狭くて似たり寄ったりの話題ばかりで、いい加減退屈でござんしょう?全国津々浦々練馬区と板橋区を中心とした推定8人前後の当HP愛読者の皆様。
ひと仕事上げて編集さんに媚びて酒呑んで、落語聴きに行って一杯呑って、悪い先生にとっつかまって酒呑んで、オヤジバンド活動でまた酒呑んで…、って数パターンで酔っ払ったってばっかの話題じゃねーの!?
たまには、『ウチに帰ったら何かの間違いでAV女優の○塚○さんが裸エプロン姿でお茶漬けを用意して待っていまして、私は思わず我を忘れて……』なんてファンタスティックな出来事でも、ご報告できるものならそうしたいのですが、そんな奇跡は当然ながらこの荒廃した現代社会では起こり得ません。
こんなにも苦汁を舐めさせられ続けてばかりの幸と縁遠い私の人生なのですから、たまにはそんな奇特なご褒美があってもいいかと思うのですが、如何なものでありましょう。
『本日のティータイムには、美脚婦人の大腿部から足指間にかけてコンデンスミルクを塗って、優雅に舐めながらお紅茶とクッキーを頂きましたのよ』…なんて上流階級に相応しい話題で、今にきっと当HP日記を画像付きで飾ってやろうとの壮大な夢を、私は決して捨てません。
あすみちゃんが着替え一式とコンデンスミルク持参で拙宅に来訪しないとは、誰にも言い切れないでありましょう!
マジメに仕事進めれって?
はい。
「彼の逞しい、太くて熱いものが私を貫いて…蕩けちゃうぅ~~」
…だかなんだか、太くて熱いのか酸っぱいのか辛いのか知らんが、そんな物騒なものを体内に挿入されたことのない私の知った事じゃないわいッ!
と半ば不貞腐れながらも、月々の家賃を納めて米と味噌を買う為に、全力で職務に全うしております。
コイツをこれからペン入れしろってか!?
忙しくなればなる程、体は遊びを求めてしまいまして、現在の仕事の担当編集者には胸を張って申すことは決してできませんが、昨日はコッソリと休業して、お道楽で池袋まで息抜きへと。
いえいえ、遊びったって、泡の国だのキャバクラだのではござんせんよ。
ベース背負って音楽スタジオへ、“旦那の義太夫”の如きバンドごっこをば少々…。
ブルース熟女ドラマーY子姐さんに、ハイテク変人ギタリストN氏,そして私との熟年組に、もう一人ギターは若人Nクンの4人でのブルースお遊戯で、ささやかな大人の嗜み。
しかしせっかく再始動した趣味でも、ひと月ぶりのスタジオともなると、生ドラムとアンプの大音量が体に入って来ず、指はモツレるわ残尿は漏れ出すわでガタガタ。
「どうした?定吉、そうかそうか、Aブルース、ツー・ファイブのラインがそんなに良かったか?」
「そんなんじゃないんです、そんなんじゃないんです…」
「だったらCブルースで見せた、1拍目にルートを外して3度とセブンスを多用した洒落た音使いに感動したんだな?」
「そんなんじゃないんです、そんなんじゃないんです…」
「それじゃあお前は何をそんなに泣いているんだ!?」
「あそこなんでございます旦那さま!」
「何?あそこは私がベースを弾いていた、ベースアンプの脇じゃないか!」
「はい…あそこはアタシの寝床なんでございます…」
…と、小僧さんの寝床で下手なベースを掻き鳴らし散らして、スタジオを出たら、昨夜は曇りの予報が小雨の夜。
4人中、私含め3人はデカい荷物を背負ってるので、雑多で窮屈なヤキトリ屋や立呑屋に寄って軽く一杯、ってな訳にはいかず、…ならばスンナリ清く帰るかってぇと、一杯呑らにゃ気が済まないんだなこれが!
皆が一様にアルコールを求め、肝心の演奏では息が合わず収拾がつかなかった癖にようやく心を一つにした我々は居酒屋へと歩を進め、ギター3本と共に入店しても邪魔にならぬ、個室完備の居酒屋で贅沢に落ち着いたのであります。
そうなりゃ私は例によって、生ビールに始まりサワーから冷酒と進み、憂さ晴らしに呑みまくって酩酊に及び、音楽談義と下ネタが絶妙に交差する高等な話術を披露し、揚げ句またしても次第に意識が混濁し、帰路は殊更ベースが重くてならないのでありました。
バンドごっこ活動だけなら、音楽スタジオ代くらい人数分で割れば実に安価に片付く道楽に違いありませんが、結局スタジオ代より何倍も高くつく、アフタースタジオの呑み代!
う~ん、これぞ大人の嗜み!
いや実際、この歳での渋い道楽は結構ではありますが、盃交わしゃ何かにつけて話題は、親の介護がどうしただの老眼だの四十九日だの五十肩だのEDだの、孤独死だの腐乱死体だの無縁仏だの…辛気臭いことこの上ない切実なキーワードが酒席に飛び交い、気が滅入る方面に向かってしまいがちです。
正に大人のエレガントな嗜みと、申せ…ないよなやっぱり…。
それにしても…昨今の私は特に、行動範疇が狭くて似たり寄ったりの話題ばかりで、いい加減退屈でござんしょう?全国津々浦々練馬区と板橋区を中心とした推定8人前後の当HP愛読者の皆様。
ひと仕事上げて編集さんに媚びて酒呑んで、落語聴きに行って一杯呑って、悪い先生にとっつかまって酒呑んで、オヤジバンド活動でまた酒呑んで…、って数パターンで酔っ払ったってばっかの話題じゃねーの!?
たまには、『ウチに帰ったら何かの間違いでAV女優の○塚○さんが裸エプロン姿でお茶漬けを用意して待っていまして、私は思わず我を忘れて……』なんてファンタスティックな出来事でも、ご報告できるものならそうしたいのですが、そんな奇跡は当然ながらこの荒廃した現代社会では起こり得ません。
こんなにも苦汁を舐めさせられ続けてばかりの幸と縁遠い私の人生なのですから、たまにはそんな奇特なご褒美があってもいいかと思うのですが、如何なものでありましょう。
『本日のティータイムには、美脚婦人の大腿部から足指間にかけてコンデンスミルクを塗って、優雅に舐めながらお紅茶とクッキーを頂きましたのよ』…なんて上流階級に相応しい話題で、今にきっと当HP日記を画像付きで飾ってやろうとの壮大な夢を、私は決して捨てません。
あすみちゃんが着替え一式とコンデンスミルク持参で拙宅に来訪しないとは、誰にも言い切れないでありましょう!
マジメに仕事進めれって?
はい。