落語めし試食の乱
2016-08-13 12:25:21 (7 years ago)
おこがましくもLINEのスタンプ制作をこの役立たずの駄ブログにて発表しなければならなかったのは、実はスタンプを販売して頂く為の証拠物件提示なのでありました。
つまり、スタンプ用イラストの申請者と「蜜麻呂」なるヤサグレ絵師は紛れもなく同一人物なのだと、このHPでLINE屋さんの調査員に確認して頂かねば…ってんでね。
と、かなり厳しい審査条件をクリアしなければ承認されないのですから、LINEスタンプ販売までの道程は険しいのです。
ほんのちょっとのミスやデータ不完全から「リジェクトされました」ってLINEからの審査失格メールの連続で、地団駄踏んで泣かされた御仁も少なくないかと存じます。
今回のスタンプは、世界各国での販売はされるものの何故だかインドネシアのみ販売不可だとか。何らかの国民的文化の相違が、私の作風を咎めたのでありましょう。
それで、肝心の稼ぎは…?
私に来た「売り上げ分配額」報告のメール内容を、同様にスタンプ制作に興味を抱いた身の周りの同業諸氏に見せたところ、皆さん一気にやる気を失った様相です。
おそらく、今や何千種類!?と次々に出てるもんね、スタンプ。
分配額ったって、考えてみりゃそのほとんどは自分で買って夜関連のお姐さんにいい気になってプレゼントしてるんだから。自分の払った額の一部が戻ってるだけ。
そりゃね旦那、よっぽどじゃない限り、有象無象の身分じゃLINEスタンプで今更儲けなんて見込めやしませんてば。
まぁいいや。
相変わらずこれと言って何がどうなる夏でもございませんが、たまには華やかな宴席を愉しんだりはしております。
左側は早苗ちゃんと私。右側は元スナックぶんぶんのママに早苗ちゃんの母上,右端はKちゃんのフィアンセ
この夜はママを迎えて、親分Kちゃんの婚約発表記念の宴席でありました。
私も負けじと、ドサクサ紛れに早苗ちゃんのご両親を前に、酒の勢いを借りて早苗ちゃんに愛の意向を宣言してみたところ、ピタリと賑やかな会話が止まり瞬時に座が凍りついてしまいました。
仕方ありません。この恋は潔く撤退と結論づけた方が賢明でしょう。
髪結いの亭主のポジションで老後の安泰を秘かに目論んでおりましたが、やはり悲愴な孤独死が私には待ち受けているようです。
さて、来月に控えた、編集者S氏発案によるG氏と三者で企む落語イベント「落語めし」企画!
演者の笑福亭里光さんをお迎えしての試食会及び音響効果演習を、会場の「地下闘技場」にて昨晩行なったのであります。
闘技場リングにて、左より佐々木店長,笑福亭里光さん,私
(S氏撮影)
里光さんにお任せのトークショーから、噺は「青菜」,「寝床」,「時うどん」の三席。
それに、噺にまつわる料理とお酒も振舞われて、お値段何と1,800円!
どうです?お得なひと時でございましょう奥さまっ!
定番の絶品オムライスは別料金だけどね
落語好きならご存知「青菜」に登場する、柳蔭(やなぎかげ)なる風流な御酒。
これを闘技場佐々木店長による研究の成果での特別配合での試飲をば。
「うん、こりゃ上品で口当たりが良い」
「ほぉ、でもこっちのアルコールの強い方が料理には合うかな?」
なんてことをほざきつつ偉そうに吟味し判った振りをしてガボガボ呑っているうちに、すっかり酩酊に至り、あれよあれよと意識朦朧。
ホラね、だからせっかくのイベント用料理の写真も撮り忘れるわ、打ち合わせも何がどうしたやら記憶なし。
試食も何もあったものではありません。
これもなんか食べたの覚えてるけど、ほぼ覚えてない…けど美味かった
新宿から練馬の自宅までヘロヘロで、よく無事に生還できたものです。
お蔭で、久々に見事な二日酔い!
今日はダメ。ひたすら寝るのみです。
『酔い醒めの水 千両と 値が決まり』
…フラフラの頭にしみじみ染み渡ります。