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気まぐれ日記::ウナギ慕情
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ウナギ慕情
鬱陶しい長雨の日々から一転して、急激に夏日和がやって来ました。

「暑気払いも兼ねて打ち合わせ時に鰻でも如何ですか」
との、私如きには勿体ない贅沢なお誘いを編集者G氏より賜り、いそいそと足を運びました。

鰻のお誘いと申しても、何もオッサン二人でどこぞの川に出向いて仕事の打ち合わせをしながらゴムのズボンを穿いて鰻釣りに興じようと言うのではございません。


鰻重.jpg


鰻と言ったら、何と言っても鰻重です。泣く子も黙る鰻重です。鰻重を前に泣いた子供を私は見たことはありません。
私のような無骨な貧民絵描きとは違って、バリバリ働く編集さんは結構食い道楽のイメージを私は持っていますが、G氏もまさに食を愉しみ追及するこだわり派。鰻の名店に予約を入れてくださいました。

瓶ビールで胃袋のご機嫌を伺ったら、我々日本人にはご馳走この上ない、鰻の蒲焼を頬張ります。
肝吸いも味わい、しみじみ極上の美味を堪能しました。
またこちらのお店は糠漬けも秀逸。甘いタレの蒲焼とよく合います。
二人揃って飯ひと粒、汁一滴たりとも残さず綺麗に平らげました。

落語「鰻の幇間」で、太鼓持ちの一八が連れて行かれた怪しい鰻屋の、「舌の上に三年寝かせたってトロケやしねぇやい、こんなコシの強い鰻!どこで獲ってきたんだ?天井裏這ってたんじゃねぇだろうなッ!?」
…なんてな鰻とは無論まるで違う絶品でありました。

今回は、鰻重が美味しかった!!…と、ただそれが言いたかっただけです。
あ~、また食べたい。二週間にいっぺんは食したい…ってところですが、生憎私のしがない人生ではそこまで手が届きません。


いやはや、友人衆と暢気に盃を酌み交わし、馬鹿話に花を咲かせることも儘ならぬ不穏な事態は、一体いつまで続くのやら…。
最後の力を振り絞って…と申しても決して大袈裟ではない人生の地点ではありますが、幸いにもあれこれとご依頼を頂戴して、細々ながらも多忙な日々で画業に勤しんでおります。
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