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気まぐれ日記::嗚呼物欲に花うけて〈前編〉
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嗚呼物欲に花うけて〈前編〉
ブログで早苗ちゃんネタの妄想ホラ話を繰り返しての、遠回しで軟弱なる求愛は見苦しいから止めなさい…とのご意見を関係筋から賜りました。

それはご尤もかもしれませんが、ご心配には及びません。
彼女ご本人は当HPをご覧にはなっておりませんから。
そもそもこんな駄文をお読みになる程に、早苗ちゃんは私に興味をお持ちではございません。

当家のハムスターのさなえちゃんですら、私が慈しんで手を差し伸べると嫌悪感あからさまな態度で逃げて行くのです。



滅入るので話題を替えましょう。


机上ジーン.jpg


決してヘビースモーカーではなくも、愛煙家ではあると自認していた私が、時流に屈し長年の喫煙の嗜好を断ってから、思えばもう六年近くにもなります。

タバコを止めることは、恐らく愛煙家の方々何方とて、その気になれば誰しもできるでしょう。
ただ “止める” だけならば。

理屈ですが、一時止めるに留まらず、“止め続ける” ことが、不埒で自堕落なこの私にもできたのは、それは現代のこの嫌煙事情だからだったと言えましょう。

これ程までに喫煙者が居心地悪く、文字通り煙たがられる風潮ではなければ、私も禁煙を続けることはできなかったかと思います。

長年に渡る喫煙習慣を試しに急に断ってみた要因は、思い起こせば色々とありました。
その一つ。その頃深夜にテレビで放映が始まった「ゴルゴ13」のアニメでは、何と言っても、“細巻きシガー” がトレードマークだったデューク東郷が、非喫煙者になっていた!
それは私にとってなかなかに印象的でありました。

超一流のスナイパーであると同時に、超一流のビジネスマンでもある設定のキャラクターには、最早タバコの小道具は現代舞台では不自然どころかご法度必須項目だったのでありましょう。
それ以外は結構原作のシーンに忠実で、依頼者から受け取った標的の顔写真を一旦頭に入れたら、デュポンかダンヒルのライターを胸のポケットから取り出して写真を焼くのです、デュークさん。

ほぉ~、写真を焼くためにだけ、高級ライターを忍ばせているとは、さすがゴルゴ!
…なんて野暮なツッコミは不要として、当時は沸々と己の喫煙習慣を如実に苦々しく感じたのでありました。


ケーブルテレビ放映で、昔々の…自分が子供の頃に観ていた刑事ドラマ「俺たちの勲章」を感慨無量の心持ちで最近鑑賞しました。
少年当時、仮面ライダーの次に私に訪れたヒーロー像こそが、黒のレザージャケット&パンツに身を包んだ松田優作!
その後のコミカルタッチな「探偵物語」も好きですが、このドラマでの共演が縁で後にドカドカ子沢山夫婦になる中村雅俊と五十嵐淳子の出会う「俺勲」の不良刑事 中野祐二こそが、私には松田優作のベストスタイル!

黒レザー姿で松田優作がタバコを喫うシーンなんぞ、やはり惚れ惚れする程に今観てもカッコイイ!

(それにしても、刑事ドラマとしては幾ら何でも破茶滅茶過ぎる展開とストーリーだけどね…)

こんなんを子供の頃に見せられたら、そりゃタバコに憧れるわな。

しかし、それは現代とは風潮のまるで異なる過ぎ去った時代の話。
残念ながらもこの現代では、タバコを喫う姿に最早カッコよさは皆無で、痛ましくも私には映りますが、皆さんは如何お感じでしょう。


そう、晴れて今となっては、喫煙に関しては何の欲求も感じないクリーンな体…ではある私ですが…。

現代ではタバコと呼ばれる当たり前の紙巻き煙草、シガレット。
歴史は遡り その紙巻きタバコの原形だった、“パイプ” 喫煙に、捻くれ者の私は、喫煙習慣を遮断する前五年間程でしたか…嵌っておりました。

世の禁煙嫌煙の風潮どこ吹く風で、自棄糞気味に時代に逆行するかの如く愛煙家を気取り、まずは葉巻タバコ、それからパイプ喫煙と趣向を広げていたのです。

嵌ってしまったところは、パイプのテクニック。
お馴染みの紙巻きタバコは、つまりタバコと着火具さえあれば、それこそ中学生の小僧だって簡単に味わえる。
ところがパイプは…


ヌードとパイプ.jpg

長話になりそうです。
どうでもいい役立たずの戯言ではありますが、面倒臭くなったので、続きはまた後日。
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